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「飲食店ラプソディ ―何の飲食哲学の欠片もなく」

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「生きていくのが苦しいのは、自分自身の、自分だけの問題」と思っていたが、飲食店を開いてみると、大げさに言うならば、それは、世界の構造上みんなが抱えていた苦しさ…だった。(中原蒼二)
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ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(1)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(1)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

2019年3月13日(土)鎌倉の「まちの社員食堂」(神奈川県鎌倉市御成町11-12)で開催されたトーク・イベントの内容をお届けします。

登壇者丸山伊太朗(ウナ・カメラ・リーベラ)
1980年から東京中野で無国籍料理店「カルマ」をはじめる。「こだわらないことにこだわる」をモットーに料理だけではなく人の場作りを常に模索。2001年頃より同じ中野で「una camera livera」、その後「エカイ

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ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(2)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(2)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

2019年3月13日(土)鎌倉の「まちの社員食堂」(神奈川県鎌倉市御成町11-12)で開催されたトーク・イベントの内容をお届けします。
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ヒグラシ文庫に行ったら「あ、こんなんオレでもできる」と思うはずです。― ヒグラシ文庫が今年8周年なわけですけど、按田餃子は1年違い。齢は違うけど(笑)じゃあ中原さんのヒグラシ文庫、どうでしょう。

中原:あの、まず、今日お配りしたものの中に、『

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ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(3)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(3)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

2019年3月13日(土)鎌倉の「まちの社員食堂」(神奈川県鎌倉市御成町11-12)で開催されたトーク・イベントの内容をお届けします。
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マーケティングやったり経営計画書いたりするなんて、まったく無駄ですよ。― 10年前一瞬会っただけ、実は今日再会なんて、驚きですよこれは(笑)。それで、その10年前はもちろん考えてなかったんでしょうけど、カメラマンの鈴木さんに言われて、実際すぐや

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ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(4)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(4)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

2019年3月13日(土)鎌倉の「まちの社員食堂」(神奈川県鎌倉市御成町11-12)で開催されたトーク・イベントの内容をお届けします。
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餃子の皮というコンプライアンスに包んじゃえば、お店の体裁に落とし込める― 資料の2枚目に、「場所と料理や食事をめぐって」とあります。つまるところ、焦点は場所と食べ物になるんですが、それについてはまったくそれぞれ、違ってるものの、やっぱり共通して

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ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(5)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

ヒグラシ文庫8周年トーク・イベント(5)「飲食店ラプソディ~何の飲食店哲学の欠片もなく」

2019年3月13日(土)鎌倉の「まちの社員食堂」(神奈川県鎌倉市御成町11-12)で開催されたトーク・イベントの内容をお届けします。
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Q:あの、みかじめ料とか、やっぱりあるんですか? 丸山:それぞれのカフェにはそれぞれのシステム、だいたい家賃に対応したパーセントを自分のやった営業日からいただくとか、場代をもらうっていうのはもちろんあります。でも、やっててちょっとキツそうだなと

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