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MIDIの波形をオシロで見る

概要

  • 先に作成したケーブルにより、手軽にMIDIの信号をブレッドボードに持ち込めるようになったので

  • 信号を6,000円程度のオシロスコープで確認してみる

    • (昔は3,000円くらいで買えたので、くやしい)

  • MIDIは、31.25kHzで周波数が低いので、安いオシロスコープでも波形を見ることができる

メモ:2023/2月ごろの実験

配線

本来の使い方と違うので、実験される方は自己責任でお願いします
(最悪、壊れる可能性あり)

  • MIDIはカレントループなので、MIDI OUTの4番と5番ピンの電位差を調べるだけでよかったのだが、

  • 4番と5番の間に、1kΩの抵抗とLEDを接続して回路を作る

  • MIDIの信号とともに、LEDが点滅することも確認することにした

結果

10010000(0x90), 00111100(0x3C), 01100100(0x64)
  • 中央のド、Velocity100のMIDI信号を送信したときの波形

  • 波形の保存機能がないので、写真を撮って確認

  • グリッドの1つの四角が100us

  • MIDIは、おおよそ32usで1bitのデータを表すので、グリッドに対して、1/3くらいになるはず

  • スタートビット0とストップビット1

  • LSBファーストなので、1バイトのデータの中で、下位ビットの方が先にくる

  • 0がHigh、1がLowとして、数字を並べて、16進数に変換

    • 10010000(0x90), 00111100(0x3C), 01100100(0x64)

  • 90 3C 64でノートオンのメッセージが確認できた(おそらく)

MIDIのBaudrateの仕様

この規格では、インターフェースとして転送速度31.25K bit/sec(±1%)の非同期方式シリアル転送を用いる。転送はスタート·ビット、ビット0~7の8個のデータ·ビット、ストップ·ビットの順序に、計10ビットで行われ、1バイトを転送するためには320μs要する。ここで、スタートビットは論理"0"、ストップビットは論理"1"とする。

https://amei.or.jp/midistandardcommittee/MIDI1.0.pdf

感想

  • このオシロスコープでの解析は、操作方法を含めて、かなり厳しい

  • このオシロスコープは、電圧計では確認できない、波形をなんとなく確認する程度の用途に使うのがよさそうだ

  • 正直、購入したことを、ちょっと後悔しているが、それを含めて勉強か


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