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ぱらぱる

 夜にこっそり起き出して、Tverで「それでも、生きてゆく」の再放送を観ながら書いています。子どもが長期休みの時、夜は大事な充電時間(にぎりこぶし)。楽しいことを詰め込んで、夜ふかしして、ばたっと寝るのが最高。でも半分くらいは寝落ち。という毎日。


 この1年間、振り返れば、こんな自分でも色々なことがありました。楽しいこともあったし、悲しいこともあったし、諦めたこともあったし、諦めずにしたこともあったし、始めたこともあったし。意外と、色々変わったことあったな。。その変化、体感的には、良いも悪いも「しんどい」ものだったのですが、乗り越えられたのは、パラレルな人たちを「仲間」として意識させてもらえたからだと思います。

 小さい頃は、「家族」や「学校」だけが「仲間」が居る場所と思っていて。しかし、問題というのは、その物理的に近い人間関係の中で起こったりするもので、それをひとつひとつ咀嚼することで人は強くなったり優しくなったりするのですが、その過程での支えがないと、布団でうんうん唸る日が続いて本当にしんどかったのを覚えています。

 年を重ねて良かったのは、色々な人と出会えた、「この世界には色々な人が存在している!」と知れたこと。特に、お母さん業を始めてからは、子連れの人をみると、心の中で「おつかれさまっす!」と、同僚的な挨拶をしてしまいます。そう、ここから、心の仲間を勝手に作るのが顕著になったかもしれません。

 そんなにフットワーク軽い人でもないし体力もあるわけではないので、「ごぶさた」している方がほとんどなのですが、知っている人に対しては「あの人もがんばっているんだろうな」と想像すると「よし!」と思ったりします。あとは、面識のない、街で自転車乗ってる人がすっごい笑ってたりすると自分もアガります。宮崎駿がドキュメンタリーで頭かきむしりながら制作しているのを観て、「天才もなやむのか、、、」とほっとして合掌したりします。

 物理的に近い人も、遠い人も、みんな「生きている」ことに取り組んでいる仲間なのかな!なんて勝手に思わせていただいてます。そして、力を頂いてます。ほんと勝手に。


 特に、今年1年間、この「ぱらぱる」に関わってくださった方々に、ここでお礼を言いたいと思います。この1年間、ありがとうございました。同じ言葉から様々な考えていること。「違い」を面白がれたことが嬉しかったし、宝です。

 これからも「違うね〜」を笑いあって認め合ったり、「同じだった!」に驚いたり、なんともゆかいな日々が広がりますように。祈りつつ、2021年を綴じようと思います。ちょきん、ぱちん、すとん!


 

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