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空について

今日も一日お疲れ様でした。

お日様の光は、地球に届くまでに8分かかっているそうです。

月の光は、太陽の反射というお話は
先日致しましたけれども、
地球に届くまでに1.3秒です。

つまり、今、私達が確認している
太陽も月も既に過去のものということです。

過去のものを見て、
ああ、太陽だな、月だな、と認識しています。

そして認識しているけれども、
それも確認した時点で過去になっていきます。

これは、
私達が分かっている、と思っているもの
(時間や、その他の認識しているもの)は
影や空間のように
実は実体を掴んでいるようで、掴んでいない、というわかりやすい例です。

少し難しいでしょうか。

わかりやすく説明すると
「空」とは、ドーナツの穴。

あるけど、ない。
ないけど、ある。

五蘊はすべて「空」ということになります。

目・耳・鼻・舌・肌で認識しているものは、
間違いのないものである、と思うことで
囚われてしまい、苦しみがうまれます。

そして私達は混乱をし始める、ということになります。

太陽の光は8分前のものです。

分かってはおりますが
それでも、美しいものは美しいですね。

どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしください。
😊

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