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6月10日 将棋対局反省

6月10日の対局反省です
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今日はキウイ戦決勝!

1戦目 ノーマル四間飛車

今日はキウイ戦決勝第二局 式代りりかさん戦
こちら先手番です。棋譜はこちら
戦型はノーマル四間飛車


開幕▲25歩
ここで飛車先交換を決めるべきか否か。この変化が嫌ならば先に▲48銀だが、▲48銀を指すと後手矢倉を許すことになる。
これをほんとに良しとするか問題
ここについては最後に改めて精査するので一旦飛ばす。今回は飛車先を交換した状態での後手四間飛車なので悪い道理はないのだが、飛車先交換は言い換えれば一手損した状態での駒組になるのと向飛車のケアを常にしなければならないことがネック
方針としてはひとまず自然と駒組をしていった

ここで▲36歩を指しておかないと△22飛からの向飛車があるので更に穴熊への駒組が遅れた
これが嫌ならば▲25歩がそもそも論になる

以降は松尾流穴熊まで完成して大駒を捌いて順当に勝った
定跡にない知らない展開に対して知ってる局面に寄せて自然に指そうというのは上手くできていたと思う

本譜進行はこの辺りにして、ここの精査をする
今回の反省はここがメインです。今まで▲25歩で行っていたがやはり▲48銀の方がいいのか?

▲48銀優先
即▲46歩
進行例

▲48銀優先するということは後手矢倉を許すということで、この進行になる
▲48銀を指したところで後手矢倉を指す人は少ないので(先手が▲25歩指した時点で誘導不可なので後手目線で手持ち戦型にするには安定性が低い為)この為だけにこの定跡覚えるのは億劫だなと思っていた
が、▲25歩優先にもデメリットがあり、△31銀型向飛車を覚える必要が新たに出てくるから
ここはもう後手矢倉をやろうと決めました。次からは▲48銀を指す!!!!!!

▲48銀△42飛

▲48銀を指すならば後手矢倉以外に出てくる選択肢としては△42飛が残る
この進行は本譜進行にも近いものなのでここの方向性だけ知っておこう(飛車先交換を許すのは少数派なので定跡化までする必要は無い)

▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲34飛
▲24歩△同歩▲同飛△33角▲28飛△24歩▲36歩
△33角進行以下△42銀~△22飛

▲48銀まで指せばいよいよ飛車先交換はしてしまうのがやはりいいみたい
ここで△23歩なら横歩を取ってしまう力戦、△33角なら飛車を引いて▲36歩以下▲47銀型で向飛車に対する対応と同じようなプレイをするのが良いみたいだ
ここまでを踏まえると本譜進行をソフト検討にかけるとずっと▲36歩を示していた理由が分かってきた
本譜の将棋は居飛車としては向飛車の分類として進めるべきだったらいいです
ねっふぃは向飛車に対して定跡化をまだ済ましていないのでこの後の方針は作れていない
向飛車に対する方針は宿題とする

反省

・次回以降は▲25歩より▲48銀を優先させる
・後手矢倉に対する左美濃の履修が新たに必要となったので、宿題とする
・定跡外れた将棋に対して自然な駒組で中盤進める感覚は良かった(あらきっぺさんの本を読んだり将棋放浪記やプロ棋譜を読み解くことでここの大局観の養いをする)
・向飛車に対する方針は宿題とする

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