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「就活道楽」でいこう

就活を考えることは、まだ僕にとって気楽なことではありません。気が重くなって、作業を後回しにしてしまうこともしばしば。

今朝も、就活での方向性を検討しようと思っていたのに、気づけば映画を見ていました。

「スキルも経験もない自分はちゃんと働けるのだろうか」

「こんな自分を選んでくれる企業はいるのか」

「自分に合った社風の企業はあるのだろうか」

いろいろ、不安は絶えません。

でも、多くの人の場合、就活は避けて通れないステップ。どうせなら、就活も楽しんでやれたらいいですよね。


そんな時に使えそうなおまじないの一つに、「道楽」があります。これも実は古くからある仏教用語。僕も少し前までは「自分勝手に遊び惚けている」といった放蕩的なイメージがありましたが、そうでも無いらしい。

「楽しい仏教用語」によると、元々道楽とはこのような意味とのこと。

”「【道】を解して自ら【楽】しむこと」で、仏道修行によって得た悟りの楽しみを意味し、法悦の境界をいう言葉なのです。”

阿育王(あいくおう)という紀元前3世紀頃のインドの王様の伝記「阿育王経」にも「今己に道楽を得たり」という記述があるようなので、それほど大昔からあった言葉なのでしょう。

しかし、この言葉が存在するということは、修行僧の方々も修業がつらくなったり、修業がどうしても意味の無いことの様に思えて投げ出してしみたくなるタイミングがあるということ。

その事実は僕ら就活生に勇気を与えてくれます。新しいことにチャレンジしているのだから、苦しさや辛さを伴うのは自然なことで、要はいかにそれらを「楽しんでやれるか」ということ。物事や行動に意味を求めることも必要ですが、「楽しいから修業するか」とか、「楽しいから就活やるか」と、素直な感情に身を任せることも大事なのかなと感じます。

就活自体を全力で楽しみきることができたら、結果的に自分らしい仕事に就けるような気がしています。いつだって、Mr.ポジティブ!!

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