いいタイミング

積極的には何でもかんでもと仕事を受注しにいかない日々が続いて3ヶ月目になった。

そろそろ仕事が恋しい。

誰かの役に立つって楽しかった。

そんなふうに思い出した頃に、久しぶりに案件のご相談が来た。
まだ受注するとは決まっていないが、突然背筋が伸びた思いがした。

もし、このお仕事を受けるとなったら、やはり唐突に時間がなくなっていくのである。

今、作品の構想を練っている。4本あったうち、2本にまでは絞れた。
さらにどうしようかな、映画とか小説を読もう、なんて呑気に考えていた。
映画や小説を読むのはいいのだが、この呑気がいけない。

時間は本当に、些細なきっかけであっという間になくなるのだ。

いつまでも仕事をしないで、仕事をもらうための活動ばかりし続けるわけにはいかない。私が目指している先にあるのは、やりたかったお仕事をいただき、さらに自分の創作もする日々だ。with子育て、ひょっとしたらこの先with介護状態で。

そう思ったら、昨日のご相談は、とてもいいタイミングでいただけたと思った。

自分の時間は限られている。

その中で、やると決めたことをやりぬくためには、どう過ごしたらいいか、呑気にしていないでちゃんと意識していかなくては、そう思わせてくれる、とてもいい思考の補給ポイントだったと思う。

不思議なことに世界はでいいことも悪いことも最終的には“いいタイミング”に集束されているようにできているのかもしれない。


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