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BAKEで8ヶ月 / Instagram運用のふりかえり。推敲の地層を感じるもの。

BAKEに入社して8ヶ月。
BAKE CHEESE TARTのSNS運用やリーフレットのコピー制作、ファンイベントの企画・実行のお手伝いをしてきました。7月からはまた別の部署(マーケティング的な仕事は変わらずです)になるので、ここらで今までやってきたことを棚卸ししてみようと思います。

またしてもInstagramの運用について

数字としては10月半ば?くらいから本格的に運用を初めて、フォロワー10,000人くらい(2018.10)から、26,000人くらい(2019.7)になりました。地道。

で、日々の運用のことと、実施したキャンペーンを時系列で振り返りたいと思います。

◼︎日々の運用のこと
BAKEの各ブランドは「フォローでプレゼント」というインセンティブありのキャンペーンを通年でやっています。これ、最初どうかなあ、と思っていたのですが、普段の投稿のクオリティをしっかり保って、温度感のあるコミュニケーションをすることができていれば悪くないなと思いました。きっかけは「プレゼントが欲しい」でも、そこから投稿を目にして、ブランドに好意を持ってもらえれば良いなと。

なのでファン作りのためには、普段の投稿が大切。
やっぱりです・・・

テクニック的に日々やっていたこととしては 

①エンゲージメントが高くなる、必勝画像を知る②フィード(ホーム画面)の見え方を整える③ストーリーズの質問スタンプを利用する

①は、今までの傾向と競合ブランドの投稿を研究しました。で、思ったのは食品はまず最初の印象として「美味しそう」が先にくることが大切だなと。インスタっぽい「おしゃれさ」よりもちょっと先に「美味しそう」がくるイメージ。その方がエンゲージメント率が良い感じ。新フレーバーを投稿する時など、ここぞというタイミングではそこを意識して投稿画像をセレクトするようにしました。

で、ここで②です。唾液を分泌させる「美味しそう」な画像だけだと、タイムライン上ではいいんですがフィードの見え方がちょっとうるさくなります。なのでフォトショなどでタイルを組んで、画像を入れ、先々の見え方を見越して投稿をするようにします。(手法としてマストなもの以外)文字入りの画像も極力なくします。なので、エンゲージメントが低くなろうとも、バランス的にこれを入れる、みたいな判断もしていきます。**広告やサジェスト画面から飛んできたお客さんが最初に目にするのはフィードなので。ここの第一印象がよくないとフォローに繋がりません。

最後に③ 質問スタンプはBAKEに入社して初めて使いました。シンプルにめちゃ便利じゃないですか?これ。ちょーいいやんけ〜〜〜と多用してました。回答者のデモグラフィックがわからないのがアレですが、気軽にリアルなご意見・ご感想をお聞きできてとてもよかったです。そして、使い方として、お客さんの声をそのままコンテンツとしてリリースできるのもよかったです。売っている人からの「美味しいよ」よりお客さんの「美味しいよ」の方が強いので。通販サイトの口コミのようなものですね。やらせはなしです。でもブランドにとってプラスのものだけセレクトしていると嘘になるので、比率通りちょっと辛口コメントもご紹介するようにしていました。

◼︎キャンペーンのこと
フレーバーの発売などに合わせて、インスタグラムを中心にしたキャンペーンを3つやりました。

お客さんに
①キャプチャしてもらう(ちょい足しBAKE)
②コメントしてもらう(マダムベイ子の部屋)
③友達をメンションしてもらう(メッセージBAKE)

目的は基本的に商品の認知拡大とフォロワーの獲得。これ、単に露出を増やす仕組みとして成立させるだけじゃなくて、参加することでブランドの性格やメッセージが伝わるように企画しました。

で、広告費のかけ方がマチマチなので認知拡大やフォロワー獲得に対して特にこれが効果的だった!とは言えないのですが、お客さんと深くコミュニケーションができたのはストーリーズの質問スタンプを利用した②のキャンペーンです。下記。

ストーリーズハイライト↓恋の悩みなどをお聞きしています。
https://www.instagram.com/stories/highlights/17911395307281190/?hl=ja
この時、精神的に?大切にしていたことは 

本気で考えて心の底から言葉を繰り出す

最初は、コメントくるのか・・・?という感じだったのですが蓋を開けてみたらかなり濃ゆいのを多くいただけました。
身近には相談できないけれど、謎の牛になら言える、プライベートなガチ相談を多数いただき、吐くほど考えました。(ベイコ談)

ここで大切なのは「メーカーのキャンペーンなんだから」と予定調和に落とし込まないこと。応援する気持ち、幸せになってほしいという気持ちを本気で届ける、と、ベイコに言い聞かせて運用しました。このキャンペーンは、拡散性も低いですし、数字には表れにくいところなのですが、ストーリーズを見てくれるようなコアなファンに、ブランドの性格や姿勢を感じていただくにはとてもよかったな、と思いました。ついでに社内でもちょっと評判で嬉しかったです・・・。

たくさんの情報がある中で「どうせキャンペーンでしょ、売りたいんでしょ」と仕分けられないのはきっと推敲の地層が感じられる「本気さ」があるもの。

今後、SNS以外のコミュニケーションでも肝に命じながら頑張っていきたいと思います〜!

(と、8ヶ月広告運用もやってみたので、そのあたりの知見もたまりました。副業OKなのでお仕事の依頼も歓迎です〜〜)

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