ニート脱出のためにやるべきこと(その5)
元ニートがニート脱出のためにやるべきことをご紹介する連載の5回目、最終回です。
今回は「日記を書く」ことについて書きたいと思います。
デトックス効果
その日に感じたことを日記として吐き出すことで、デトックス効果が得られます。
「今日も寝て起きてご飯食べてまた寝て1日が過ぎてしまった」「お風呂に入ってたら辛かったことを思い出して泣いてしまった」「近所に買い物に行った。体力がなくて疲れた。こんな状態で働くことなんて出来るんだろうか」
こんな感じで、淡々と書く。出来れば感情を添えて。
もし、昨日より出来ることが増えていたり、新しいことに挑戦した日はポジティブな感情を残しましょう。
ネガティブな感情でも書くことでぐちゃぐちゃになった頭の中が整理されて、すこし落ち着きます。
ニート生活は単調なので、毎日感じたことをなんでもいいから書き残して毎日に変化をつけることが大切です。
ニート脱出後に役立つ
私もニート時代、毎日ではありませんが日記を書いていました。
いま読み返すと涙が出ます。
自信を無くして何に対しても意欲が湧かず、将来への不安、行動することへの恐怖に襲われて毎日疲れていました。
ニートを脱出してもたびたび不安になります。
「またニートに戻ることになってしまったらどうしよう」
絶対に戻りたくないのに、自信が無くなるとすぐこんな考えが頭をよぎります。
そんな時に過去の日記を読み返すと、「あの頃より前進してる、頑張ってる」と思うことが出来ます。
コンプレックスでしかない過去の自分がいまの自分を助けてくれる
日記を書くことの最大のメリットはこれだと思います。
まとめ
ニートや引きこもりは「このままではいけない」ってことは誰よりも理解しています。
でも行動できないんです。
行動出来ずに立ち止まっている間、自分が日々どんな気持ちでいるかを理解するためにも日記は有効です。
未来の自分を元気付けるためにも、いま日記を書いてみましょう。