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【徳島スタディートリップ記録⑥🌲ゼロ・ウェイスト・ホテル】

こんにちは。

最近韓国語の勉強をするのに辞書を買いました。

まだまだ分からない単語ばかりですが、辞書を持つとちゃんと勉強してる人みたいでちょっと浮かれますね。笑

ペラペラになって韓国に行ったらとても楽しそうだなと将来を妄想して、今日もぶつぶつ韓国語を呟きながら生きています。

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さて、今日は徳島旅記録の最終回になります。

嗚呼。遂にここまできた!!

何度も言いますが、こんな予定ではなかったのです。

多くても前半・後半とかでまとめられるかと思いきや、面白い仕組みや感激したことなどあれこれ盛り込みたいなと思ったら、まさかの量になってしまいました。

ここまで読んでくださってる方がいたらめちゃくちゃ嬉しいです。
ありがとうございます。


最終回の今日は、前回までご紹介していた「ゼロ・ウェイストセンター」の施設の一部であるゼロ・ウェイストアクションホテル「HOTEL WHY」について。

ゼロ・ウェイストセンターについては2つ前のnoteを読んでみてください!


このセンターは建物の全体が「?」の形になっていて、ごみとの向き合い方について考えさせられる場所になっています。

今日紹介するHOTEL WHYは「?」の下の部分である丸の形。

よく見るとHOTELの文字が色んなものでできています!可愛い!


外から見るとよく分かりますが、この建物の窓枠もアップサイクルされたもので、一つ一つ形が違います。

建物の中には4つの部屋があり、各部屋階段付きのメゾネット構造。

そしてこのホテル。ただのホテルではなく、ゼロ・ウェイストを体験できるようになっています。
というのも、歯ブラシなどのアメニティーは無し、パジャマも持ち込みスタイルです◎

まずチェックインをしたら、その場で宿泊中に使う分の石鹸を自分でカット。この石鹸を切る体験も新鮮で楽しかった!

切った石鹸をスタッフの方が新聞に包んでくれます。

お次は宿泊中の飲み物を。

コーヒーと地元の晩茶があるとのことだったので、どちらも飲みたいと伝えたところ、それぞれガラス瓶とブリキ缶に入れてくれました。

コーヒーはその場で豆から挽いてくれるので受付が一気にコーヒーの香りに包まれます。

飲む分だけ入れてくれるシステム


パスコードをもらい、いざ部屋の扉を開けると、自然光に溢れた開放感のある空間が広がっていました!

何このおしゃれ空間!

窓が沢山ついているので日中は電気なしでもいけちゃうくらい明るいです。

見上げると木、木、木の吹き抜け。

入った瞬間に、将来はこんな家に住みたいなと思ってしまいました。

そしてなんとソファやテーブルなどの家具もアップサイクルのものだそう。ただお洒落だけじゃないところが素敵です。

洗面にはチェックインの時に切った石鹸を設置。他の余計なものは何もないのがスッキリして気持ちがいいですね。

お風呂にはニュージーランド発のサステイナブルブランド「eco store」の石鹸が付いていて、私のツボにドンピシャでした。

階段を上がるとまたまた癒し空間が。

どの本も面白そうだったのでいつか読みたいな〜

布団は収納されているので、夜は椅子を畳んで、ここに寝床を作ります。

そしてこのホテルの醍醐味といってもいいのが、自分で出したごみの分別体験ができるというもの。

上勝町のルールに沿って、自分が持ってきた食べ物や飲み物、レシートなどのごみを仕分けていくんですが、意外と多くてびっくり。

夜には近くの道の駅で買った柑橘類を食べたりしたので、沢山の生ゴミも出ました。

それを一つずつ考えて分別し、チェックアウトの際に実際にゴミステーションに持っていき45分別を体験させてもらいます。

実際にやってみるとわかるのですが、これが普段のゴミ出しとは段違いで、一つ一つのごみと向き合うのにかなり根気が入ります。

これをいつもやっている上勝の方々は本当に凄すぎます、、。

そしてこのホテルのもう一つの楽しみが朝食。

朝8時半ごろ、赤い袋に入った朝食をスタッフの方が持ってきてくれます。

中を開けると曲げわっぱとスープジャー、小瓶とベーグルが出てきました。

食べ方についての案内がお部屋にあるのでそれ通りに作れば◎

ベーグルに徳島名物のフィッシュカツなどの具材を挟んでサンドイッチのようにしていただきます。

スープジャーにはお湯を入れるとミネストローネに。

そしてゼロ・ウェイストの理念が朝食にも。

このグラノーラにはなんと以前ご紹介した「RISE&WIN Brewing Co.」にて醸造後に出るココナッツや、細かい晩茶も入ってるんです。

どれもとっても美味しく、意外と量もあって、大満足の朝食でした!



余談ですが、部屋に置いてあった『WASTE NOT Everyday』という本。

洋書だったんですが、ゼロウェイストのアイデアなどが沢山紹介されていて、個人的に買おうと思ったくらいよかったです!


便利さを追求したプラスチック製のアメニティーや個包装されたお茶が無くても不便なく過ごすことができるし、

新しい家具じゃなくても気持ちよく温もりのある空間を作ることができる、ということが証明されているホテルでした。

「ごみを出さない」生活は手間がかかりますが、その手間が生活を創り出しているようで、より毎日の暮らしを大切にできる気がします。


ホテルのサイトも、ぜひ覗いてみてくださいね!


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徳島県の上勝町。

地理的にもちょっと行きづらかったりして、行くまでに時間がかかってしまいましたが、実際に体験することがこんなに面白いとは思ってもみませんでした。

このブログには書ききれていないことばかりですが、もし気になる方がいたらぜひ行ってみてください。

そして是非一緒に感想を語り合いたい!


読んでいただいた皆様、改めてありがとうございました。

では、梅雨に負けず、張り切って参りましょう!



今日のnegoto:「暮らし方がその人の心を作り出すのでは?」


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