FIFA(FC)シリーズにおける能力の解説

自分用に整理。旧作のピッチノートにのみ書かれてた重要そうな情報や、かつてTwitter(現X)で見た情報も纏めました。
FC24も同様になっているかはわかりませんが、大した変化はしてないでしょう。EAですし。なにせEAですし。

※3/26 ボディタイプと加速タイプについて追記


ペース関連

加速
最高速まで到達する速さ。

スプリント速度
ダッシュ時の最高速度。
高いとストッピングやジョッキーへの移行に時間がかかる。

シュート関連

決定力
ゴールの中心から16.5m(ペナルティエリアの縦幅と同じ)までの範囲でのシュート精度。
16.5mから19.8mでは、半分の値が精度に参照される。
つまり、ペナルティエリア内でも隅の方だとロングシュートの値も必要になる。
ヘディングシュートの場合は参照しない。

FK精度
FKの精度。低いとパワーを上げた時にボールの軌道にバラつきが出る。
以下、FIFA23ピッチノートより抜粋。
『フリーキックの精度 - フリーキックの最大精度が決まります。スピードを損なうことなく、より自在にコントロールできるようになります。フリーキック精度の能力が高い選手は、パワーが高くても精度にあまり影響が及ばないシュートが打てます。』

ヘディング精度
ヘディング関連の精度。ヘディングシュートの場合は決定力ではなくこちらが参照される。
数値が低いとそもそもヘディングできない(空振りする)場合もある?
ヘディングクリアする際の効率と質にも影響する。
以下、FIFA23ピッチノートより抜粋。
『ボールクリアで次の能力が使用されるようになります。守備意識、ロングパス、ヘディングの精度です。クリアを行うのが足か頭かによって使用する能力は変化します。これらの能力はボールクリアの効率と質を決定します。』

シュート力
シュートの強さ。キック力と言い換えた方が分かりやすいか。
PKの際、シュートがゴールサイドのどこまで届くかにも影響する。

ロングシュート
ゴールの中心から16.5m(ペナルティエリアの縦幅と同じ)以上の距離でのシュートの際、ロングシュートの値が半分参照される。
19.8m以上の距離の場合、こちらの値が精度となる。
よって、ペナルティエリア内でも隅の方だとロングシュートの値も必要になる。

ボレー
ボレーシュートの際の精度。
通常のボレーは当然ながら、2回押しの浮かせるパスからのシュートなどもボレー扱いになるため、こちらが参照される。

PK
PKの際のシュート精度に関わる。

逆足
利き足ではない足の精度。
その昔Twitter(現X)で、解析したら星一つにつき20%扱いで、☆5で80%、☆4で60%、☆3で40%、☆2で20%、☆1は0%扱いと言う話は出たが真偽は不明。
個人的には+10%づつすればしっくりくる。さすがに☆1だからって0はないだろうし。

パス関連

視野
パスの奥行きの精度。空間把握能力とでも言えば良いか。低いとパスが長くなったり短くなったり安定しない。
特にスルーパスへの影響が大きい。
以下、FIFA22ピッチノートより抜粋。
『・スルーパスとロブスルーパスの質の大部分が視野によって決まるようになり、ショートパスとロングパスの能力による影響が小さくなります。
・セミアシストスルーパス:コンペティティブ設定の一環として、セミアシストスルーパスの効果が昨シーズンのものから変更になります。近くて簡単なパスではアシストが効くようになり、遠くて難しいパスではアシストが減ります。遠くを狙った難しいパスでは、正確な方向とパワーの入力が必要となります。
・視野によるアシスト:85から99にかけて、選手の視野が広いほどアシストが大きくなります。
・パスを出した瞬間の選手のスピードに応じてパスの難易度が変化します。スピードが速いほど、パスが難しくなります。』

クロス
クロスの精度。数値を上げるとクロスボールのスピードも上昇する模様。
CKやFKの際のバラつきも減少する。以下のピッチノートの抜粋を見た感じ、CKにFK精度は影響しなさそう?
以下、FIFA23ピッチノート抜粋
『コーナーキックとフリーキックのロブパスの最高到達点の高さを決定し、スピードを損なうことなくコントロールを高められます。クロスの能力が高い選手は、精度にあまり影響を及ぼさずにパワーの高いロブを行えます。』

ショートパス
ショートパスの精度。
以下、FIFA22ピッチノートより抜粋。
『・グラウンダーパスとロブパスの質の大部分は、ショートパスとロングパスの能力によって決まります。
・パスを出した瞬間の選手のスピードに応じてパスの難易度が変化します。スピードが速いほど、パスが難しくなります。』

ロングパス
ロングパスの精度。
足でクリアする際の効率と質にも影響する。
以下、FIFA22ピッチノートより抜粋。
『・グラウンダーパスとロブパスの質の大部分は、ショートパスとロングパスの能力によって決まります。
・パスを出した瞬間の選手のスピードに応じてパスの難易度が変化します。スピードが速いほど、パスが難しくなります。』
以下、FIFA23ピッチノートより抜粋。
『ボールクリアで次の能力が使用されるようになります。守備意識、ロングパス、ヘディングの精度です。クリアを行うのが足か頭かによって使用する能力は変化します。これらの能力はボールクリアの効率と質を決定します。』

カーブ
ボールにカーブをかける能力。

ドリブル関連

敏捷性
左右への移動の速さ。切り返しの重さと言い換えても良いか?
81以上あるとフレアムーブの際のミスが少なくなる。
以下、FIFA22ピッチノートより抜粋。
『減速のコントロール:能力が高い選手は、ドリブルやトラップに切り替わる際に減速を素早く行えます。敏捷性、コントロール、ドリブルの能力がそれぞれ80以上の選手のみ、減速のコントロールを行えます。』

バランス
無理な体勢でも正確にプレーできるかどうか。
選手の動かしやすさにも関わる。

攻撃ポジション
自分が操作していない時のポジショニングの質が向上する。

コントロール
ボールコントロールの上手さ。高いと素早くドリブルへ移行できる。
以下、FIFA22ピッチノートより抜粋。
『減速のコントロール:能力が高い選手は、ドリブルやトラップに切り替わる際に減速を素早く行えます。敏捷性、コントロール、ドリブルの能力がそれぞれ80以上の選手のみ、減速のコントロールを行えます。』

ドリブル
ドリブル時のボールタッチの細かさ。
以下、FIFA22ピッチノートより抜粋。
『減速のコントロール:能力が高い選手は、ドリブルやトラップに切り替わる際に減速を素早く行えます。敏捷性、コントロール、ドリブルの能力がそれぞれ80以上の選手のみ、減速のコントロールを行えます。』

スキルムーブ
スターレベルに応じてできるスキルムーブが決まる。
また、同じスキルムーブでもスターレベルで動きに違いが出るものもある。
基本的にレベルが高い方が硬直が短くなるので、高いに越したことはない

ディフェンス関連

インターセプト
インターセプトの上手さ。

守備意識
かつては「マーク」と言う名だった。今でも恐らく相手のマークの上手さはこの値を参照していると思われる。
スプリントジョッキー中の速度に影響し、その際はスプリント速度の能力を参照しない。
数値を上げれば上げるほどジョッキー関連の速度が上昇する。
クリアする際の効率と質にも影響する。
以下、FIFA23ピッチノートより抜粋。
『守備意識能力は、ジョッキーの次の要素に影響します。
・スプリントジョッキー中の最高速度。
・スプリント速度の能力はジョッキー速度に影響しません。
・ジョッキーとスプリントジョッキーの間の移行速度。
・ジョッキーからスプリントに入った際に、スピードと加速がどれだけ維持されるか。
・加速能力と同様に、ジョッキー中の加速。守備意識の能力が高いほど、上記のジョッキーの動きが速くなります。
・ボールクリアで次の能力が使用されるようになります。守備意識、ロングパス、ヘディングの精度です。クリアを行うのが足か頭かによって使用する能力は変化します。これらの能力はボールクリアの効率と質を決定します。』
以下はFIFA22のピッチノートより抜粋。
『守備意識が60から99にかけて上がるにつれ、スピードも速くなります。60未満の選手のスプリントジョッキーは最小スピードとなります。』

タックル
タックルの上手さ。

スライディング
スライディングの上手さ。

フィジカル関連

ジャンプ
読んでそのままジャンプ力。

スタミナ
高いとダッシュできる時間が長くなる。
減少するにつれ、「加速」「敏捷性」「ジャンプ」「フィジカル」「リアクション」「守備意識」「怪我のしやすさ」が下がる。

フィジカル
選手の体の強さ。競り合い等様々な状況に影響する。
以下、FC24ピッチノートより抜粋。
『シールドシステムでは能力がもたらす影響が大きくなり続けており、最も大きな影響を及ぼすのがフィジカルです。』
以下、FIFA22ピッチノートより抜粋。 
『・シールド中の冷静なボールコントロール: コントロール60以上、フィジカル70以上。能力が高いほど安定していき、先に述べた能力値の平均92が最大値となります。
・空中のボールに対するコンテクスチュアルシールディング:競り合い中、特定のアクションを必要とすることなく(左スティックの入力を除く)、フィジカルの強い選手がボールをシールドします。フィジカル85以上、もしくは相手のフィジカルが5小さい場合は75以上の選手が状況に応じたシールドを行えます。
・フィジカルが強く屈強な選手は適切な状況でタックルを試みた際に、ショルダーチャレンジと封じ込めを行いやすくなります。』

リアクション
ルーズボールとなった際の反応の速さと言われているが、公式からの言及がないため詳細は不明。
以下、Ester氏のXより抜粋
『体の動きの反応速度だけでなく、その選手の全ての次の動きへの切替速度にも影響を与えていると言われています。』

積極性
競り合いに恐れず行くかどうか。

スキルポイントで変更できないもの

冷静さ
プレッシャーを掛けられた際のプレー精度に関わる。
高い場合、相手に寄せられても正確なプレーができるが、低いと精度が落ちる。
具体的にどの程度の距離で変わるかは明示されていないので不明。
PKのカーソルの速さや、タイミングフィニッシュの緑枠の長さにも関わる。
能力的にはドリブル扱い。(UT等による)

ボディタイプ

体重が
55~69kgまでリーン(細い)
70~90kgまでノーマル(普通)
91~115kgまでストッキー(太い)
になります。
68kgと69kgは能力が変わるポイントなので、69~79kgの能力は体系をリーンとノーマルで使い分けることができますが、90kgと91kgはちょうど能力が変わるポイントのため、ノーマルとストッキーは同能力で使い分けることができません。ちょっと残念ですね。

加速タイプ

身長、敏捷性、フィジカルの値によって以下のように変化します。

各タイプによる違いは以下FC24ピッチノートより抜粋。
ベースの加速タイプに関する簡単なおさらい:

  • 控えめ: EA SPORTS FC™ 24のほとんどの選手は、このベーシックなコントロールタイプです。バランス重視で、加速時の操作性が高くなっています。

  • 爆発的: より短い距離で敏捷性を活かす選手のタイプです。一瞬で加速できる一方、その後はスピードが落ちていきます。

  • 長い: 身長が高く強い選手のタイプで、走り始めは遅いが、距離が長くなるとスピードに乗ります。

EA SPORTS FC™ 24では、より多くの選手のムーブメントスタイルを表現する4つの新しい加速アーキタイプが登場します。

  • やや爆発的 - 爆発的50%、控えめ50%

  • かなり爆発的 - 爆発的70%、控えめ30%

  • やや長い - 長い50%、控えめ50%

  • かなり長い - 長い70%、控えめ30%

どの程度変化するかは公式のYoutubeに動画が上がっています。

映像の感覚ですが、25m、ピッチの4分の1程度の距離で差はなくなり、そこからは長い方が早くなるようです。
私は主にプロクラブをやるのですが、プロクラブで25m以上の裏抜けをすることってそうそうないので、少しでも初速が早くなるように爆発的寄りにしたいところなのですが、プロクラブは高身長のメリットが多く、そうなると必然的に爆発的にはできないので、少しでも控え目に寄るようにポイントを振りたいところですね。

こうして整理してみると思うのが、能力値80、85と言う数値は一つの目安なのかな、と感じます。
5刻みで影響があるなんて噂も過去にはありましたが、当たっているかも?

今後も情報があれば追記します。


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