よるとりです。まさか私が、人生の大半を二次創作にあてたこの私がこのイベントに行くことになるとは思いませんでした。

いや、もしあるとしたらコミティア200とか150で、竹箒とかの大型ゲストが出るときかな……とか思ってたんですけどね。メカ美少女で名高いCHOCO先生、FGOだと最近はメリュジーヌのキャラを担当されたCHOCO先生のFGO新刊と言われたら行くしかないじゃない……！

委託もあるだろうしなので急ぐ必要は全く無かったのですが、たまたまチケット買えてしまったFGOオーケストラコンサートと回せそうだったので行ってきました。

二日前に台風で一日中雨だったとは思えないくらい、過ごしやすい秋晴れで助かりました。過ごしやすいどころかむしろ陽射しがきつかった。
コミティア行ったことなかったんですが結構人いらっしゃるんですね……開場30分前についたんですけど夢の大橋の向こうまで歩かされるとは思わなかったので、大変驚いた。

もうね、最後に開催した冬コミから約2年ぶりにみた青海展示場にね、集まるオタクたち。

サークルPLUMさんのショッパーをぶら下げて列に並ぶオタクたち。

でかいバインダーをでかいバッグから出したりしまったりするオタクたち。

艦これの同人Tシャツで暑そうに汗を流してるオタクたち。

彼ら彼女らを見て懐かしくて泣きそうになっちゃいましたね。オタクを見てオタク泣き。最悪だから今すぐやめなさい。

誤解なきようにお伝えしますと、いわゆるコミケよりも女性参加者が多いように感じました。
雰囲気とか男女の割合は女性向け配置の多い二日目とかみたいだな。久々なのが嬉しくてつい一般参加者もぼんやり眺めてしまいました。

お目当てのCHOCO先生のサークル、チョコレートショップさんはブース移動して大行列でした。30分弱掛かったのかなぁ。

並んだ時にいわゆり最後尾札を手渡しリレーしたんですが、回ってるの見た時に「こ、これ持つのかぁ」と若干思ってしまいましたね。オタクがどうとか夏場冬場とか関係なく、やっぱりwithコロナ時代には則さないシステムだわこれ。

ほんとうに、たった２年でこれほどまでに価値観が変わると思わなかったな。私は汚部屋に住むかなり大雑把な人間なので、大雑把な人間ですらこのレベルだと普通～几帳面な人は大変だろう。

でも正直島中サークルがどこまで頑張れるものかなぁというのもあり、私も島中をうろついたときに見回した限りやはり対策はしてないひとが大半かな、という印象。欠席については、２月頃参加した春コミに比べるとかなり少なく（春コミは半分くらいサークル参加者が欠席してた）ワクチン摂取が進んできた影響なのかな？と感じました。実際どうかはわからない。

サークル参加者目線で考えたが、消毒だとか密な空間を作らないことにもコストとスタッフの手間が増えるし、コミティアに限らず、最大規模のコミケなんかは大きな課題だろう。でも正直値段据え置きでサクチケ減らしますは「え～っ」と思っちゃいましたね。なんか、減らしたまま元に戻らない可能性ありそうだし……たぶん私が準備会に対して負の信頼がありすぎるだけ。杞憂だといいんですけども。

コミティアの話に戻りますが、行ったことが無いのでこんなに活気のあるイベントだとは思わなくてびっくりしました。

カタログを見た限り創作百合がスペ数多いのかな？色々見て回りたかったんですが、久々に歩き回ったせいなのか足が痛いのとケツカッチンだったので結局一箇所しか買いませんでした。

しかし日本は本当に異常というか、アマチュアで絵が描ける人多すぎるでしょう。これだけの人が絵や漫画が描けて表現を出来て発表の場があって、果たして自分は何をする必要があるのだろう……なんてことを考えてしまいました。卑屈になる暇があったらデッサンでもやってろ（これは自戒）

ほぼほぼコロナ前と同じ感じでやれて楽しかったんですが、一点気になったこと。他意は無いのですが、スタッフの方がそこそこのご年齢の方が多いように感じて、ここにも継承や担い手の問題があるんだなと率直に思いました。大変そうだった。

コミケスタッフはある程度組織化しているのと、スタッフ参加にそれなりの旨味があるので割と実働部隊は若い子が多い印象あるんですよね（実態はどうかはちょっと存じ上げないのでこれは憶測です）でも結局大なり小なり、そのへんの危機があるのはコミケもコミティアも前川たんのイベントもそうなのだろう。

なんとなく10年後もちょっと前みたいな自由な場として同人誌即売会があると思ってたけど意外なところでそれが立ち行かなくなる問題が潜んでいるんだなと勝手に考えました。コミティアスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

また機会があったら覗いてみたいですね。次はしっかり足腰鍛えます。