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就活失敗の理由*1*~「週休2日」ない会社なんて存在してないと思ってた~

この時期になるといわゆる就活が本格化してきてスーツ着た子がたくさん街にいる。そしてインターネットやSNSにもウサンくさい就活指南サイトや、アドバイスめいた怪しい啓蒙がいつも以上に横行してくる時期だ。

※当方、就活なんてダセーことしてねえで株で稼ごうぜ!いやいやSNSマーケで!!海外で!!!みたいなものではないです。地味に就活して失敗したけど地味に会社員で居たい陰キャです。※

とりあえず会社員になりたいけど就活とかわかんねえ、どうやって企業を探せばいんだよ、やりたいことなんてねえよ、という方にとにかく最初は休日数から絞って分母を減らしてみては?ということが書いてあるだけです。自分が休みに絞って就活すればよかったとただひたすらにおもっただけです。休めることは当たり前ではないのです。

▽プロローグ
・就活失敗の理由をかく目的、対象者~やりたいことなんてない~   ▽本編 ・週休2日、カレンダー休日数を舐めてた ・気付かず入社した会社は週休2日以下⁈ ▽まとめ ・意識低い就活生は休みで絞ってみて

◇就活失敗の理由をかく目的・届いて欲しい人

就活なんていきなりやれ、っていわれても莫大な情報の海に突然投げ出されて、やりたいことや夢がない奴は意識が低くてダサいみたいな気にさせられて本当に本当にしんどいよね。私は少なくともそうだった。

だからこそ意識が低い人にしか役立たないような(いや誰にも役立たないかもしれんが。笑)自分へのメモを残しておくとする。

意識が高い人への就活啓蒙サイトはたくさんあるけど、しんどくなってる人へのサイトは少ないと思う。失敗は成功の母。だから、意識が高くない私のような人たちを対象にして、失敗経験を連ねておきます。

・週休2日、カレンダー休みの日数は常識だと思ってた

販売、接客、鉄道、エンタメ...24時間365日稼働のためシフト制勤務の仕事がたくさんあることも理解していた。だから、必ずしも土日が休みではない仕事がたくさんあることだって理解していた。
だけど、シフトにしても週休2日はあるもんだと思っていた。勤務は週5日が当たり前だと思ってた。たまに三連休とかもあるんだろうな、くらいに。

親や親戚、先輩など身内を見渡す限り、週休2日どころか祝祭日も休みで週4の時だってあるし、年末年始やゴールデンウィークもある。週休2日は贅沢でもなんでもなく普通、むしろ、最低限のものだと思ってた。

・入社した会社は週休2日以下?!=年間休日108日

新卒で入社した会社は年間休日108日。
つまり、108日÷12ヶ月=9日/月

★ちなみに私が入社した2017年度のカレンダー休日数は以下の通り。
4月: 土日10日
5月:土日8日+祝祭日3日
6月:土日8日
7月:土日10日+祝祭日1日 ……

ここまでですでにわかるのだが、年間休日108日=周囲の友人や家族が休んでいる数ではないのだ。

8月のお盆休みや秋は祝祭日も多い。年末年始も控えている。イケてる会社に勤務している人々は年間休日120日以上なのです。さらにプラスで夏休みや年末年始休暇。周囲と比べて12日も、いや長期休暇を合わせると20日以上は休みが少ないということになる。

★1年はだいたい52〜3週間あるので、週休2日とすると
53週×2日=106日
…まあ週休2日+2日あるという実態です。祝日も年末年始もなくずっと一生週5です。3連休にしようもんなら週6。

上記の背景から月に9日の休みしかないので、週6勤務のシフトがじゃんじゃん出てくる会社でした。入社してから3日以上休んだことのない方も居ますよそりゃ。販売職でもないのにね。会社に就職したのにね、わたしの同期は元旦もずっと仕事でした。

・「会社」に「大卒社員」として就職すれば最低限の休みはあると思ってた

シフト制の勤務があったことは業界特性上、仕方がないけど『休みの数』はカレンダー通りの数と同じただ思ってた。ってか、どんな会社でどんな業種でも休むタイミングが違うだけで、ずらして年末年始連休とか取ってると思ってた。帯ニュース番組のアナウンサーも、ネイリストも、ヘアサロンの担当さんも、学生時代にバイトしてた飲食店の店長もみんな年に一回は3連以上あったし。

だけど現実としてわたしが入社した会社には年休が108月しかなかったのだ。そのほかに年末年始休暇もゴールデンウィークも設けられているわけではなかったのだ。ここで働く以上、週に2日休む以外は原則休みなし。週5勤務が永遠に続く。

◇意識の低い就活生は休みの数から絞って

業界研究をしろ、っていわれても何にも興味がないし文系なんてどこいってもやること一緒だし、、、って思うかもしれない。だけど、休みの数や連休を取る文化というのは業界によってハッキリ違う。だからまずは休みの多い傾向にある業界を絞ってみてはどうだろうか。

併せて、自由に休みたいというならば交代制の仕事も悪くないと思う。交代制なら自分の都合に合わせてシフトも組めるとこもあるし残業が少なかったりする。

仕事探しの軸がキラキラしたものでなくても良いはずだ。譲れない点がなんであろうと個人の自由だから。

#年間休日   #地味就活   #企業探し   #意識低い   #譲れない点

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