私が文章を書く時、大学時代文学部系だったからいつも評論みたいな硬い感じになっちゃうんだけど、最近それに疲れてきたから、語りかけるみたいに書いてみるね。

　まずみんな、miletさんの新しいアルバム『5am』はもう聴いた？めっちゃいいよ、私miletさんが今までに出した2枚のアルバム『eyes』と『visions』も大好きなんだけど、この『5am』が1番好き。アルバムジャケットの写真の色合いとか雰囲気もすごく好き。収められた曲たちも全体的にヘヴィでダークでパーソナルな感じがして、そこがとても好き。今回もまたまた名曲が沢山揃ってるね。その中でも私がとりわけ好きなのは、”Noël in July”、”b r o k e n”（文字の間のスペース忘れないようにね）、”HELL CLUB”なんだ。もちろん他の曲もめっちゃ名曲だけど、全部書いていると論文みたいに長くなるから3曲選んでみたよ。

　”Noël in July”は、80年代の洋楽ポップスのニュアンスと懐かしさを感じさせるようなサウンドがめっちゃ好き。miletさんの歌声もピュアで温かな感じがあって、夏のクリスマスソングっていうアンビバレンスととっても合っていて素敵。何回でも聴いていたい曲だよね。

　”b r o k e n”は私もう何回聴いたか分からないくらい聴いてる。家でいつも頭振りながら聴いてる、最高。私ね、miletさんの低音でドスの効いた歌声がめちゃくちゃかっこよくて本当に大好きなの。この曲ではmiletさんの力強くてど迫力の歌声が炸裂してるね。歌詞も挑発的でヒリヒリしていてすごくかっこいいの。歌詞に”demon”とか”bullet”とか”tombstone”とか”shoot me”とか死を連想させるようなワードが出てくるダークでハードな曲なのに、聴いているとすごくパワーが湧いてきて奮い立たせてくれる曲なの。

　この曲はヤバイよ、”HELL CLUB”。何この曲、とてもユニーク、変わってる、尖ってる、かっこよくて美しすぎる。J-POPのど真ん中で活躍しているアーティストでこんなユニークな曲を作って歌っている人、なかなかいないよ。miletさんって、やっぱすごいね（私の語彙力崩壊）！club music的なサウンドと、どこか歌謡曲のような雰囲気も感じさせるメロディや、癖になるサビ。Presto tard（イタリア語の音楽用語）とか、Prestissimo, Adiuva me（スペイン語の音楽用語）とかが出てくるパートがエキゾティックで私は最強に好き。同じパートに出てくる”Ramesteco me”は、ナタリーとかのインタビューによるとmiletさんが造った言葉なんだって。すごく興味深い。何かいい響きだよね。私そのこと知らなかったから、ネットでRamesteco meって何度調べても出てこなかったからとても気になってた。そして、この曲の終盤の”Presto tard〜”以降のパートでは、miletさんのコーラスが重なるんだけど、それが本当に美しいの。きっとギリシャ神話のセイレーンはこんな歌声なんじゃないか、と思うくらいの、神秘的で透き通った歌声。ぜひ聴いてみてね！

　ところで話は変わるけどね、この前、9月10日に、miletさんのホールツアー『5am』の初日、千葉公演に行ってきたの。セトリとかのネタバレはしないから安心してね。とにかく凄かった、最高だった。

　まず席がね、miletさんの武道館ライヴの時と同じ9列目で、めっちゃ良く見えて本当に嬉しかったな。まじでmiles（miletさんのファンクラブ）入ってて本当に良かった！miletさんもバンドメンバーズの皆さんも、かっこよくて、生き生きしてて、すごく輝いてた。

　miletさんのライヴは、1回1回の熱量が半端ない。今回のライヴはそれが更新されてた。あれほどの声量で、あれだけ高低差のある難易度の高い音程を、力強さや繊細さ、妖艶さなど表情豊かに、様々な歌声を駆使して歌い上げるmiletさんの歌姫としての力量と魅力が爆発してた。私毎回言っているけれど、あれだけ動き回りながらすごい声量で歌っているのに、歌声が一切ブレないmiletさん凄すぎるよ、本当に。アスリート並みですよ。あれほどまでに体力と心のエネルギーが必要なライヴパフォーマンスを何公演もツアーでやるmiletさんは本当にすごいね、感服します。そして、miletさんは、常にハートの中にみんなへの愛があるの。それがいつも本当に伝わってくるの、ありがとう。

　バンドメンバーズの皆さんも本当最高だった。私はmiletさんのバンドメンバーズの皆さんのファンでもあるから。私はステージ向かってやや左側の席だったから、左から。ベースのKota Hashimotoさん、miletさんがいつもイケメンと言っているけど、ベースを弾いてる姿もとてもかっこよかった。でも話すとなんか面白くてそのギャップがすごく良かった。ドラムスは堀正輝さん。堀さんは、私の大好きなアーティストたちのライヴでのドラムスはほぼ99%堀さんが担当されているから、今回も堀さんで私得でしかなかったね。腹の底に響いてくるドラムスの迫力すごかった、かっこよかった。キーボードは藤本藍さん。藤本さんの演奏はいつもとても華麗で聴き惚れてしまうし、演奏している姿がキリッとしていてかっこいいんだよね。もうmiletさんのライヴになくてはならない存在だね。コーラスは麦野優衣さん。麦野さんの華やかさと明るさがライヴをいつも楽しく盛り上げてくれる。そして歌声も本当に美しくて、miletさんとのハーモニーがいつも最高に綺麗。そして、ギターの野村陽一郎さん。いつも楽しそうに演奏されている姿が本当に素敵なんだよね。ロックなギターから流れるようアコースティックギターまで、多彩な技がすごいよね。miletさんのバンドメンバーズのみなさんも最高だね。

　今回のmiletさんのツアーグッズ、私、爆買いしないように、めっちゃ慎重に選ぼうって決めてた。お財布の紐ぎゅっと閉めてた。ROCKET EXPRESSで販売開始されても、現物を見るまでは買うものか、と我慢してた。でも、ライヴ会場でグッズを身に付けている人たちの姿を見て、堪え切れずにmiletさんオススメのリュックとルームシューズとブックカバーを迷わずポチっちゃったよね、開場待ち中に。おまけにポーチも。もう私家にポーチとルームシューズ何個あるかわからないのにまた買ってしまったよ、だってすごく可愛いんだもん！これから大切に使うんだ、楽しみ。

　そんなわけで、ぜひmiletさんのアルバム『5am』を聴いて、miletさんのライヴに行ってみてね、最高だから。私はmiletさんの『5am』ツアーあと何公演か行く予定だから、また感想とか書いてみるね。よろしくー！