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【新しい就活スタイル】STORY|ストーリー


■はじめに

こちらの記事は、2023.5より全編無料公開していたものを2023.6に再編集を行い、そこから更にブラッシュアップしました。
そして、自己PRやガクチカなどに関しても、最新で結果がでた24卒の学生のものも収録しました。

また、文字だけだと、すごい量の記事になってしまう為、文字を詰め込んだ画像も多用しています。
その写真内の文章もしっかりと読んでいただき、この「ストーリー」という新しい就活スタイルを取り入れ、想い描く人生を叶えてほしいと思い、執筆しました。

本題に入る前に、まずは自己紹介から★
お時間あるときに、読んで頂けると幸いです。

👇自己紹介👇

■選考通過に必要な要素

では、本題に、、、としたいところですが、まだまだ入れません。

というのも、そもそも、選考通過に必要な要素って、皆さん理解していますか?まずは、そこの理解から進める為に下記のworkをやってみてください。

- work -
あなたは面接官です。

今日は、40名もの学生と面接を行います。
面接形式は、5名1組での集団面接を8回行います。
1組の面接時間は40~60分。
質問内容は固定。
 ・自己紹介
 ・ガクチカ
 ・長所と短所
 ・志望動機
40名から15名までに絞る
=25名は落とさないといけない

となった場合、どうやって優劣をつけて15名を選びますか?
面接官になったつもりで、リアルに考えてみてください。

- Answer -
この様な場合、必ず就活生を比較評価しなければいけません。そのため、多くの選考において「ABC評価」が用いられています。

A:
文句なしに次の選考に進んで欲しいと確信できる学生

B:
悪くはないけど、Aはつけられない並みの学生
場合によっては、B+|B|B- と3段階の区分けあり

C:
100%、次の選考には進められない学生

そして、この場合、人数が多い初期選考(1次~2次)であればあるほど、Aはつけにくく、Bの層が多くなります。全ての面接を全て終えてから、Bの中からAに繰り上げる学生を探します。

では、この場合、どうやったらA評価をつけられるのか?
もしくは、B評価からA評価に繰り上げられるために必要なことは何か?

私は、この答えが「選考通過に必要な要素」だと思います。
そして、私が面接官側の実体験を踏まえ、必要な要素を言語化した結果、下記の3つになりました。

選考通過要素のトライアングル

なぜ、この3つだと結論づけたのか?その理由は、

表現方法の工夫?

つまり、「記憶にのこり、評価されること」を意識して準備する必要があるということになります。

とはいうものの「表現方法の工夫」といわれても、どうやってすればいいのか?という次の疑問がでてきた方もいると思うので、まずは「表現方法の工夫」の理解から進めていきましょう。

表現方法の工夫

もっともっと事例を紹介しましょう。

表現方法の工夫事例①
表現方法の工夫事例②

余談にはなりますが、この表現方法の工夫を考える上で必要なスキルのことを「リフレーミング力」といいます。

気になる人は、「就活マインドセット」という記事を読んでみてください。
※2023.7執筆中のため、今しばらくお待ちください。

しかし、ここで誤解しないでほしいことがあります。
この「差別化」は内容で図るわけではありません。
そもそも、同じ学生間で差別化を図るには限界があります。それは、学生と社会人とでは与えられる権限は異なるので、内容での差別化は可能ですが、同じ学生同士で内容に大差がでないことは、周知の事実です。もちろん、もっと前から差別化を図ることを意識して行動をしてきた人であれば、可能かもしれませんが、そんな行動を17-19歳の時から行ってきた人は、限りなくゼロに近いのではないでしょうか。

だからこそ、私の記憶に残る為の施策としては、「表現方法の工夫を用いて差別化を図る」が1つ目となります。

そして、2つ目の要素である「納得感」について解説していきます。

納得感について①
納得感について②

だからこそ、私は「立証できているかどうか」にとことんこだわって添削を行います。「全力を尽くせる」であれば、どういう魅せ方をすれば「全力感」が伝わるのかと考え、話す内容、話す順番、表現方法と細部までこだわって準備をしていきます。

そして、最後3つ目の要素である「評価」についてですが、約7年ほどサポートしてきて、ここが抜けている就活生が非常に多いように感じています。

抜けているというべきか、そういう視点を持たないといけなということを知らなかったり、「これを言えば評価される」と思い込んでいる学生が多いように感じています。

例えば、「数年続けたことがある➡継続力」が典型的な例としてわかりやすいかなと思いますが、数年続けたことをアピールされても、仕事は最長で50年弱続けられるものです。「数年続けました!」とアピールされても、「で?」と思ってしまいます。そして、一緒に受けている他の就活生の中に「数十年続けたことがある人」がいたら、あなたのアピールしている「数年」は確実に負けてしまいますよね?

このように評価されるために考えなければいけないことがあります。
それが、

評価フィルター

つまり、〇〇フィルターを突破して、働いている姿、活躍している姿をイメージさせることができれば、それがあなたが勝ち得た評価となります。
〇〇フィルターを突破しない内容=評価されないことを言ったところで、「そうですか」で終わるだけです。

とはいえ、ここについては必要以上に考えすぎる必要もありません。
ここからは、その理由を簡単に説明します。

意識・認識すべきこと

実際、上のスライドでは「企業の価値判断基準」といっていますが、これは同じ企業で働いている人同士でも異なるケースがほとんどです。最終選考で落ちてしまう理由が、正にこれです。最終決済者とそれまでの選考官との価値判断基準が異なるからこその結果といえます。

正解が分からず、正解が何なのかもわからないのが就活であるからこそ、「魅せ方」を作り込み、見られ方=あなたのイメージをこちら側で作り上げて判断されたほうが、合否という結果に対して納得できると思います。

「結果に対して納得すること」を重視する理由は、また別の機会でお話したいと思っているので、ここでは割愛いたします。

そして、世の中の就活準備の仕方に対して、1つ提言したいことがあります。それは、「ガクチカでは課題解決能力の話をしなきゃいけない」「自己PRではビジネススキルを伝えなきゃいけない」のような思い込みの話に対してです。

私からの提言としては

提言

で、ここまで言いきっている理由は、自分の面接官経験だけでなく、これまでの就活サポートをした際に、結果がでているからです。

とはいえ、これだけでは納得できない人もいるかと思うので、私から質問をさせてもらいます。

❶何故、「自己PR」をきかれると思いますか?
❷何故、「ガクチカ」をきかれると思いますか?
❸何故、「志望理由」をきかれると思いますか?
❹何故、「困難だった事」をきかれると思いますか?

一般的なイメージとしては、
❶仕事で活躍する為に活かせるスキルの有無。
❷働く上で、どんな風に業務に取り組むのか、
 どんな姿勢なのかを知りたいから。
❸長く働くには、「想い」も大切ということを
  知っているからこそ、志望する想いの
  温度感を知りたいから。
❹困難なことに直面した時に、どんな反応を
  するかを知りたいから。

と1つ1つの質問に対して、質問する理由=目的があります。

しかし、4つの質問に共通する「質問をする本質的な理由」としては、「目の前にいる就活生のことを知った上で、新しいメンバーとして迎えたい」からですよね?

だからこそ、私は「ストーリー」という新しい就活スタイルの提案を自信をもってしたいと思います!「ストーリー」という呼称にした理由も、提案の最後に触れますので、この後も是非、読み進めて頂けると幸いです。

■ストーリーという新しい就活スタイル

■ストーリー:特徴Ⅰ

表現方法
思考スキルと行動スキル

例えば「リーダーシップ」をアピールする場合の事を考えてみてください。
その「リーダーシップ」を発揮するのは、入社後、いつになりますか?
新卒1年目で発揮することはありますか?
自分よりも経験値もスキルも高い先輩方を”まとめる立場”になりますか?

きっと、答えはNoですよね?
もちろん、就活生に対して、「リーダーシップ」を求める企業もあるため、120%意味がないとは言いません。しかし、リーダーシップがあることをアピールしたとして、あなたの働いている姿をイメージさせることはできるのでしょうか?

また、問題解決能力をアピールする場合、コンサルの仕事であれば必要だと思いますが、それ以外の仕事において、必要なスキルなのでしょうか?

上述した〇〇フィルターの話と同じことにはなりますが、必要とされていないスキルをアピールしたところで、それは評価されないスキルでしかないのではないでしょうか?

思考スキルと行動スキルをあわせて伝えることで、あなたの働く際の姿勢や仕事への取り組み方をイメージさせることができ、更にエピソードの話し方やエピソードを話している姿をみせれば、同時にスキルがあることもアピールできるので、一石二鳥な魅せ方ではないでしょうか。

■ストーリー:特徴Ⅱ

納得感の生み出し方❶
納得感の生み出し方❷
納得感の生み出し方❸

そして、エピソードの時系列を「過去」と「現在」にすれば、「今は?」とか「以前は?」というような質問をされることもなく、より強く印象に残すことができるようになります。

■ストーリー:特徴Ⅲ

2つの型

いかがですか?
ここまでで読んで頂いて。「確かに」って思う部分ありませんか?

「自己PR」も「ガクチカ」も、面接や書類において頻出の質問ではあります。でも、企業側もバカではありません。
就活生が用意してそうな定番の質問ばかりを、面接の中で質問し続けることはしないですし、両方ともきかれるというわけでもありません。

そして、これも上述しましたが、強く知っておいてほしいことなので、リマインドでもう一度!

リマインド!!!

つまり、あなたが一番伝えたい「自分の人間性」は、自己PRで伝えようが、ガクチカで伝えようが、正直どっちでもいいんです。

大切な事は、面接時に伝えられたのかどうかだけです。

ちなみに、これは面接においては、どの質問にも共通の話です。

だからこそ、「ストーリー」における3つ目の特徴として、

ストーリー=転用スタイル

なので、1つの「ストーリー」=「思考スキル+行動スキル」に対して、「自己PR型」と「ガクチカ型」の2つの型を作成します。
更に、あなたの思考スキルや行動スキルを伝えられる文章を「ストーリーA」「ストーリーB」という形で2本用意します。

2本用意しておけば、「自己PR」「ガクチカ」どちらを先に聞かれても、あなたが伝えられる内容は変わりません。つまり、あなたが伝えたい内容を常に自信をもって話すことができるようになるということです。

では、実際にあなたが持つ「行動スキル」や「思考スキル」を言語化し、文章化していくのが今後のステップになるわけですが、その前に、「自己PR」と「ガクチカ」の大まかな文章構成=文章の型について紹介しておきます。

基本の文章型

■ストーリー:事例

では、ここからは具体的に事例を紹介していきます。
下記2つの事例は、いずれもサポートした専門学生のストーリーです。

※該当のS君は24卒の専門生ですが、就活において
 お祈りなしで4社の企業様から内定を頂きました。

SくんのストーリーA
SくんのストーリーB

□発想の転換

紹介した事例の通り、「ストーリーA:ガクチカ型」も「ストーリーB:ガクチカ型」もエピソードをアピールしていないことが分かると思います。アピールしているのは、あくまでも「意識して行動したこと」であり、その具体的な事例としてエピソードを2つ紹介しているだけです。
つまり、「具体的にやった事」を結論にもってくるのではなく、その「具体的にやった事」を行う上での本質的な目的=動機を結論としています。

分かりやすい事例:専門学生の場合
多くの専門学生は、ガクチカは?ときくと
「資格取得」といいます。
まず、この時点で面接官は興味を失います。
理由は簡単。

この一言で、話の内容から結論まで
見えてしまうからです。

つまり、

「資格取得」
➡勉強方法の工夫or勉強時間を増やした
➡合格した

という方程式が浮かんでくるため、興味をもちにくいケースがほとんどです。何より、話の広げようもありません。

かといって、資格取得の話がダメって言っているわけではありません。
表現方法を工夫しようということです。

【発送の転換】
資格取得を頑張る理由=資格を取得した時の変化を考える

➡ 公的にスキルや知識があることが証明される
➡ 仕事の選択肢が増える

つまり、資格の取得は自分の自信に繋がる

それこそ、余談ではありますが、自己肯定感が低い人は、資格取得に一定以上の努力を行っているケースが多くあります。

だから、頑張ったことは「自分に自信をつける事」として、その具体的な手段の一つを資格取得とすれば、資格取得はエピソードⅠとなり、別の話をエピソードⅡとして話せるようになります。

もし、あなたがアルバイトの掛け持ちをしているならば、その時点でエピソードⅡの完成です。

➡つまり、アルバイトの掛け持ちとは、
 自分の経験を増やす事。
 経験が増えるということは、
 自分の自信に繋がる。

このように、「発想の転換=事象の捉え方の工夫」と「表現方法の工夫」ができれば、ストーリー文章を作ることが出来るようになります。

おまけに、別の学生のストーリーも公開します。
※この学生もSくんと同じように、お祈りなしの
 3社様から内定頂き、就活フィニッシュしました!

HちゃんのストーリーA

■最後に

いかがでしたでしょうか?

ここまでが「ストーリー」という新しい就活プレゼンスタイルの基本的な説明となります。

実際、ここまで読んで頂いた感想として、いかがでしたでしょうか?
「確かに」「なるほど」と思って頂けた部分もあったのではないのでしょうか。

もちろん、中には「本当に大丈夫なのかな?」と不安に思う方もいるでしょう。でも、自信をもって「大丈夫」と返答できます。
それは、上のモデル文の学生達をはじめ、これまでサポートしてきた専門学生達は、多くの大学生と競合する中、しっかりと内定を勝ち取っていますし、数多の大学生と競合しても、業界最大手からの内定も勝ち取っています。もちろん、専門学生でなく、ご縁があってサポートした大学生の子たちも複数社勝ち取っています。

是非、一度ご自身のストーリーを考えてみて下さい。
あなたのストーリーを紡いで、あなただけの”魅せ方”を見つけて下さい。

そして、これ以降は¥200円の有料エリアとさせていただき、他の学生の「ストーリー」事例をドバッと14個と現在の私の「ストーリー」事例を2つ公開。更に「ストーリー」というスタイルが生み出す特徴ⅣとⅤの解説をいたします!

事例を沢山みればみるほど、自分にあてはまるものがあれば、そのままパクっちゃってください。エピソード部分だけを変えれば、そのまま使えます!

更に、特徴ⅣとⅤまで進めることができれば、面接なんて怖くなくなります!むしろ、楽しいものに変わります。

本来は無料公開していたのですが、ただでさえ、色々な部分で劣る本業の専門学生たちが不利になってしまわない為の措置となりますので、ご理解のほど、よろしくお願い致します。

そのかわり、お詫びとして更なる特典を考えました!
❶「ストーリー抽出」するための
  How toとFMTのプレゼント
❷完成までの無料添削サポート

もちろん、Twitterで拡散頂けた方には割引特典もつけましたので、ご検討くださいませ~。
※2023.7.12時点で拡散特典が停止されていたので
 復活次第、設定します。

今後も「就活」「スキルアップ」などに関連する記事をnote内でも執筆していきますし、Twitterでは、ほぼ毎日発信していますので、是非是非フォローやいいねなどお願いします<(_ _)>

では、一旦、終わりのご挨拶となりますが、今回もブログを閲覧いただき、ありがとうございました。
一人でも多くの就活生が、自分の想い描く未来を叶えられますように(*'▽')

想い描く未来

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