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しゅわっとする日々 駄菓子屋について

◆NEFNEに関わる人たちによる自由連載《汽水域の人々》
雑貨屋&フリースペースのお店「NEFNE」で交わるひとびと。多様な執筆陣がリカバリーストーリーをはじめ、エッセイ、コラム、小説など好きなように書いています。


こんにちは、松竹梅です。よろしくおねがいします。

みなさまは子どものころ駄菓子屋に行ってましたか?
私はほとんど行きませんでした。たぶん1、2回。

なんで行かなかったのかよく覚えてません。いっしょに行く友だちがいなかったのか、近所になかったからか、それかお金がもったいなかったのかも。

それで、大人になりたてのころ、ひどく後悔しました。もっと駄菓子屋に行っておけばよかったと。

150歳(推定)のおばあさんのいる店内に雑然と並ぶ30円の魔法の駄菓子。夢のようにおいしいそれらを食べると永遠に子どものままでいられたはずなのに。

駄菓子屋に行かなかったことで、なにかこの世の大切な秘密を知りそこねたような気がしました。

そして今。駄菓子屋に対して焦がれる想いはもうありません。

駄菓子はふつうにコンビニとかでも売ってます。ごくたまに、チューハイのあてに買って食べてみます。はっきり言ってまずいです。心もときめかないです。コンビニの駄菓子には魔法がかかってないみたい。

私は過去には戻りたくありません。めんどくさいから。3時間前にだって戻りたくないです。

でも、もし昔に戻れるとしたら、駄菓子屋に行っておけばよかったと後悔してたころに戻りたいです。


【今回の執筆担当者】
松竹梅/好きな食べ物は麺類と鍋もの、好きなチューハイはキリン本搾りレモン。幸せになりたいです。

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