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ケアンズ家族旅行記 day1→day2

いざケアンズへ

2023年10月中旬。リフレッシュ休暇を取った私は、家族とケアンズへ旅行することにした。
金曜日。私は午前中仕事へ行き、昼過ぎに帰宅。仕事を休んでいた妻は洗濯などの家事を午前中に済ませ、準備を整える。帰宅した私は給食を終えた子どもたち2人を学校へ迎えに行く。そして愛犬をペットホテルに預け、14時過ぎ空港へ向け出発。私の住む田舎からは関空に行くまでが既に小旅行だ。市バスで最寄り駅まで行きJRを乗り継ぎ17時半ごろようやく関空へ到着。
JETSTARのカウンターには長い行列ができており、流れでそのまま並んでいた。しばらくすると、私たち家族の後ろへ高校生ぐらいの修学旅行生と思しき団体が並び始めた。妻が列から離れカウンターの様子をチェックし、オンラインチェック済み用のカウンターが別にあることを発見してくれたため、行列から解放された。
21時発のジェットスターで7時間ほど飛行機に乗り翌日の早朝にケアンズへ到着する予定だ。だがトラブルがあったようで搭乗開始が1時間ほど遅れた。状況が分からず少し不安だったが、その後、飛行機は無事飛び立った。
機内が寒いとのネット情報があり、長袖Tシャツにカーディガン、手荷物のリュックに薄手のダウンジャケットという万全の備えで乗り込んだが、隣も斜め前の外国人もタンクトップだった。私もしばらくはカーディガンを脱いで過ごしていた。
ただ離陸後の食事のサービスが終わり飛行機が消灯された深夜やはり寒くなりまずはカーディガンを羽織った。めぐリズムホットアイマスクでリラックスしようとしてもなかなか寝付けず何度も目が覚めた。かなり寒なと思いダウンジャケットを羽織ろうかと思ったところ機内に灯がともり、到着前に機内食を希望した乗客への配膳が始まる。時刻は3時半。起きることを余儀なくされ周囲を見回したが、隣も斜め前の外国人も依然タンクトップだった。私は全く疲れが取れないままミートパイを頬張る。

JETSTAR座席のモニター画面

ケアンズ到着

14日の早朝ケアンズ空港に到着。天気は快晴。空港のエントランスに入り込む朝陽を見ただけで、気分がアがる。出発前に何度もケアンズの天気予報をチェックしていたが、滞在するこの一週間はずっと天気がいい予報だ。気温は最高気温が30度ほど、最低気温が17〜19度。出発前の日本より暖かい。日中も陽が落ちた後もTシャツ短パンで問題ない。ただ湿度70〜80%?って高くないか?と出発前は心配していたが、湿気でジトジトするという感じはなく快適だった。初日の予定は決めていなかったが、やはり飛行機では眠れなかったこともあり、とりあえずホテルへ向かいアーリチェックインをして少し休もうということになった。
妻がウーバーでホテルへの送迎を依頼。アプリは日本で入れておいたのだが実際に利用するのは妻も初めてで、少し不安もあったが、ほどなくKIAカーニバルでアジア系のドライバーが迎えに来てくれた。ドライバーがスーツケースを積んでくれ、18ドルほどでホテルへ着くことができた。

ケアンズ空港 滞在中は頗る快晴だった。

サザン・クロス・エイトリアム・アパートメンツ

サザン・クロス・エイトリアム・アパートメンツ。ここがこれから一週間ケアンズで過ごすホテルだ。ケアンズの街の観光スポットからは少し離れているが、大きなショッピングモールが併設されたケアンズ駅のすぐ近くで便利なエリアだった。
受付でのチェックイン時、ホテルのスタッフから「部屋はシングルベッドのツインで子どもが二人いるけど大丈夫?」と心配される。妻が事前に予約した際にはダブルベッドのツインの部屋とホテルから返信がきていたはずだったのだが、手違いがあったのかもしれない。
「部屋を変えようか?」と言われるが、妻は「一度部屋を見せて欲しい」と伝える。
案内された部屋は3階建ての建物の2階。ホテルにはエレベーターがないので階段で上がる。寝室に案内されるとシングルベッドを横にくっつけておいてくれていた。小学生の子どもが二人ということもあり、何とか四人で眠れそうだ。もしかするとシングルベッドではなくセミダブルのベッドが二つ並んでいたのかもしれない。ベッドは問題なさそうだ。何より部屋にベランダが二つある。一つはホテルのプールに面したベランダ、こちらには食事を取れるようなテーブルがおいてある。もう一つは日当たりがよい駐車場に面している。そしてキッチンとバスルームには洗濯機が置いてあり妻が事前にメールで伝えておいた要望が全て盛り込まれている。妻がこの部屋で良いと英語で伝え、受付にスーツケースを取りに戻った。アーリチェックインには追加で70ドルほど。
ちなみにこの旅のプランナーは旅慣れた妻であり、種々のネゴシエイター役もキホン妻が担っていた。私は2日分のレンタカーを手配した手配師でそのレンタカーのドライバーであり、また一介の書記に過ぎない。

子どもたちはプールを見てさっそく入りたくなったようで、水着に着替えプールへ向かう。私は眠れてなかったせいでソファで横になるとそのまま眠ってしまった。
目が覚めると子どもたちはプールからあがりシャワーを済ませていた。妻は荷解きを進めていたようで、起きて早々嫌味を言われる。

ホテルのプール 右側は微温水。左は冷水のプール。

ラスティーズ・マーケット

週末に開かれるというラスティーズマーケットへ向かう。どちらへ向かえばいいのか全く検討がつかないため、Googleマップに案内してもらう。少し歩くことになるのだが、早速歩行者用の信号がいつまで待っても変わらないことに気づき現地の人の様子をチェックする。信号ごとに渡りたい方向の押しボタンをプッシュするのだとすぐに理解し、下の子が押しボタンを連打する。
ラスティーズマーケットへ着いてすぐ、長旅と朝からのプールで下の子が少し疲れを見せたので、ソムタムという青パパイヤのタイのサラダとマンゴーとパイナップルのジュースを買い、足早にマーケットを後にする。
そして近くのJIMMYS BURGERSというハンバーガーショップへ。JIMMYS CLASICというメニューの一番上に書いていたバーガーで単品で20ドルほど。キッズクリスプバーガーという子ども用のメニューのバーガーはバンズにフライドチキンがサンドされたもので、こちらにはポテトが添えられ14ドルほど。イチゴシェイクで10ドルと、大体これぐらいの物価かと日本と比べて割高な物価をしみじみと実感する。地元なら日本三大和牛を使用したハンバーガーが1,000円ほどで食べられるのに…。

ラスティーズマーケット 野菜やフルーツ、お土産も売られている
ラスティーズマーケットのソムタム屋さん。辛さを選べる。
JIMMYS BURGERS

再びホテルへ戻り今度は子どもたちも昼寝。私もまた昼寝をしてしまっていた。目が覚めたところでホテル近くのケアンズセントラルというショッピングモールに入っているColesというスーパーマーケットへ。ケアンズセントラルにはこのColesの他にもWoolworthというスーパーも入っていて、この後何度も晩御飯の買い出しやお土産買いでお世話になる。
せっかくなので、この日はオージービーフなどを買い込みホテルのBBQコンロで焼く。こうして長い一日が終わった。


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