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ニートが再就職できたきっかけを作った本

私は6年間ニートでした。でも再就職できました。
私のように、ニートである自分を恥ずかしく思い、それでも動き出すことができなくて苦しんでいる人に向けてnoteを書いていきます。

自己紹介

名前:やま
経歴:26歳から32歳まで6年間ニート生活。本を読むことがきっかけで行動することができ、4か月の就職活動の後、再就職。

ニートがどれだけ孤独で苦しいか身をもって体験しました。

ネットで「ニート 就職」「ニート 女」など検索しまくり、恐ろしくなりました。ですが、一冊の本を読んで気持ちが軽くなり、行動してみようと思えるようになりました。

だから大好きな本のことを中心にnoteを書きます。

さらには、ネット上には女性ニートの情報が少なく、女性ニートならではの不安についても記して、同じ境遇の方の助けになれば最高です。

中島義道「差別感情の哲学」講談社学術文庫

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この本を読んで、変わりました。気持ちが軽くなって行動してみようかなと思えたきっかけの本です。

私が中島義道を知ったのは林先生(東進ハイスクール)の番組でした。代表作は「哲学の教科書」「私の嫌いな10の人びと」など。

かなり世の中を斜めから見た人で、でも本質を突いています。

われわれは、ある共同体に所属していることによって、身の安全を得るのであり、心の落ち着きを得る。

これは当時ニートだった私にはとても沁みました。ニートはとにかく心が落ち着いている時がありません。当たり前のことなんだけど、改めて実感しました。

また、ニートだった頃「自分はなんて劣った人間なんだろう」と自己否定していたのですが、次の文章を読んでスカッとしました。

社会的成功者や才能にあふれた者は、「自分が優れているなどは微塵も思っていない」と語りながら優越感を抱き続けるのである。

やっぱりそうなんだなと思いました。
この本を読むと、「世の中公明正大な人なんていない」と感じます。

だからニートである自分を否定してじっとしていちゃいけないんです。

ニートが人間として劣っているわけではありません。行動していないから人生が好転しないだけです。振り返るとそう思います。

さて、はじめてのnoteの記事。書いてみると難しいなあ。この本の良さを伝えるのは難しい。

人間の本質というか悪いところを凝縮したような本です。性悪説の方、ぜひ読んでみてください。

これから好きな本、ニートが就職するのがいかに大変なのかなど自分にしか書けないことを書いていきたいと思います。

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