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#9 挫折したウクレレをカスタムしてやる気を出す

こんにちは、ウクレレ挫折者のネコカスです。

大昔に挫折したギターをコロナ禍に始めようとしたけど、予算の都合で断念しウクレレを買いました。

僕らの世代だとウクレレってどうしても高木ブーさんを連想してしまい、カッコ良さからはほど遠いイメージでしたが、コロナ禍に流行っていた瑛人さんの『香水』をウクレレで弾いている動画を見て「あれ?ウクレレもカッコいいやん」と思ったのがきっかけです。


ウクレレって3,000円ぐらいからあるけど、あまり安いのはおもちゃみたいなもんなのでどうせ買うのなら1万前後を買った方がいいです。
それでもギターと比べると格段に安いから趣味で始めるにはちょうどいい値段だと思う。


だけどまあ、初心者がこんな簡単にカッコよく弾けるわけもなく、少しコードを覚えたら弾けた気分になって部屋の飾りと化しているのが現状。

なのに最近またギターが欲しい病に。
でも買えないので数年前と同じくウクレレで我慢しようというループ状態です。

ただ前と違うのはもうすでにウクレレは手元にあるってこと。
だったら同じ轍を踏まないように、気分を上げるためにウクレレをカスタムして練習に励もうじゃないか、といったのが今回の記事のきかっけです。




ウクレレの弦を交換してみる

KALA  KA-15

まず僕のウクレレがこちら。
KALA製マホガニーボディーのコンサートサイズ。

ナイロンの白い弦が少し安っぽいなと前々から思っていたので、黒い弦に交換します。
そして弦の種類を調べてみると主に以下の3つがあることがわかりました。

  • ナイロン

  • フロロカーボン

  • ナイルガット

それぞれに特徴があるみたいだけど、最近人気というフロロカーボンを選択。
カーボンってだけで無条件に男心がくすぐられますよね笑

黒いフロロカーボンの弦ってたくさんあってよくわからんので、You Tubeでよくウクレレ弾いている人のを購入。
(顔は正直苦手、、、)



4弦を Low-G に交換してみる

弦を注文した後に知ったけど、どうやらウクレレには High-G と Low-G があるらしい。

通常のウクレレは High-G仕様。
何が違うのかと言うと、4弦だけ太い弦(Low-G弦)に換え1オクターブ下げることにより、ベース音がしっかりしてソロウクレレ向きになるのだとか。

4弦とは持ったときに一番上に来る弦のこと。

なるほど、なるほど。
現状に飽きている僕にはうってつけのカスタム。

名前の由来は、チューニングするとき4弦らGに合わせるからでしょう。
Low-G 用の弦を追加で単品購入。



ウクレレのペグを交換してみる

僕のウクレレでもう一つ気に入らなかった部分。
それが白いペグです。

ペグとは弦のチューニングをするときにくるくる回すやつ。
このペグが白いのがまた安っぽいなーとずっと思っていました。

表ペグ
裏ペグ

Amazonで探してみるとノブが黒で、金メッキ仕様のよく似たペグを発見!
たぶん無加工で取り付けられるだろうと安易な考えで注文。



パーツが揃ったのでウクレレをカスタムしてみる

数日後すべてのパーツが届いたのでいよいよカスタム開始です。

弦の4本セット(左)と Low-G 用4弦(右)
金メッキ黒ノブのペグ

まずはペグを緩めて弦を外す。
このときボディー側がどう取り付けられているのか、写真撮っておいた方がいいでしょう。
ギターやベースと違って、単純に巻いて締め止めしてあるだけなので取り付けが多少困難そうです。

緩めた様子

ボディーの穴を通してねじった弦を通してネックの方へ。
余った弦は他の弦の下を通し止めるので、余裕を持って残しておき最後にカット。

4弦だけ通してみる

全部一気に外すのはビビって躊躇したのでとりあえず4弦だけやっってみました。
弦をねじる回転方向には注意が必要。
最初の巻き方をよく見て、弦を締め止めできる方向にねじりましょう。

大丈夫そうなのでペグを取り外す。

先端が細いドライバーが必要
4つ全部外す

先にギヤを外したけど、特に外す必要はなかったので2つの小さいネジだけ外せば大丈夫。

最後にハトメかボスか呼び方はどうでもいいのが残るので、マイナスドライバーなどで反対から押して取り外す。

押せば簡単に取れる

これで分解は終了。
問題は適当に買った金ペグが取り付けられるのかです。

仮に乗せてみると、
お!なんかよさそう!

いい感じだけど、、、

いい感じに見えるけど、穴は若干ずれています。
新しいネジも穴に対して少し硬いです。

穴を少し大きくするか悩んだけど、めんどくさかったのでインパクトドライバーでゴリ押ししました。
締めすぎたりねじ山潰したりするので、インパクトの使用は自己責任で笑

ゴリ押しのマキタインパクト!

そんなんで無事に取り付け完了。
見た目も高級感が出てイイ感じです。

表ペグ
裏ペグ

参考に最初の写真をもう一度。

最初の表ペグ
最初の裏ペグ

全然違いますね!
変えてよかった。
あとは弦を張るのみ。

弦セットの中身
Low-G 弦の中身

ここからの工程は写真撮っていないんですけど、簡単でもあり難しかったです。

要は、ただの弦換えるだけなら簡単。
でも綺麗に仕上げようと思うのなら考えながらやる必要があります。

僕の場合、最初からある程度綺麗にできたんですけど、どうしても気に入らない箇所があったので全部の弦を最初から張りなおしました。

そしたら思ったようにならずドツボです泣

1時間ぐらい試行錯誤してようやく綺麗になるコツがわかりました。
仕上がった弦がこちら。 

張り換えたことによりうねりが出たのが残念ですが、それなりに綺麗にできました。

このコツはやっぱり最初の弦のねじりです。
弦の太さによってねじる回数を換えました。
4弦は太いので2回。
その他の弦は3回ねじる。
それによって止め板の角までねじりが続き見た目もよくなります。

あとは4弦、3弦の順で換えていくことも大事です。

You Tubeとか見れば換え方があったのかもしれないけど、これくらいはできそうなので今回はあえて何も見ずにやってみました。



カスタム ウクレレの完成

ようやく自分好みのウクレレが完成しました。
最初の状態と比較してみます。

カスタム前
カスタム後

どうです?
ペグの金メッキと黒によって高級感が少し増して見えませんか?
これはやってよかったと本当に思いました。

ただし、

黒弦はちょっと微妙だったかも。
何より弾いていて、弦が見えにくい。
初心者なのでまだ弦を見ないと弾けません
盲点!!

これはいずれ白弦に戻すかも、、、

そしてもうひとつ微妙だったのが Low-G 弦です。

いままでと違うので、なんかいまいちしっくりこない。
低音の音が強くなりすぎな気がします。
せっかくなのでしばらくこのまま使ってみるけど、買った弦セットに High-G 弦があるのでもしかしたら交換するかもしれません。



まとめ

ほぼ、まとめの感想書いたしまったので、この記事のザックリとしたまとめだけ。

  • ウクレレ熱を再熱させるためにカスタムを決意

  • 弦を白から黒に交換

  • 4弦を Low-G に交換

  • ペグを金メッキ黒ノブに交換

  • ペグは交換してよかった

  • 黒弦は見にくい

  • Low-G弦には違和感がある

こんな感じです。
何事もやってみないとわからないことだらけだから、やってよかったと思う。
おかげでウクレレを毎日触っています。

みなさんも挫折した趣味ないですか?
そんな時は気分を変えてカスタムしてみましょう。
ステッカー貼るだとか、色を塗るでもいいので自分好みに変えることで愛着が出て続けることができるかも。

僕はしばらくこのウクレレで練習してお金を貯めて、今度こそギターを買おうと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事がよっかたと言う人、ウクレレ仲間な人、挫折経験豊富な人、スキ、フォロー、コメントしてもらえると僕のウクレレが上達しそうです。



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