HIT! ストリート・アート(2)

No.002
表紙写真・著作者 Jesse Clockwork 



ストリート・アートのススメ

その2 支持体


グラフィティといえば、駐車場やビルなどコンクリートの壁面に描かれたモノを想像する人が多いのではないだろうか。確かに最も描きやすいポピュラーな支持体ではあるが、さらに自分の表現を生かせる支持体を選ぶこともグラフィティでは重要な点である(上記の画像は路上生活者の家に描かれたグラフィティ)


犬のキャラクターが描かれた看板の下に、同系色でグラフィティが描かれている。看板のイメージとコラボレイトする手法を取っていて面白い。


これはちょっと変わり種、複数のシューズを木に巻きつけている。 個人的な見解だけど、これもグラフィティの系譜からの表現であるとみた。

 

基本的にグラフィティを描くことは違法行為なので、深夜、店のシャッターに描かれることが多い。しかしシャッターは店が開くと上がるので、日中人通りの多い場所であっても作品を見せることが出来ない。   


point! 

グラフィティは、70年代のアメリカでギャングなどのグループが縄張りを主張するためのマーキングとして、自分たちのチーム名を街中に描いたことがその起源だとされている。それが徐々に個人の表現へと変化していき、NYの壁や電車にスプレーやフェルトペンなどを用いたラクガキ文化が徐々に広まっていく。形態も文字から絵柄など複雑なものになっていった。美術家として有名なのはキース・ヘリングやジャン=ミシェル・バスキア。  


 


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笹山直規

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