NDGSD2018

専門学校日本デザイナー学院九州校 ソーシャルデザイン科の2018年度メンバーによるno…

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専門学校日本デザイナー学院九州校 ソーシャルデザイン科の2018年度メンバーによるnoteです。ソーシャルデザインについての学びの記録であり、ソーシャルデザインを考える思考の場でもあります。

最近の記事

FLUID ART WORKSHOP 08/26/2019

2019.08.26 Monday / "Fluid art workshop" in Hita 大分県日田市の社会福祉法人すぎのこ村ひばり〜ヒルズで開催したワークショップの記録です。 Theme ” initial ” このアート作品は参加者32名の名前のイニシャルとそれぞれの選んだ色によって完成している。 The artwork was completed with initials of 32 participants and their chosen colo

    • Fluid art in HITA 2019.04.04

      先日、ソーシャルデザイン科として初めてPISHATTOの企画運営を行いました。 企画が進行するにつれ、ソーシャルデザインという考え方が広まっていくのを感じながら、講座の一参加者として刺激を受け、自分も何かやってみたい。始めるなら地元がいいな…などと考えていました。 動き出さないと何も始まらない  春休みに入って地元に帰り、自ら動き出さねばと、まずは福祉施設でのワークショップを思いつきました。 子供の頃からボランティアなどを通じて、福祉施設の運営の難しさや、障がい者を

      • PISHATTOしました!

        最近更新止まっていましたね、お久しぶりです!更新します!! PISHATTOを開催しました!!昨日、19回目のPISHATTOを開催しました!初めての学生主体のPISHATTOだったので、無事に終われて本当にホッとしています。 そもそもPISHATTOとは?「PISHATTO」と聞いてピンとこない人もいると思います。PISHATTOとは私たちの学校、日本デザイナー学院九州校が行ってきたイベントの名前です。今まで18回ほど行われているPISHATTOですが、ここ1年間全く開

        • 181208_木を守り、木を活かす。(ウッドデザイン賞)

          自然が豊かと言われる日本。 国土の70%以上が山林で緑に溢れ、山林の持つ保水機能から川の水も豊か。 元来、里山と呼ばれる多種多様な雑木の集まりであり、生態系も豊か。 その里山はある時期、一斉に杉や檜を中心とするほぼ単一種の針葉樹植林に変わっていきました。「宝の山」と呼ばれ、建材を中心とする木材利用需要に応えるためでした。 一斉植林によって、植生が変わり、生態系が変わり、保水機能が失われ、花粉症が大きな社会問題となり、宝になるまでに何十年もの時間と手間もかかる山林は、手入れが

        FLUID ART WORKSHOP 08/26/2019

          新学期の始まり

          駅前のイルミネーションが綺麗でした! 今年も残すところあと1ヶ月ですね。なんだか、まだまだ入学したての気分です。 寒いのが得意ではないので、毎日ヒートテックやコートに頼りっぱなしの日々を送っています。 一週間ほどの秋休みを経て、新学期がスタートしました! さて、振り返れば前学期も色々な取り組みをしてきました。 公園でアンケートを取ったり、まとめてレポートを書いたり、質問をまとめてメールで送ったり……。とにかく「公園」という学習内容に没頭した学期だったと思います。

          新学期の始まり

          コミュニティパーク事業とは…

          これまで私達は、授業の一環として公園利用者アンケートを行ってきました。 今回は、その結果を踏まえて公園の管理者の方の声を聞き、気になった点をまとめました。 【公園係について】 博多区管内の東平尾公園などの大規模な公園を除いた、227公園(約60ha)は博多区役所の公園係が管理している。現在、公園の管理全般は公園係が行なっているそうです。227の公園の対応をしており、各公園の禁止事項などのルールは市が整備する場合に統一されたものでした。 【公園の維持管理作業】 公園の維

          コミュニティパーク事業とは…

          181110_映画「ジェイン・ジェイコブズ ーNY都市計画革命ー」 とソーシャルアクション、ソーシャルデザイン

          1960年代のアメリカ、ニューヨーク(以下、NY)では、環境問題、女性の権利、黒人人権などなど、すでにたくさんのソーシャルな活動が展開されていました。中でも、まちづくり分野で成果を上げていたのがジェイン・ジェイコブズさん。彼女の活動の軌跡を描いたドキュメンタリー映画「ジェイン・ジェイコブズ ーNY都市計画革命ー」が福岡でも上映され流ということで、併催されるトークイベントと合わせて、拝聴してきました。 http://janejacobs-movie.com/ 当時、開発著し

          181110_映画「ジェイン・ジェイコブズ ーNY都市計画革命ー」 とソーシャルアクション、ソーシャルデザイン

          校外授業!!

          こんにちは!久々の校外授業がとても楽しかったのでそれを書こうと思います。ちょくちょく外に出ていましたが、交通機関を使ってまでの移動は初めてだったので、わくわくしました! 先生が関わっているという繋がりで、KOUGEI EXPOに行ってきました! まず初めに向かったのは大川家具のブースです。白く明るいブース内には沢山の家具が置かれていました! 特に目を惹かれたのはこの重窓(かさねまど)です!一見壁のようなのですが、引き出すことで外の光が室内に入ってくる仕組みです。思

          校外授業!!

          ソーシャルデザインを学ぶ無料公開講座PISHATTO vol.19

          専門学校日本デザイナー学院では、 2016年4月からソーシャルデザインを考える無料公開講座『pishatto』を開催しており、2017年3月までの全15回+3回の特別講座が行われました。 今年度は新設されたソーシャルデザイン科の学生が授業の一環として主に企画をすることになりました! 企画をすると言っても私達まだ経験の浅い一年生なので、先輩や先生方にアドバイスをしていただきながら作業を進めていこうと思います。 講師の先生についてはまだ検討中です。その他概要についてもまだ途中

          ソーシャルデザインを学ぶ無料公開講座PISHATTO vol.19

          181027_席替え(あみだ)システム

          一学期、ソーシャルデザイン学科の一期生2名入学から始まった講座は、次第に他学科や他学年の学生さんたちも参加してくれて、今では7名となっています。 二学期に入る前に、一学期の反省をフィードバックしつつ、授業運営の方法を考えた。たどり着いたのがタイトルのこれ。 席替え(あみだ)システム。 席が固定されると、発言の方向性もなんとなく固定される。 発言の質も量も、どこか偏りが生まれて、なんとなく多様性が損なわれる。 そんな印象があったので、毎時間席替えをして、 環境を固定しな

          181027_席替え(あみだ)システム

          アンケートの結果についての考え

          まず、「公園を利用しますか?」という質問は街頭、オンライン含め『いいえ』の方が圧倒的に多かったです。 にもかかわらず、「公園は必要だと思いますか?」という質問に『いいえ』と答えた人はたったの1人でした。 何故、必要としている公園を利用しないのでしょうか? 私はこのことについて考えようと思いました。 普段利用しない人に聞いた「何故本日は利用しているのですか?」という質問の回答でも「通り道」「休憩」が上位に入り、長時間滞在するような回答はほぼありません。 通り道なら公園が跡

          アンケートの結果についての考え

          マナーある公園利用を❕公園利用者アンケートの結果と感想

          9月14日、9月21日に公園利用についての街頭アンケートを実施しました! 今回は、その街頭アンケートと、日本デザイナー学院の生徒用に作成した公園利用についてのアンケート結果についてです。 街頭アンケートの結果 ※気になったグラフを取り上げます。 3つのグラフを比べると、様々な年齢層が利用しており、ほぼ100%の人が公園を必要と感じているにもかかわらず、実際に利用している人は少ないという事がわかりました。 次は、NDGの生徒に実施したオンラインアンケートの結果です。

          マナーある公園利用を❕公園利用者アンケートの結果と感想

          180928_9.24第8回はこらくご

          縁あって主催している落語会「はこらくご」。 9月24日、無事に第8回目を開催しました。 きっかけは、地元のまちづくり(=自分たちで(勝手に)まちを楽しむ)活動から。箱崎宮の放生会に合わせて企画するまちなかイベント、「ハコフェス」のコンテンツのひとつで、なおかつ、九州大学箱崎キャンパスの横にあった学生集会所「三畏閣」(今年初めに解体済み)のことを知ってもらうため、5年前から始めた企画でした。(「三畏閣」は、福岡には珍しい文化価値の高い本格的な茶室を備えた公共的な木造2階建ての

          180928_9.24第8回はこらくご

          公園についてのアンケート

          こんにちは! 夏も終わりかけで風も涼しくなってきましたね。急な温度変化等により、ソーシャルデザイン科の1年生は2人とも喉を痛めていました。皆様も体調にはお気をつけください。 ** **さて、この間の授業では「公園についてのアンケート」を実施しました! 近くの公園まで行き、実際に利用している人に作成したアンケートを答えていただきました。天気もそこまで良くはなく、撤収前には雨が降ってきたのですが、17名の方からご協力いただきました! 本当にありがとうございます。 今回を踏

          公園についてのアンケート

          公園の利用について #02

          ※今回は6月25日の投稿の続きということでタイトルに#02と入れてみました。 [6/25の内容はこちら] https://note.mu/ndgsd2018/n/n59bda916eef3 さて、本題です。 前回までの話では、フランスへの修学旅行から帰ってきた先輩方の話で、公園の利用目的や年齢層、公園の在り方が日本とは異なるという話を聞き、日本とフランスの公園の違いなどについて話し合ううちに、日本の公園の抱える問題とは何か。と話が発展しました。 将来、このままでは日

          公園の利用について #02

          007_What we learn, How we learn?

          何を学ぶか? どのように学ぶか? ソーシャルデザイン学科の授業時間は、常に試行錯誤。 授業=業(わざ)を授(さず)ける、とは言いながら、 その場は一緒に何かを生み出して行く過程そのものです。 どちらかといえば、 教育=教え、育む、の場、の方がまだしっくりきます。 初めての一学期を終えて、 このような場のつくり方や運営には、 大きな可能性があることに気づきました。 それは一体なんなのか、なぜなのか。 振り返ってまとめておきたいと思います。 記録のためと、今後の成長の糧と

          007_What we learn, How we learn?