スプラトゥーン3 2023冬 Chill Seasonの中間アップデートが来ました。今回も所感をまとめてみたいと思います。

全体的な傾向

今回は使用頻度の低いブキの強化、使用頻度の高いブキの弱体化、両方実施されました。ただし、そんなに大きな性能変化が起きないように調整しているように感じます。おそらく運営は現在の環境で、結構バランスは取れていると考えており、大幅な調整を入れることで逆にバランスを崩してしまうと考えているように感じます。

ステージ改修

クソステージ代表として長らく君臨しているナメロウ金属が改修されました。一回リッター射線を切るためにクルマを乱暴にぶっ刺すという改修をしましたが、正直あそこだけどうにかしても、前になかなか上がれない状況は変わらず。今回、根本的な改修ということで、おそらくマヒマヒのようにステージの広さから変えたりするのだと思います。クソステ脱却なるか期待したいと思います。

個人的にはナメロウよりタラポートとかクサヤの方がどうにかすべきと思いますが。

メインウエポン調整

結構多くのブキに強化が入りました。

ZAPの強化は正直必要なのかと思いました。今でもそんなに悪くないと思うのですが。ローラー群の強化は、前回他のローラーに同じような強化を入れていたので妥当な気はします。ただ、今回の2ブキは一発の威力が高いので、やりすぎると強くなりすぎるので結構慎重な調整をしていそうです。今回面白いと思ったのがパブロの強化。筆走り速度を上げて、インク消費も減らして長距離走れるようになりました。正直、今の速度でも十分早くて底辺帯では弾が当たらないのですが、パブロの特徴をより際立たせて魅力を上げているのは面白いなと感じました。

弱体化は、みんなが言っていたボトル、ジムともに入りました。ただ、内容は控えめで、どれぐらい影響があるのでしょうか。少なくともジムはナワバリ環境で塗りが弱くなるから多少減るかもというぐらいな気がします。ボトルは長射程モードのインク効率が悪くなるので、そこそこきつくなったりするのかもしれません。クーゲルは、考えてはいませんでしたが、思い返すとやっぱり強いので妥当な弱体化と思いました。

ちなみに、スペースシューターさん、今回も。。。

スペシャル調整

ついにホップソナー強化。正確な内容が分からないのですが、置いた瞬間に近くに居た敵にマーカーが付くということでしょうか。そうだとすると避けることがほぼ不可能なので、結構強い気がしたのですが。どの程度の範囲に、どれぐらいの時間見えるマーカーが付くのか、それによって大きく評価が分かれそうです。ただ、ビーコンみたいに近くにいる敵がマップに映るだけ、とかだったら大した強化とは言えないと思います。まあ、相変わらずすぐ壊されるという点は変わらないので、強めの効果を持たせて良い気もしますが。

アメフラシはこれまでにない回復系効果を付けたというのが面白いです。ただ、アメフラシって今の性能でも結構強制的に移動させる能力高かったので、それに更にメリット付けて大丈夫なんですかね。

スペシャル必要ポイント調整

今回は、本当に妥当な調整という感じです。プラコラの強化など前々から言われていた調整がようやく入った感じです。スシもウルショをナーフするのではなく回転率を下げる調整にしたのは正解な気がします。使用率高めのエナスタブキのポイントが上がったのも良い調整だと思います。これもエナスタの効果をナーフするのではなく回転率を下げて、エナスタの有無による一方的な試合展開の可能性を落とした感じだと思います。

環境変化

今回も環境は大きくは変わらないように感じます。今、比較的多いボトル、スシあたりが他の強シューター、.52、.96デコあたりに多少流れる感じかなと思います。今はかなりバランスの良い環境なので、そんなに変化させなくてよいと考えていそうです。変化がない、と言っても、実際はロングが増えたり、ユーザの工夫、開拓によって勝手に環境が動いていたりするので、それは実は理想的な状態にも感じます。最近自分もステージやルールを選んでロングを使ってみていますが、確かにハマれば無双できて楽しいです。

その他

今回、一番なぜ？と感じたのがテイオウイカのアサリ問題への対応がされなかったところです。現在、アサリはテイオウでゴール下に突っ込んで、そこにジャンプしてアサリを入れるというゲームになっています。あれは、過去のテイオウヤグラと同じゲーム性を損なうテクニックなので早急に対策してほしいです。といっても、テイオウにはジャンプできない、ジャンプ先がテイオウを発動したポイントになるぐらいしか対策がなさそうで、そうなると結構な弱体化になってしまうので慎重になっているんですかね。無敵系のスペシャルはこういう工夫が開拓されてしまいがちなので、本当に難しいと思います。