唄うように
今日はミュージカル映画「雨に唄えば」を観に行った。1952年日本公開だなんて、相当古い映画なんだな......!
2,3ヶ月前、ある職場の方がミュージカル映画鑑賞が趣味で、有名どころだとジーン・ケリーが好きだと言ってたので、その辺全く未知の世界だったからめちゃくちゃ気になってたのだ。
やっぱり1番印象に残るのは、主人公ドンが雨の中、素敵な笑顔で軽やかに歌って踊る有名なシーンだった。時代を越えてかっっっこいい。
優雅な歌い方も、型にはまらない自由な傘の扱い方も、すべてが粋で、お洒落。あんな風に雨風の中でも唄うように暮らしていきたいな、と強く思った。
もう1つ。
繰り返し出てきたドンの台詞。
“Dignity, always dignity.”
(威厳あれ、どんな時でも威厳あれ)
映画の日本語訳は確かこんな感じだった。私は「威厳」という言葉も強かで堂々として好きだけど、「品格」でもよく馴染むなと思う。
陽の当たらない下積み時代も、スーパースターになった後も、常に誇りを保つ。誇りがあるから心に余裕がある。唄うように生きることが出来る。
“Dignity, always dignity.”
初めて座右の銘にしようかなと思った言葉かもしれない。今日はいいものを観たな。
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