決意と揺らぎ

木曜日は6回目の結婚記念日だった。でもそれを祝う気には全くなれない私。私から言わないとダンナは覚えてない。スルーした。

それどころか、昼間はWさんとラブホデートだった。昼から会う約束をしてたら昼前にダンナが帰ってきて、一瞬焦ったけれど。セミナー行くからって何食わぬ顔して出て行った。最低ですか?

この日はお互いの尿道口と私のアナルを開発。尿道口はイマイチだったけど、アナルはだいぶ開発された。アナルに入れたまま騎乗位で結構激しく動いても大丈夫だった。そして彼はアナルの中でイッた。そのあとしばらく、何度もトイレ行ったらアナルから精子が出てくるのはははは、って感じだったけど。彼が気持ちよく私の中で(アナルだけど)イッてくれたことはうれしかった。でもでもやっぱりまだ私は前の方が気持ちいいけどね。アナルだけでイクことは無理だなー。ってこんな話してたらいじりたくなっちゃった、w


そしてその日の夜、お客さんに紹介されたスピリチュアルカウンセラーの人にオンラインでみてもらった。若干32歳の男の子で、なんでも正直に話す私に、後半彼はかなり個人的な興味を示していて…1時間半から2時間が基本なのに4時間もしゃべってた。でもほんと、後半は彼が私にエロスなこととか聞いてて…まあ、仕方ないよね、オーラとかみえるのかどうか、私にはわからないけど、まあそうだとしても、経験値は32歳の元気な男の子だもん、w私もそれを利用させていただいて、2回目からは有料(しかもこちらが決める自由価格(;´Д`))っていうから「お金は物入りなんで体で払わせてください!」って笑。向こうはそれを素直に喜んでた…チャットのことも聞いてこられて、まあいいやと思ってサイトを教えてあげた。「私を探してみてください」って。今日わかったって連絡きた。のぞきしてたみたい。で、酔っ払ってたらしく、私がおじさんをセックスカウンセリングしてたって言ったら「僕も調教してくださいーーー」って。こらこら。ってな感じでカウンセラーまで逆に虜にしてしまうモテ女ねいさん、笑。いや、正直32歳の恋愛経験少ない男の子なんて…簡単ですのよ、おほほ。ま、こんなことになってる時点で、彼はカウンセラーとしてどうなのって話だけど、元々占いとかスピリチュアルとかあまり信じない方で、そこまで期待してないというか。私はそういうものより経験値や人間力で人を見る目があるとおもってるし。でもまあみえるってことで、しかも無料でみてくれるっていうなら見てもらおうかな、くらいだったから別に腹も立ちません。あ、私のオーラは赤とオレンジとシルバーで、赤は性的なオーラで、非常に強いらしいですw全体のエネルギーもあふれるぐらい強いし、手から出るエロスのエネルギーもやばいらしいです。今までやってきた数々の男達の喜びがつまってるのかなー??まあなんせそれを聞いて、離婚することや新しく始めようとしている女性用の性感マッサージの仕事に関する決断は間違ってないって思えたから、それでいいの。

いろんな人から、そこまで決意してるなら早いほうがいいと言われ、最後に彼に「今年中にした方がいいでしょう」と背中を押された。最初はあと5年くらい…とか考えてたけど、話していると自分もそういう気持ちになって翌朝から動き出した。


まずはお金の計算。固定費や生活費と自分の稼ぎ、わずかな貯蓄の計算。うん、これならなんとかいける!と思えた。そうすると年内離婚が一気に現実味を帯びてきた。どんどん具体的に準備すべきことをしておいて(保険の支払い口座を名義ごとに分けるとか)、整ったら、ペット可の物件いくつかの資料と離婚届を静かに渡そうと順序も決めた。明日車検でローンが終わったからローン会社から私に名義変更をする予定だったのを、全部ダンナに変えてしまおうと思った。そうすれば離婚後の名義変更などは全部向こうでできるから。離婚したら私は車は要らない。とりあえずダンナにあげる予定だから。その書類を取りに行くついで離婚届ももらった。さすがにドキドキしてもごもごしてしまった。

でも、今日近所に新しくできた岩盤浴つきのスーパー銭湯行ってきて。
二人ともスーパー銭湯行くの好きだからよくいってるけれど、こういうのがささやかな幸せっていうんだろうな、確かにこういうのは幸せだったよなって思ったら途端にゆらいできてしまった。

せめて、別れてもこうやってたまに一緒にご飯食べたりお風呂行ったりできないかな、とか。別居でもいいのかな、とか。

ダメダメ!やっぱり私が私らしく生きるには…離婚がベストだと思う。

まずはできる準備に集中することにしようと思う。その時まではとりあえずダンナに離婚届を渡すのは先延ばしできる。
やっぱり離婚ってそうとうパワーいるね…向こうは別れたくないだろうから。


そしてそうなってくると、Wさんとも離婚するまで会わない方がいいんじゃないかって思えてきた。

私が離婚を言い出したらダンナは男の存在を疑うかもしれない。正直者の私は嘘を突き通せないかもしれない。でもそれをやったらダンナが相手に何するかわからないから迷惑かけるかもしれない。それに私自身やはりうしろめたさがある。離婚を考えたのはWさんやほかの男性のこととは直接関係がない。もちろん、加速要素にはなっているけど。

そして結婚生活継続しながらもWさんやほかの人と会って楽しめる状況があれば、やっぱり離婚しなくてもいいかなって思ってしまうんじゃないかと思う。離婚ってしんどいもん。

あえて会わないことで、早く離婚片付けて会いたいって思いたい。そうやって離婚をやりきるモチベーションにしたい。一応ダンナに敬意を示して少しでも誠実でありたい、今更だけど。

この週末は奥さんの実家まで長旅をしている彼。奥さんやほかのライダーと一緒にツーリングをしている最中や向こうの家族とご飯を食べている間もちょこちょこ私にLINEしてくる彼。

自分の見た美しい景色やおいしいものを送りながら

「会いたい」

って。

「私と一緒に見たいんでしょ。心はいつも一緒にいるよ。」

って返す。嘘じゃない。私も一緒に見たいなって思ってる。バイクはこわいけど。これだけ私を大事に思ってくれるWさんと毎日一緒にいて、週末はいろんなところに行って…楽しいだろうなって思う。


「ごめんなさい、酔っ払ってるから、って先に言っとく。やっぱり先生の芯になりたい。10分の1にしかなれないのはわかってるけど…ほかの男とセックスするのはかまんのよ。その男に感情が入るのもわかるのよ。うーーーん、難しいしもどかしいからまーいいやw」


そんな風に思わせて言わせてしまってごめんねって思う。だけど、私がここで謝ったって仕方がない。謝るくらいなら彼の気持ちに応えろよって話で。でも私には応えられない。だから、ごめんって言葉は言わない。

「うん、わかってるよ。大好きだし、日に日に大きな存在になってるよ。ありがとう。」

こんな風に思ってくれている人に。来週もできる限り私に会いに来る時間を作ろうとしてる人に。ごめんね、離婚できるまで会うの控えようと思うって言ったらどうなるだろう…

「先生大好き。心の支えになってます。」

「先生すきよ」

「10分の1でもいいの。楽しませてもらってます。」

「あなたは独占できないからいいの。この関係、この気持ちをもっててたいから、このままがいいのかな。先生の役に立てればいいよ。」

「年食って、50になっても60になっても一緒に楽しんでいたい」

「先生のおかげで充実してる。仕事がはかどる」

普通のシャイな田舎のおじさんがLINEでこんなストレートなメッセージをするようになって、恥ずかしがって嫌だって言ってたのに、自分の写真も送ってくるようになって。毎日毎日ずっと私のこと考えてて。私に言われて呼吸法始めたり、タバコやめようとしたり。ほんとに大事に思ってくれるのがわかる。でも家族のことは捨てちゃ駄目だよって再三言ってるし、彼もそこは納得してるはず。奥さんはよくてもかわいい子供たちがいるから。田舎で家も建ててるし。私は奥さんの代わりにはなれないから。


また来週月曜と水曜に来るってワクワクしてる彼。伝えにくいけど、やっぱりここはけじめをつけないといけないよな…はーほんと、大変だ、相手のいることは。


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