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270:【変化】9番の存在はどこにいった?時代とともに戦術が変わっていく!

こんにちは、禰宜田眞(ネギタシン)です。

果たして、梅雨は明けたのだろうか。日々日差しが強くて、堪えそうになっています。けどまだ多少風があるだけマシだなと思っています。もう少ししたらその風すらもなくなると思うと、過ごしていけるのかとついつい思ってしまいますが、おそらくこれは私だけでなく皆さん毎年思っていることではないでしょうか。

けど実際はどうでしょうか?
全員とは限らないですが、少なくても私と私の身の回りの方々は、毎年『暑い暑い』とは言いながら、熱中症等にならずなんとか乗り越えてきています。
水分補給や体調管理には気をつけて、今年も夏を乗り越えます。

先日、職場の先輩でスポーツ全般にとても詳しい方がいるのですが、その方とサッカーの話しをしている時に出た話題について今回は書いていきます。

9番はどこにいった・・・

 その話題とは、『9番』についてです。いわゆるエースストライカーの存在です。背番号には意味や役割があったりします。それはサッカーだけでなく、バスケや野球などでも同じだと思います。必ずそれに当てはまらないとその番号を付けてはいけないという決まりはないです。

昔と今でもそれはものすごく変わっていると思います。その象徴が『9番』だと思っています。海外サッカーも含めて昔に比べると圧倒的エースストライカーという選手がいなくなっていると思っています。点取り屋です。どういうことかと言いますと、ゴールへの嗅覚がどの選手よりも圧倒的に優れているところです。とにかく点を取ることが宿命とされている選手のことです。

例えば、数年前で言うと
元ブラジル代表のロナウド選手、元イタリア代表のフィリッポ・インザーギ選手、元アルゼンチン代表のガブリエル・バティストゥータ選手、元オランダ代表のパトリック・クライファート選手、元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手、元日本代表の中山雅史選手などなど挙げればキリがないぐらい出てきます。漫画だとキャプテン翼の日向小次郎ですね。誰もが認めるエースストライカーであり、圧倒的存在感を放っています。

では、今の現役選手では誰がいますか?とその方と話していて出てきたのが、
ポーランド代表のロベルト・レヴァンドフスキ選手、ウルグアイ代表のルイス・スアレス選手、フランス代表のカリム・ベンゼマ選手、イングランド代表のハリー・ケイン選手などなどです。

居るのはいますが、パッと出てこないんですよね。やはり9番の選手と聞いてパッと出てくるのは、昔の選手でした。
今は9番というよりか偽9番が多いですね。そこで偽9番とは、センターフォワードである9番タイプではない、どちらかというとセカンドストライカー、サイドアタッカー、またはファンタジスタと言われる選手が9番のポジションに入ることが多いイメージです。主には前線でパスの精度やスピードを高め、攻撃に多様性を生み出しています。現代では、リオネル・メッシ選手が偽9番の象徴だと言えると思います。

それはもしかしたら世代もあるかもしれません。けど間違いなくエースストライカーと呼ばれる選手は減っていると思っています。それは時代の変化なのかなと感じています。

時代が変われば戦術も変わる

 それと同時にフォーメーションにも変化が起きています。
以前まで主流だったフォーメーションは4−4−2でしたが、現在は4−3−3が基本になっている気がしています。どのチームも今はほとんど4−3−3です。サイドからのスピードを活かした攻撃が増えています。ポストプレーなどの一度フォワードの選手にボールを預けてタメを作り、味方の選手が上がってくるのを待つというプレーが減っている気がします。

それは真ん中でドシっと構えて待てる選手がいないと言うことです。別にそれが悪いと言うわけでは決してありません。
他にもゴールキーパーもゴールを死守するのはもちろんですが、それだけでは通用しない世の中になってきています。ボールコントロールや足元のスキルも求められるようになっています。攻撃の始まりはゴールキーパーからだとも言われるぐらいです。おそらく今のゴールキーパーの理想系はドイツ代表のマヌエル・ノイアー選手だと思います。
また、選手全員が攻撃も守備もする必要があり、1人が複数のポジションをこなせる選手が重宝される時代と変わってきているような気がします。もしかしたら代表選考の一つの項目にも入っているかもしれないですね。

今度はどうなっていく?

 また数年後には現代サッカーと変わっているかもしれないですし、もしかしたらエースストライカー的な『9番』が復活しているかもしれません。また違う戦略が求められているかもしれないですし、時代と共に変化していくんだろうなと思い、今後も楽しみだなと思います。
上記で挙げたような視点でサッカーを見てみるのもおもしろいかもしれません。

私個人的には今のサッカーも見ていておもしろいのですが、やはり9番というエースストライカーがいる時の方がおもしろいなと思います。今のサッカースタイルにエースストライカーがいると最高ですね。

サッカーを通じて、時代は変化するものであり、その変化に柔軟に対応できるから、いつまでも必要とされる人財になれると思います。これはスポーツだけでなく、社会でも同じことが言えるので、どんな時代がきても活躍できる人財になっていくためにも私自身も柔軟性等を身につけていきます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。



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