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泣くな、はらちゃんについて語ろうと思ったって話

ねずピカです。

日本テレビで当時の土曜ドラマ枠(21:00~21:54)で放送されていた『泣くな、はらちゃん』というドラマをご存知でしょうか。(当時私は高校生でした)

番組の概要

かまぼこ工場のふなまる水産に勤務する独身女性・越前さんは、地味かつ薄幸で損してばかりの生活を送っている。そんな彼女は、自身の心の叫びを自作の漫画にぶつけることで日頃の鬱憤を紛らわしていた。主人公のはらちゃんを始め、漫画の世界の登場人物は彼女の恨み辛みを反映した暗い話をさせられることにうんざりするとともに、次第に暗く重くなりつつあるこの世界の行く末を危惧していた。

そんなある日、その漫画が描かれたノートに衝撃が加わったことで漫画の世界に影響が生じ、漫画の世界を抜け出したはらちゃんは実体化して現実の世界へ足を踏み出す。偶然に導かれるまま、自分たちを生み出した神様=作者である越前さんと出会ったはらちゃんは、越前さんが幸せになれば自分たちの世界が明るくなると考え、現実の世界で訴え働きかけるうちに彼女に片思いする。はらちゃんは漫画の世界と現実の世界を行き来しながら、越前さんにアタックしていく。

Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A3%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%80%81%E3%81%AF%E3%82%89%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93

越前さん(役:麻生久美子)が趣味で描く漫画の中の主人公、はらちゃんを演じるのはTOKIO長瀬智也さんです。

TOKIOはご存知の通り、ジャニーズに所属する男性アイドルグループです。
「ジャニーズがドラマの主役になったら主題歌もジャニーズ」と暗黙の了解が実しやかに存在しますが、このドラマの主題歌も例外ではなくTOKIOが担当します。
このドラマの主題歌かつTOKIOの楽曲の「リリック」は作詞・作曲を長瀬智也さんが担当したこともあり、非常にドラマの世界観にマッチしており私の好きな曲の一つです。

このドラマのOPでもある「私の世界」も非常にいい曲なので、紹介したいと思います。
以下歌詞抜粋

世界中の敵に降参さ 戦う意思はない
世界中の人の幸せを祈ります
世界の誰の邪魔もしません静かにしてます
世界の中の小さな場所だけあればいい
おかしいですか人は それぞれちがう
でしょでしょでしょ
だからお願い 関わらないで
そっとしといてくださいな
だからお願い 関わらないで
わたしのことはほっといて

世界中の敵に降参さ 戦う意思はない
世界中の人の幸せを祈ります
世界の誰の邪魔もしません静かにしてます
世界の中の小さな場所だけあればいい
おかしいですか人は それぞれちがう
でしょでしょでしょ
だからお願い 関わらないで
そっとしといてくださいな
だからお願い 関わらないで
わたしのことはほっといて
ほっといて
だからお願い 関わらないで
そっとしといてくださいな
だからお願い 関わらないで
わたしのことは
わたしのことはほっといて!

作詞:岡田恵和
作曲:井上鑑
発売日:2016/01/26

「だからお願い 関わらないで そっとしといてくださいな」
今の現代社会で大事にしたい言葉だと思います。

「そっとしといてくださいな」が通じない現代

しかしこの言葉が通用しないのだなと、近頃つくづく感じます。
わざわざ自分と反対意見の人のツイートを引用リツイートして小馬鹿にしたり、反ワクチンや限界界隈に直接リプライして論戦を挑んだり。

「間違ったことを言ってるから正してるだけ」と言うかも知れません。
確かにその行為自体は正当なものだと思います。
ただ、明らかに時間を割きすぎです。まるで人生を支配されてるがごとく、執着しすぎ。
それこそ「そっとしといてくださいな」の精神でいるべきだと思います。

極端な思想に振り切れてしまった人はほぼ帰ってこないです。
ほとんど望みのないものに時間と労力を割くのなら、自己研鑽の時間に当てたほうがよっぽどマシです。

でも、手軽に承認欲求を満たせるからやめられないんでしょうな。
目先のいいねとRT欲しさに「そっとしとく」ことができなくなるのは、
個人的には…なしかな。


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