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【今さらゲーム】コイツは使えるぞ!FIFA19キャリアのおすすめプレイヤー4選②

どーも。

前回に引き続き【FIFA19】のおすすめ選手を紹介。今回はMF&FW編です。

第二のベイル?ライン際で躍動するドイツ育ちの黒豹

[MF] Bakery Jatta
〇誕生日:1998/07/06(21歳) 〇国籍:ガンビア 〇身長/体重:184cm/79kg 〇市場価値:150万ユーロ(1億8300万円) 〇総合値ポテンシャル:68→78

先日の昇格プレーオフで敗退し、来季も2部で戦うことになったドイツの名門ハンブルガーSV所属のサイドアタッカー。アフリカンらしい身体能力の高さで10代の頃から注目されている逸材です。

↓Bakery Jatta↓

2年ほど前に彼のプレーを見たことがあって、大きなストライドを活かしたスピードあふれるドリブルと、積極的に仕掛けていく姿勢がとても印象的でした。足元のテクニックや駆け引きの部分にはまだまだ改善の余地があるものの、相当なポテンシャルを秘めていることに疑いはなく、順調に成長すればこの世代を代表する選手になるのではと期待しています。

そんな彼の将来を占う上でぜひとも目指してほしい選手が、レアル・マドリード所属のウェールズ人ガレス・ベイルです。ただし、今現在のベイルではなく、レアルに移籍する前に所属していたトッテナム・ホットスパー時代のベイル。それがJattaにとっての理想像だと考えます。

↓トッテナム時代のガレス・ベイル↓

当時のベイルはライン際を主戦場とする生粋のサイドアタッカー。抜群のスピードと疲れを知らない豊富なスタミナ、当たり負けしないフィジカルに、パワフルで正確な左足のキック。魅力的な武器をいくつも備えたベイルは、文字通り攻撃の要としてスパーズになくてはならない選手でした。

そんな彼の活躍をまとめた動画がこちら。個人的に強く印象に残っているのが2012-2013シーズンのウエストブロムウィッチ戦で決めたスーパーミドル(8:14~)。この時が彼が最も輝いていた時代と言っても異論は少ないでしょう。

Jattaとベイルのメインポジションは同じ左サイド。フィジカルやプレースタイルにも似た部分が多く、ドリブル・シュート・身体の使い方をさらに磨いていけば、第二のベイルとして脚光を浴びる日がやってくると、自分は信じています。

現在21歳のJattaですが、2018-2019シーズンはブンデスリーガ二部で25試合出場4ゴールという結果を残しました。ちなみに21歳当時のベイルもリーグ戦23試合出場3ゴールと、偶然にもJattaとほぼ同じような成績。しかしその翌年から覚醒の時を迎えたベイルは、リーグ戦のみならず欧州カップ戦でもチームをけん引する活躍を連発します。年を経るごとに覚醒の度合いを高めていった中で迎えた2013-2014シーズン、遂に彼は莫大な移籍金を残してレアル・マドリードへのステップアップを果たすことになります。

果たして、Jattaの未来予想図も同じ筋書きになるのでしょうか?

神のみぞ知るところではありますが、少なくとも【FIFA19】ではノッツ・カウンティのサイドアタック要員としてしばらく頑張ってもらうことになりそうです。


フィジカル上等!前線を荒らしまくる驚愕のスピードキング

[FW] Brandon Hanlan
〇誕生日:1997/05/31(22歳) 〇国籍:イングランド 〇身長/体重:182cm/73kg 〇市場価値:35万ユーロ(4300万円) 〇総合値ポテンシャル:61→68

ロンドン出身のストライカーBrandon Hanlan。イングランドの黒人ストライカーと言えば、マンチェスターUの黄金期にドワイト・ヨークとの「ホットセット」で有名を馳せたアンディ・コールの名前が挙がるでしょうか。

“史上最強の2トップ”の片割れとしてフットボールの歴史に名を残すコールは、フィジカルの強さとシュートの上手さでゴールを量産。ヨークと比べよりストライカー気質があり、多くの重要な試合で抜群の決定力を発揮しました。

サイズ的にはコールによく似ているHanlanですが、【FIFA19】で見た感じではフィジカルに全振りしたプレイヤーのようです。驚くべきは短距離走者並みの圧倒的なスピード。出だしの一歩がとにかく早く、優れた加速性能であっという間にトップスピードに達します。さらにフィジカルも強靭で、初期値84はスパーズの絶対的ストライカーであるハリー・ケインと同じ数値。個の打開力が求められるストライカーに適したフィジカルの持ち主と言えるでしょう。

↓Blandon Hanlan↓

反面、技術的な部分は改善の余地が大アリで、単純なボールロストやパスミス、GKとの1対1で外す場面もしばしば。どこを狙ったのかわからないようなシュートを放って、大げさに天を仰ぐ姿にもすっかり慣れてしまいました。

とは言え、技術はいくらでも鍛えられるのがサッカー。元々ある肉体的素質を活かすスキルを身に着ければ、いずれはイングランドを代表するFWになる可能性も。

まだまだ伸びしろ十分のフィジカルモンスターHanlanを見ていると、昨年のロシアW杯で日本代表を奈落の底に突き落とす華麗なスルーを決めたベルギー代表FWロメル・ルカクのプレーを思い起こさせます。2、3人じゃ止められない圧倒的なフィジカルと猛烈な走力、そして実はそこまで精度の良くないシュート(一部からはミドルシュートが少ないという批判も。)など、Hanlanの持ち味とマイナス点がそっくりそのままルカクにも当てはまります。

↓決勝点のシーンは1:22~

そんなルカクは、規格外の怪童として10代半ばの頃から欧州中のスカウトに注目される存在でしたが、Hanlanは若手とは言えすでに22歳。フィジカルを磨くかスキルを鍛えるか、今後の彼のキャリア(ゲーム内の)の行く末は監督である自分の手に委ねられています。

一方、現実のHanlanはと言うと、色んなチームを行ったり来たりのレンタル生活が中心の「いかにも若手」なキャリアを歩んでいました。ロンドン南東部を本拠地とするCharlton Athletic F.C.(監督はあのリー・ボウヤー!)のユースを経て2016-2017シーズンにトップデビュー。しかし直後からレンタル生活が始まり、昨年までの2年間はまともな出場機会を得られていなかったようです。

そんなHanlanに転機が訪れたのが今シーズン。生まれ故郷のCharlton Athletic F.C.を退団しGillingham F.C.にフリーで移籍すると、前線のファーストチョイスとしてシーズン9ゴールをあげる活躍を見せました。あのルカクと比べれば若干の遅咲き感は否めませんが、フィジカル重視の現代サッカー界においてはHanlanのような選手が求められる場面は増えてきています。その瞬間をトップリーグで迎えられるかどうか、すべては来季の活躍に懸かっていると言えるでしょう。


さて、次からは他のジャンルについても語っていきたいなと思っています。自分の気の赴くまま、あくまで自由に綴ります。

では。

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