見出し画像

はじめての自転車乗り方教室

自転車はみんな乗れるものと思われがちですが…そんなことはありません。「乗れない」と言うと99%驚かれます。子供のころに近所が坂道ばかりで練習せず不便を感じることもあまりなかったので、そのまま大人になりました。しかし、最近自転車に乗れるようになりたいと思うように。以下が主な理由です。

・旅に出るのが好きになって自転車の便利さと行動範囲の広さに気が付いたから。

・運転免許(自動車・バイク)を持っていないので、今年こそは何かしらの乗り物を運転できるようになりたいから。

・できないことの方が多いため少しでも自分に自信を持ちたいから。

自信をつけたいというのが一番の動機です。

大人も参加できる自転車乗り方教室を調べてみると何件かヒット。その中で、一番行きやすい「自転車産業振興協会」主催の教室に行ってきました。

皇居周辺のパレスサイクリングコースで行われ小学生以上から参加ができます。毎週日曜に10:00~15:00まで実施。受付は当日10:00~14:30までですが、混雑具合によっては早めに終了することも。嬉しいことに無料です。自転車は貸し出してもらえるので持参する必要はありません。専門の指導員が乗り方を教えてくれて、大人も大歓迎とのことです。

まずは青いテントの受付で名前を書いて、自分に合う大きさの自転車を選んでもらいます。この日は大人が多かったようで10名ほどいました。年齢は20代から50代くらい。朝から行列が出来ると聞いたので、お昼前くらい行けば入れ替わりのタイミングかと思ったのですが甘かったです。12時前に行って13時過ぎに小学生と一緒に練習がはじまりました。

まずはスタンドの使い方から。次に左ブレーキは後輪用、右ブレーキは前輪用で、基本は両方一緒に握るのだそうです。乗ったことがないので、初めての知識ばかりです。一通り自転車の機能を教えてもらったところですぐにスタート。5段階のステップ形式で練習していきます。

1 両方のペダルをはずして歩いたり地面を蹴ってみる。20秒ほど足をつかないようになるのが目標。

2 右のペダルをつけて足を乗せ、左足のみで蹴って前に進めるようになる。

3 右のペダルを上にあげたところから踏み込み、ペダルを漕いでブレーキで止まる感覚をつかむ。

4 両方のペダルをつけて、両足でペダルを漕げるようになる。

5 外の練習コーナーに移動して乗れるようになる。

転ぶのが怖くてガチガチに緊張し、蹴って進むのが一苦労。「肩に力がはいってバランスがとれていないから時間がかかるかも。」と言われよけいに焦りが。乗れるようになるのかと不安になるなか、あるスタッフさんが丁寧にコツを伝授してくれました。「体をそらさないで肘をまげたまま、自転車がいく方向に自然に身をゆだねるといいよ。」とのこと。やってみると段々と足を着かない時間が長くなり、力も抜けるように変化していきました。終了時間まで残り30分、スタッフさんもなんとか乗せてくれようと急いでペダルを装着。終わる直前、なんとか両足でペダルを漕げるようになりました。合計の練習は2時間ほど。まだ直進で短い距離しか乗っていませんが、今日ペダルを漕げるとは思っていなかったので夢のようでした。

継続しないと感覚を忘れてしまいそうなので、時間を見つけて通いたいと思います。レンタサイクルで旅先を満喫できるに、自転車に乗れると言えるように練習あるのみです。大人でも乗れない人はたくさんいます。楽しい自転車ライフをはじめられる様に、一緒にチャレンジしませんか?

自転車産業振興協会(皇居パレスサイクリングコース): http://www.jbpi.or.jp/palace_class.php


【おまけ】大人も参加できる自転車乗り方教室

日本サイクリング協会(神宮外苑サイクリングセンター): http://www.j-cycling.or.jp/

サイクルスポーツセンター(静岡県伊豆市): http://www.csc.or.jp/sports/lesson/index.html






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?