昨年終わりに年のまとめ書いたとき、ほんとかなり怒り狂ってて、さすがにこんな文章は投稿するべきじゃないだろってところを削って削って書き直して少しマイルドになったかなあ、ってやってたら大みそかが終わっちゃったんだけど、年が明けてから世の中でいろいろ起きたので、その怒りモードが一気に沈静化しましたね。もうちょっと考えなきゃいかんな、という方に切り替わった。

　前回書いたことの続きで言うと、初詣は4日に行ってきたよ。で、初詣にこういうお願いしてやろうと思ってたこと、少し文言が変わった。

　要約すると、「自己礼賛のためにエネルギー使う者よりも思いやりが優勢になり、思いやりによって感性が育つ世の中であってほしいから、そのために力貸してください」という感じです。まあ、結局毎回神頼みしてるときに言ってることと変わんなかった。

　大晦日の怒りモードでだと「自分の力を上に見せるためだけに話盛るやつとか他人の権利を阻害していくようなやつ、何の役にも立たないどころか人の足引っ張ってだめにしちゃいけないものダメにする最たる存在だから、軒並み全部伐採してください。それで金銭を得るようなことをしてるやつはエネルギーが一切行かないように斬っちゃってください。」くらいの勢いだったんだけど、いろんな出来事が起きるのを見て、ちょっと変えた。

　全部伐採しちゃうと、なんか切っちゃいけないものも切っちゃうような気がするな→出すぎたとこだけ切ってもらって、人のためになってる部分は残さないといけない→

　上に立つものはそもそもいろんな方向性の力をうまく束ねて流れをつくるんだから、斬ることをメインにするより流れをコントロールする方が重要だろ。→

　世の中で未曽有の出来事が起きると、自分に出来ることはなんだろうってみんな考えて、襟を正すように自分の出来ることにそれぞれが向き合いだす力が強くなるから、それを新たなベースにすればそれでいいのではないか→

　と、考えていくと、なんだ、良い流れがないんじゃなくて既に出来てるじゃん、ってなったんですね。

　例えば、snsとかで言うと、なんかぎすぎすするなあっていうのは実際は平和なときに起きることのようにも思う。大変なときだと「そんな話今してる場合じゃない」ってモードに多くの人が入っていくから、ゼロにはならなくとも結果的に沈静化して見える方向にいくものだと思う。大変な物事が収まってるときですよね、身も蓋もない言い方だけど、しょーもない議論が全然消えないときって。

　あと、現時で「こういう見通し」と言えるほどの情報が集まっていないときね。だから、結論づけるような情報が集まってないと思われる時点なのに憶測であれこれ言って不安を煽っても「じゃあどうすればいいのか」にたどり着きにくくなるだけ。今も地震関連のことで世の中が言ってるでしょ? より多くの人を助けるためには限られたトラフィックをより助ける力が強いものに対して開けてくれ、その邪魔はしないようにと。それと同じだと思う。情報が錯綜することによって、解決にたどり着きにくくなるということと性質が同じだと思う。意味があることと思ってやったことが、誰かが重要なことを判断するということに対して邪魔になるということもあり得るから慎重になれということですよね。

　↑この件に関しては、空港の事故に対しても強く言われ始めているから、やはりこれはみんなが必要なことだと捉えていて、世の中がそちらの方向で動いている、ということだな、と個人的には見ています。

　そうそう、空港の事故関連の記事とか見ててちょっと気になったんだけど、ペットを機内に持って入るべきか論みたいなのが今話題になってたけど、それ見て思ったのが「現状のルールだと、機内に持って入れても緊急時に隣に置いたペットのケージを持ち出せるわけではない、よね???」ということ。(先に書きますと、現時でそのサービスを始めている会社は既にありました。そのことは後述します。)

　飛行機に乗ると、「緊急時にどうする」っていうのを説明されますけど、そこで「脱出用のシューターを傷つける恐れがあるので、手荷物は持たないで」って言ってますよね。

　手元に置いてるものも持たないで、と言われている状況下でペットがいたとしても持って出られない、ということだと思うのです、現状で。

　2024年1月5日現在の情報ですが、ペットと一緒に搭乗できるというサービスを行っているらしい、スターフライヤーのページ。
(これは2024年1月5日の情報なので、サービス自体が変わったりなくなったりすることもあるかもしれませんので、くれぐれもご自身でご確認ください。)

　上記のページを読みますと、「機内で隣の席に固定することはできるが、緊急時には機内に置いていかなくてはいけない」と明記してますね。

　…この話題一連の流れ見て思ったんだけど、おそらくなんだけど、現実的にペットを搭乗させたいと思って検索などしている方はこの情報を既にわかってる方は実は多くいらっしゃるんじゃないかな? と。リアルにそこを検討する必要のない自分が軽く検索してもすぐ出てきた情報なので、検討する必要があった方ならわりとすぐたどり着けてる情報のような気がしていて。

　だから、その論争をヒートアップさせてる方は、「すでにそのサービスあります、これから拡充予定です。」ということと「だけど緊急時はどうにもできません」ということを知らない可能性がある。緊急時にどうにもできないのが現状、だと踏まえていると論点が変わってくるような気がするんです。

　なんか、いろんな論争って、本当に必要な人達が巻き起こしているっていうより、現実的に検討が必要じゃない人が先に調べることを調べないであれこれ言ってるような気質が強くないですか??? と見えてくるんですよね。サービスあることを知ってる人は知ってるだろうからね。

　順番的には、「安全確保のために両手を開けて脱出してね」ってところを「安全的に問題がないから手に物を持ってても大丈夫」ってかたちにならないと解禁にはならないと思うんですよね。手がふさがってるとシューターを降りてから怪我する確率が高いとか聞かない? 荷物が他の人にぶつかってもシューターを傷つけても誰かの命が危うくなってしまうわけだから、安全上問題ないと言えるレベルに他のことが上がらないうちは解禁が難しいから、他の安全度が上がることをひとつひとつ待つ方が叶うのは早いかな。

　両手が塞がっていても安全が担保されるような脱出装置が開発される、とか、素材が進化して簡単に傷がつかないシューターが開発されるとか。そっちに働きかける方が結果早いような。物事には順番がありますからね。

　なにか大事な情報を見落として勝手に持論を続けてるだけだったら申し訳ない。だけど、個人レベルで調べたり思い出したりしても、なんかその論争みたいなのが、現実的に考える立場にある人と別のところで起きてるように見えてて。現実的に考えるならば役に立つ情報いろいろ世の中にありますからまず見てみると良いですよ、というのは言いたい。ほんとは現実的に考えてないくらいの人の勢いで物事が決まっても結局誰の役に立つのかわかんないものになるやん、としか言いようがないので。そういうの過去にいっぱいあったでしょ。

　こういうの、メディアも記事にするんなら「そういうサービス現行でありますけど」くらい書いといてよと思うけど、「大事な情報は自分で見て確認しようね、他人のそれっぽい話にそんなに真剣にのっかってあげなくてもいいよ」ということと捉えておくといいのかな。

　なんかほんと、自分で確認するってことの重要性を暗にたくさん言われてる感じがするようなことが多い。

　あ、でも、神頼み的には「ものを伝える仕事をしている人であやふやな情報しか提供できないミスリードでお金もらうような人は軒並み斬ってください」は残しておこうと思います。やんわりいうと、伝えるべき情報をきちんと伝達できるような素養のある人にその仕事を譲れ、ということなんですけど。

　それが出来てない人の方が出来てないことを埋めるために背伸びしたり他者を威嚇してみたり自分が上だと見せつけようとすることでかえって脆弱性を露呈する場面はいっぱい見ました。私が年末怒り狂ってたのはまさにそういうことです。そういうことで収入を得る人もいるので、そこには収入を発生させなくてよくない?と思ってる。始末におえないなと思うのは、実力がないのに背伸びしている状態を、実力があると勘違いしている者も少なくないから厄介だということです。実力がないと本能レベルでは気づいてそうな人は、人をおさえつける方に出たりするしね、協力して世の中をよくするような仕事の人がそれやってちゃどーしょーもない。まあ、自分も斬れ斬れ言ってる時点でどこかでおんなじになっちゃうといけないから、定期的に自分の方向性を見直して、ちゃんとベクトルは自分に向けてかないといけないね。

　出来ることを最大限やるのが本筋で、出来ないことを出来たように見せるのはよろしくないという話で、その仕事をする才能がないってわけじゃないんだけど。大きくみせようとして人の可能性つぶしていくタイプの人は人としてレベルが高いわけじゃないから、そこは見てます。いざというとき絶対信頼しないんで。そういうことする人は「みんなに渡してね」と言われて託されたものを自分のために全部使うような奴だと思ってるから。実際そうだったし。

　ちょっと怒りモードが戻ってきちゃったからこのへんでー。なんでもいいから、ちょっと人が楽しくなったらいいなと思うことを小さいことでもやってみるのがいいかな。これ、なんとかしたいなーと前から思ってたようなものを整理してより良い形にしてみるとか、個人でもそういうことをやっていると流れがよくなりそうだよ。