読書感想「師匠」

今回は立川流の作品を。 立川流は神推しの談慶師匠がいるが、最近出されておりませんのでせっかくならばよくテレビに出てらっしゃる志らく師匠の本を語らせていただきます。

さて志らく師匠。 私はそこまで気にはしておらず、あ、テレビよく出てるなぁこの志らく師匠。くらいの印象。 ただ過去の本の写真見ると結構もっさりした顔してたのに今地味目の顔されてらっしゃる師匠だな、くらいのイメージだった。 過去の話でよく出ていた築地に行くのやだー、みたいなエピソードの話。 あ、談志師匠はそういう解釈されていたのね、と改めて勉強になった。 そして安定の談志師匠の破天荒ぶりがすごかった(笑) 談慶師匠がそれだけかかったということは談志師匠とのやらかしエピソードを一門で書いたら一冊の超大作になるんじゃないかしら、なんて思った。 そして後半の今わの際となった家元と志らく師匠の話。 あれだけやらかしてたり滅茶苦茶されててもなんだかんだで師匠は家元のこと好きなんだな、ということが分かった。 そして今回初めて志らく師匠の話を聞いたが、なにげにやらかされてらっしゃったのだなぁ、といまさらながら知ってしまった。 と同時に改めて、人間これだけ褒められたらイエーイ何でもやっちゃおーと思わず、落ち着け調子乗るな、謙虚にやろう謙虚に、ということが人生大事なんだな、ということが分かった。(思えば私もエラぶって怒られる、なんていうことが多々あったので(笑) でもエラぶりたくなる、だって人間だもの。(それが業だもの、立川流で学んだことである。)) 後テレビ出演してたことの話も改めて語ってくれているのでいまさらながらテレビよりも遍歴を知ることができた作品であった。

志らく師匠、これからもさらなる活躍を期待しております。(談慶師匠に怒られそうなので適度に、テレビ出られたら応援したいな、と思っています。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?