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大衆の図々しさはプライバシー権に優越するのか?~大谷さん通訳・水原氏使い込み事件に思う

大谷さん通訳の水原氏が、大谷さんの口座の金銭を使い込んだとして、ドジャース球団から解雇されたという。
このニュースの感想の書き込みがひどすぎて、うんざりする。

曰く、
「大谷さんは水原氏の借金を知っていたのだろう。足を洗うのならと肩代わりしたのだ」
「水原氏は契約で守られていないことになっているはず」
「大谷さんはお金の動きを知らなかったはず」「大谷さんはお金の動きを知っていたはず」
エトセトラ、エトセトラ、…
憶測のうえに憶測を重ねた書き込みの多いこと。

今気づいたが、さらにご丁寧に、ヤフーではAIが書き込みの多数意見を要約してくれているとかで、
「大谷さんが金銭をきちんと管理していなかったことが問題」
「大谷は信頼していた人物が金銭を使い込んでいて、そのため大谷自身もダメージを受けていると感じている」
というふうなことが書かれていた。

もはや、なんというか…
この報道が始まったばかりで、関係者以外は誰も真相を知らないはずで、それなのに、みんなこんな確信に満ちた書き方ができるのはなぜなんだろう?
…自分が知っているはずはない、ということが分かっていない…??

大谷さんはいい迷惑でしょうね…
大いに同情します。

興味本位なだけの人々に言いたい。
「自分の仕事に専念せよ」
Mind your own business!
ですよ。

でたらめな情報発信
興味本位な野次馬根性
で亡くなった人は多いのです。

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