HIT! OSAKAとARTと激安スーパーの謎

No.017
表紙写真・著作者 Jesse Clockwork


現代美術のアートフェア『ART OSAKA 2015』が大阪で開催される。
本日7月3日(金)は招待者・プレス関係者のみの内覧会で、4日(土)5日(日)が一般公開。

公式HP→ http://www.artosaka.jp/

今回が13回目の開催となるそうだ。
13という数字は西洋的には忌み嫌われるが、本来は非常にパワーを秘めている(トランプの王様=キングなど。)

私自身、実はまだ一度も『ART OSAKA』に行ったことがなかったのだが、今年は何か良い雰囲気を感じており、知人のアーティストも出品しているようなので、さっそく明日観に行くことにした。


さて、アートフェアというのは無料では入場できない。観覧チケットを購入する必要がある。親しいギャラリーなどで事前に招待チケットを貰うことも可能なのだけど、私はさらなる裏技を使ってみた。

それはTwitterで「誰かART OSAKAのチケットを下さい」と臆面もなくストレートに訴えることだ(そんな乞食のようなことを呟いた美術作家は恐らく私くらいだろう。)しかしその5分後には、GALLERY龍屋から出品されるアーティスト、イワタマユコさんという方から、友人の分を含め2枚もチケットを頂けることになった。

そう、これが、
 Twitter Power(ツイッターパワー)だ!

私は過去、ツイッターでビール、野菜、お米、画材、さらには個展の契約まで手に入れた、私にとってTwitterは魔術なのだ。

イワタマユコさんの作品 ↓
(※『ART OSAKA 2015』の出品作ではありません)

【それはペルソナ】 2015 28.0×20.0cm
ボールペン・水彩・コーヒー・イラストボード

イワタさんのHP→ http://www.iwata0125.com/index.html
GALLERY龍屋のHP→ http://www.t2y.info/


『ART OSAKA 2015』は全国からアートファン、コレクターの方々が訪れるようだ。大阪や関西のアートは、東京ほど目新しいものはあまりないかもしれないが、時代や流行に左右されない、マイペースでジワジワとくるものが多いと思う。

善き発見、善きお買い物を楽しみたいところなのだが、今時期、大阪はとても暑い。脱水による熱中症に気をつけなければならない。

そこで皆様には、大阪にある某激安スーパーマーケットをオススメしたい。とにかく商品が安く手に入るので、飲料をたくさん買って携帯し、こまめに水分補給をして下さい。

激安スーパーといえば、ドイツの写真家アンドレアス・グルスキーによる、アメリカのスーパーマーケットを撮影した『99セント』が有名だが、そのような「幾何学的な美」とは少し趣の違った驚きがそこにはある。アートファンならずとも、その豪華な外壁には圧倒されることだろう。

このネズミをまったく知らないという人は恐らくいないはずだ。僕らの仲間のリーダーが入口正面から堂々と招いてくれるのは、あのメルヘン王国とここだけではないだろうか。

さらに愛らしく微笑むお花ちゃんたち、日本の某大物アーティストの作品と酷似している(本物は葉の先端がもう少し丸いのだけど、そっくりだ)しかしギャラリーや美術館などで畏まって観るよりも、この激安スーパーで咲かせたお花のほうが、もう1段上のアートではないかと私は感じた。

店内も活気があり、ロケットやUFOなど、何故か宇宙をテーマにした色とりどりのネオン管がギンギンと輝いている。店は24時間営業の年中無休で、毎日朝から晩までエレクトリカル・パレード状態になっている。

賛否あるだろうが、この店自体が大量生産・大量消費社会の縮図であり、既存イメージのサンプリングやアプロプリエイト、またネオンを使った独創的な演出なども含めた現代アートの巣窟と化しているのだった(おしまい)


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笹山直規

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