見出し画像

6月8日 将棋対局反省

6月8日の対局反省です
詳しくは配信アーカイブ

久々のnote投稿です。
体調不良と仕事が重なり、一週間ほど対局配信をお休みしていました。
近々人間ドッグいくので一旦お待ちを!!

1戦目 ノーマル四間飛車

今日はV王将戦第2節 奄美くろ🥕さん戦
こちら後手番です。棋譜はこちら
戦型はノーマル四間飛車

先手四間は5月以降の△34歩を開ける居飛車を指し始めてから初めて出会いました。今までの対振りは基本後手でしか出会っていなかった
これを指せたならばねっふぃの地肩は着々と育っている証拠で、そのための日ごろの終盤勉強
序盤に関しては先手振り飛車はまだ定跡を細かく作っていないのでこれを機に作成します。

▲75歩

▲75歩で既に定跡は外れている。ここからどのように指すのかは分からないので一旦穴熊に向かう
正解手順は後にしてまずは本譜進行から見る

ここ△22銀と指したが△32金優先であったかもしれない
評価値上は△22銀ではあるがここの使い分けが難しすぎる。
ここは毎回迷いたいので、今回は答えは出さないが膿として出しておく
そして先手四間ミレニアムになった。これが難しい
単純な美濃かと思いきやミレだったのと、▲75歩先決めをされてからの先手ミレはどのような進行をすれば正しいのか
→普通に先手ミレ組んでくるver
→▲75歩先決めからの先手ミレ組んでくるver
→▲75歩先決めからの美濃▲56銀or▲66銀型
+後手verは宿題とする

組み切ってこの図
ここから△86歩▲同歩△45歩の進行と△24角の進行がある
そして▲75歩が指されているとどう作用するのかをあとで見る
本譜進行は迷った挙句△86歩から行った

△86歩▲同歩△45歩▲33角成△同桂▲45桂△同桂▲同歩△86飛

いざ踏み込んでいったのはいいものの、この形ではうまくいかないのが良く分かりました。正解は△24角の覗きの進行だったっぽい

不利ではあったものの暴れまわって寄せまで辿り着いた
蓋を開ければ仕掛けからは一方的ではあったが、寄せの手筋を読了した成果が出ていたと思う。最短の寄せは逃していたが、大まかには寄せれたので合格点ではあると思う。経験も得たので次に繋がる
苦手としていた先手振り飛車相手に勝つことが出来たのは良かった

本譜進行の反省は終わり、ここからが本題
この局面で何が正しいのかの精査をする
以前note記事にも書いた後手四間の△54銀型を例にして類似局面を見てみる(先手四間はまだ作ってないので)

ここから△同桂▲同桂△同銀▲55角

単純な△54銀型で仕掛けられた場合では同じ対応でも最終手△同桂▲同桂△同銀▲55角くらいで勝つ。相手から△65歩突きをしているので拠点に相手の歩が残らないことと、美濃なので角のラインが強い

同じ局面でミレ側からの歩突きを見てみたら居飛車+1000点で勝ち確だった
結局向こうからは突けないらしい

四間ミレの本譜進行は場合△55角も出来ないしそもそもこちらからの歩突きである。どちらから歩突きするかは重要そう。なのでこの変化を見るのは分岐違いで意味なさそう
美濃でこちらから歩突きする場合はどんな場合かを見てみる

美濃△54銀型でこちから歩突きを入れる条件は本譜ミレと同じく穴熊が完成したあとだった。こちらの▲24歩が成立しているのは同じ進行をした後に最終手△37角の王手があるからで、これがあるから居飛車良しになるカラクリでした
本譜ミレの場合は▲75歩がそもそも突かれていて角設置が不可なのと、そもそもミレなので角のラインに玉がいないことからこの攻めをしても居飛車が悪くなるということだった
では消去法で△24角覗きの進行ということか

△24角▲47金△33角

▲47銀の場合のあるが、これだけでいいらしいのが驚き
こちらは後手番なので打開する必要すらないみたい
相手から▲45歩が来るのであれば先述した通り居飛車優勢になるカラクリ
みたいであった
ということはこの▲75歩はむしろやられて嬉しいまであるのか?▲75歩が入る入らないでどう変わるのかは宿題とします
ミレ研究に関してはそもそも後手ミレの方針すら決めていない状況であるので、深入りはせず次の機会にします
こちらから△86歩するには条件がある、相手から歩突きさせると居飛車良し、こちらから歩突きするには条件が必要だということが知れたのが今回の大きな収穫です

反省

・▲75/△35歩問題は宿題とする
・歩突きの条件を今一度理解する。基本ベース相手からの歩突きは居飛車良し自分から突く際は細かい条件が発生する
・ミレの対応は宿題とする。角の覗きで対応が正解か?様々なパターンで本当にあってるかをミレ検討記事を書く際に明らかにする
・終盤は勉強の成果が出ていた

終盤勉強

一手詰ハンドブック
2周目
No.1〜100 7分54
No.101〜200 13分23
No.201〜300 20分4
3周目
No.1〜100 7分0
No.101〜200 12分26
No.201〜300 16分23
4周目
No.1〜100 6分32
No.101〜200 8分49
No.201〜300 13分10
5周目
No.1〜100 5分15
No.101〜200 8分1
No.201〜300 10分25

3手詰めハンドブック
1周目
No.1~100 56分49
No.101~200 1時間20分52
2周目
No.1~100 40分00
No.101~200 54分41
3周目
No.1~100 27分29
No.101~200 36分58
4周目
No.1~100 18分20
No.101~200 24分38

周回すればするほど順調にタイムは短くなっている!1手詰めに関しては5周目にして全問10分を切るレベルの成長
本来の目標では全て10周ずつすると決めたが、これは暗記で早くなっているだけの可能性が高いので、その記憶を消すために時間を置こうということで3手詰めに入りました。時間がたったらまた1手詰めやりはじめます。その際に早ければ地肩があがった証拠となる
1手詰めはぱっと見で分かるレベルには持っていきたい
3手詰めになった途端100問1時間レベルになった。だが4周目にして20分付近まで縮まっている
本来の目標では1~5手詰めまでを全て20分以内に持っていくことであったので、3手詰めも10周する頃には達成できているであろうことが分かる
これも暗記による短縮は許したくないので、5周目が終わり次第、他の3手詰めをする。忘れたころに続きをというやり方をします


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?