なんで、好きなことをしないで生きていく人が多いのか。

この世の中には3つのタイプの人間がいる。

一つは、何も考えずに生きていくタイプ。
もう一つは、好きなことでしか生きていけないタイプ。
最後に、なぁなぁで生きていきたいタイプ。

最初のタイプは、自分の好きなことだけをして、他のことは深く考えずに、楽しくいきていこうとする、極めて単純な人達だ。

2つ目は、好きなことをして生きていくためにはかなりの努力が必要だけど、それでも好きなことをすると決めたタイプ。

私が思うに、「好きなことをして生きていけよ！」という人たちはこの二つのどちらかだ。
だけど、この二つのタイプは現実にあまり存在しない。

そして人口の大半を占める最後のタイプは、適当に嫌なことをやり過ごしながら幸せに生きていければいいよね、というタイプ。

さっき上げた上の二つのタイプは、このタイプに向かって声を荒げるけれど、このタイプの返事はいつもこうだ。「だって、それ面倒じゃん」

実際、どの国家もこういうタイプの人たちが生きられるように構成されているし、全ての人間が苦労をしながら時代を切り開いていかなくてはいけないわけではない。

だからもし私たちが、全ての人間が好きなことをして生きていけるようにしたいのであれば、やらなくてはいけないのは、「好きなことをして生きていくのを楽にすること」だ。

クラウドファンディングなんかはいい例で、やりたいことがあったら「お金欲しいですー」って手を挙げることが出来るようになった。

だけど、まだ足りない。

もっとお金の回りがなめらかにならないと、人々は好きなことをしようとしない。

しかも、お金を集めたにしても今度は手伝ってくれる人を集めないといけない。
どうやって集める？ 人にたくさん会いにいく？

ほら、また面倒なことが増えた。

この面倒くさいことが消えないかぎり、人々は嫌なことをやり過ごしながら生きていくし、そこにニーズがあるから、とっくにAIに変えられるはずの仕事が残り続ける。

悪循環だ。

この悪循環にメスを入れられるのは誰か。

私は今、この悪循環にメスを入れるためにSNSを作ろうとしている。
一緒にメスを入れたい人、募集中です。