見出し画像

南米ペルー旅行5日目|標高5,100mアンデス山脈の秘境レインボーマウンテン登頂

テレビでレインボーマウンテンの映像を見た時は衝撃的でした。マチュピチュへも行きたいとは以前から思っていましたが、カラフルな山の景色が今回のペルー旅行の決め手となりました。標高5,100mという未知の世界、高山病の心配とテレビで見たあの景色を自分の目で見ることができるという興奮が入り混じる中、5日目の朝を迎えました。

4:30-6:30|朝食とドローン

4時30分にツアーの車(4人乗りのセダン)に乗り込み、1時間くらい走ったところの小さいレストランで食事を取りました。口に合わなかったのと、食べ過ぎでお腹が痛くなるのも怖かったので、食べ物少なめ、コカ茶と水をメインに朝食を取りました。

このレストランは街でも村でもないただの道沿いにあり、周囲の山がとても綺麗で空気も美味しい自然を感じられるところでした。ここぞとばかりにドローンを飛ばして楽しみました。

マフラーや帽子など、登山のための寒さ対策グッズも売っており、毛糸の手袋を購入しました。

画像1

画像2

画像3


6:30-7:30|車で登山口4,600mまで移動

ご飯とトイレを済ませてから車で登山口まで移動しました。標高が上がっていくに連れて、空気が薄くなっていくのを感じました。ただ、特に辛いということではなく、意識して深呼吸をしながらなるべく体力を使わないように努めました。道中にアルパカを見ることが出来たり、村や畑などの景色を楽しむことがてぎ、それに加えて、ガードレールのない山道のドライブはかなりスリルを楽しめました。(かなり怖かったですが…)

画像4

画像5

画像6

7:30-8:30|馬に乗って頂上手前まで移動

登山口まで来ると、かなり空気の薄さを感じます。調子に乗ってスキップでもしようものなら、一気に息苦しさを感じるほどです。登山口からは山頂付近までは徒歩か、もしくはお金を払えば馬に乗って行くことが出来ます。事前リサーチをしていたところ、馬に乗って行った方が無難であるとの結論になり、ツアーを予約する時に馬と登山用のスティックを予めお願いしておきました。

馬に乗ると言っても、慣れない馬と険しい山道はそれなりに身体に負担があります。ただ、息が荒れることは無く、辛いことは何もありませんでした。強いて言うなら、お尻が張ったくらいです。

普段、馬になると言うこともなかなか無いので、体力温存と併せてとても良い経験にもなりました。今後、レインボーマウンテンに登頂される方には是非とも馬をオススメしたいです。ちなみに金額は事前予約でUS25ドルでした。

馬に乗っている間はアンデス山脈の絶景を堪能することも出来ました。ここでもアルパカやリャマを見ることが出来ました。

画像7

画像8

画像9

8:30-10:30|最後の数百メートルを歩いて登頂 絶景を満喫

山頂までの数百メートルは馬では登れないため、歩いて登ることになります。平地であればなんて事ない数百メートルも、標高5,100mだと30分を要しました。5歩進んでは立ち止まって深呼吸、息をするのが辛くなって来たらアルコールを手につけて鼻を覆うようにして深呼吸、腰をかけられる石があったら座って休憩、そんなことを繰り返しながら山頂を目指しました。私は座ってから立とうとすると立ちくらみの様な感じがしたので、基本的には登山用のスティックに体重をかけて立ちながら休憩しました。

登ること30分(体感的にはそれ以上)、ようやく山頂にたどり着きました。

画像10

絶景でした。
そして、登頂の達成感が想像以上でした。

ツアーガイドの方の話によると、温暖化の影響で今まで山を覆っていた雪が溶け始め、現れた山肌が虹色であったことからここ数年で観光地となったとのことです。乾期に行くと写真に写っている雪も無いそうです。

天気は晴れていると色が映えるのですが、曇ったり雨が降るとあまり綺麗に見えないため、乾期に行くのが良いと思います。この日はたまたま晴れたので良かったですが、その前の日は雨であまり良く見えなかったとのこと。

画像11

画像12

↑このアルコールを手に塗った上で鼻を覆って深呼吸をすると呼吸がすごく楽になりました。こういうのを用意してくれたり、荷物を持ってくれたり、写真を撮ってくれたりとツアーガイドの存在はかなり大きかったです。ツアーガイドと馬がいなかったら間違いなく登れていません。

画像13

登頂記念スタンプ お金を出せば押してくれます。

画像14

画像15

アルパカモデルとも写真を撮れます。
山頂では30分絶景を堪能しました。

10:30-14:30|下山後昼食を取ってホテルへ

帰路も馬の力を借りて登山口まで戻りました。天候が悪くなり一気に寒くなりました。駐車場近くのお店でコカ茶を飲んで温まりました。

画像16

幸い登っている時は呼吸の辛さはありましたが頭痛や吐き気などの高山病の症状はありませんでした。ただ、疲労感はかなりあり、帰りの道中はずーっと寝てました。

ランチは朝食をとったレストランでした。ただ、全然お腹が減らず、水だけ飲みました。山を降って標高は低くなっているはずなのにこの頃から頭痛もして来ました。どうやら高山病は時間差でもくる様です。
本当はドローンの撮影ができそうな湖にツアーガイドさんに連れて行ってもらう予定でしたが、そんな元気もなくホテルに戻りました。

14:30-17:30|ホテルでひたすら休憩

ホテルに戻った後は、コカ茶を飲みながらベッドの上で横になって体調の回復に務めました。

17:30-19:30|マッサージでバッチリ体調回復

ホテルで休むこと3時間で頭痛も収まって来たので出かけることに。それでも疲労感はあったのでマッサージへ行くことにしました。
この判断が大正解で、60分のマッサージでしたが一気に疲れが取れました!レインボーマウンテンに登山後はマッサージへ行くことをお勧めします。

画像17

画像18

画像19

マッサージ屋に行く前に少し街も散策。

画像20

なんてことなさそうなマッサージ店の門構えですが、マッサージの質は最高でした。
マッサージ店は市場の2階にあったので、体調が回復した後は1階でお土産を物色しました。

画像21

マッサージ店名|Relaxing Time Massage
料金|1時間2,000円(フルボディマッサージ)


19:30-21:00|初体験「天竺鼠(クイ)の丸焼き」

折角なので地元の料理が食べたいと思い、リャマか天竺鼠のクイを食べに行くことにしました。そんな時に雨が降って来てしまい、雨宿りがてら市場の目の前のレストランに。メニューを見てみるとクイがあったので、これも運命ということでそのレストランで夕食をとることにしました。

なんとも強烈な見た目で、見た瞬間に食欲がなくなりました。笑
味はハーブスパイスがふんだんに使われており、骨が食べられる部分が少なく、薄いビーフジャーキを食べている様な感じでした。
体調も良くなってきたので、ペルーのお酒クスコもいただきました。

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

レストラン名|Marques Culinary House


21:00-22:00|ホテルで晩酌してから就寝

主目的であったマチュピチュとレインボーマウンテンの観光も終え、高地にも慣れてきた感があったので夕食の後、ビールとスナックを買ってホテルで飲みました。ホテルではNHKを見ることが出来、ちょうど年末だったこともあり、日本の特番を見ながらビールを飲むというペルーにいながらにして年末感を味わうことが出来ました。

ペルー旅行の全日程は以下に投稿に書いています。

旅行の動画は以下にアップしています。

翌日起きた時に、この日お酒を飲んだことを後悔することになるとはこの夜は想像もしていませんでした。。。

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

写真や動画を撮るための動画を揃えて、より良い情報をお伝えできる様にしていきます♪