見出し画像

最近のほっこりエピソード

その1

最近、私は花粉症に悩まされている。2月中から目のかゆみや鼻水、くしゃみなどの症状が出始め「地球温暖化のせいだ」と悪態をついていた。

私は2月下旬に耳鼻科に行き花粉症の薬を貰う、というのが毎年の恒例行事であり「今年ももうこの季節か~」と思いながら耳鼻科に行った。お医者さんに診察してもらい、「いつもと同じ薬30日分ね~」と毎年変わらないやり取りを行い耳鼻科を出た。

外に出た瞬間、鼻水が出てきたので鼻をかもうとマスクを外した。といっても普通に外したのではなく片耳はつけた状態で鼻をかんでいた。

そこで!!
急に強い風が吹きマスクが吹き飛ばされてしまった。当たり前のように通りすがっていく大人たちは無視だし(そりゃ他人がつけていたマスクなんて触りたくないだろう)私自身も走って取りに行く気力がなかったし地べたに落ちたマスクをもう一度つける勇気はなかった。なので「コンビニで新しいやつ買おう」と思ったのだが、そこで救世主が現れた。

小学校低学年くらいの女の子が全力ダッシュで私のマスクを取りに行ってくれたのだ。
私自身もびっくりして一緒に走り、礼を言って近くにいた親御さんにも礼をした。
周りの大人たちは無視なのに、小さい女の子はどこか誇らしげな顔で無言で私の(汚い)マスクを拾ってくれた。なんて純粋なんだ!!と思いながらもほっこりした。いい子に成長しますように。

p.s.なんとなく申し訳ない気持ちになったから一度地べたに落ちたマスクをもう一度つけて帰りました

その2

最近体調を崩していたのだが、病み上がりの時期にバイトのシフトが入っていたため渋々出勤した。
中々の鼻声だったため社員さんにも「声死んだ?」と言われたがなんとか業務をこなしていた。
そこで、かご一杯に服を買っていたご高齢(?)のお客さんに「一緒に畳みますね~」と声をかけた。
「店員さんはいつもきれいに畳みはるから不思議やわ~」と言われたので少しプレッシャーを感じながら畳んでいたのだが、袋に入れようと服を掴んだ時にそのおばあさんに
「あんた、可愛いらしい手してるな~!!!」
と興奮気味に言われた。
私自身、手が小さくその割には指が太いことがコンプレックスだったので、なんだか恥ずかしくなり
「いやいや~手大きくなりたいんです!」などと答えになっていない返事をしつつ、にやにやしてしまった。

別に顔がかわいいと言われたわけではないが、「かわいい」と言われるだけで嬉しいんやなぁと感じたほっこりエピソードだった。
私もかわいいと思ったら「かわいい!」って伝えるようにしよう。

余談

その1で耳鼻科に行った話があったが、その診察で「よく考えたらひどいこと」を言われた。
というのもその時、花粉症の症状+風邪ぎみだったため鼻水がすごく出ていた。
耳鼻科の診察では鼻・耳・喉などを見られるが、鼻を見られたときに
「まぁ風邪の症状もあるし、鼻の中すごい汚くなってますねぇ
と言われた。
その時は真面目に「はぁ~そうですか」と聞いていたが、
後から思い返すと年頃の女の人に向かって「鼻の中が汚い」とはどういうことなのか。耳鼻科では普通なんかな。
どんな鼻の中だったのか私も気になった出来事だった。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?