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LSHTM〜Week 1〜

※画像は学校内の地図の一部。迷路のようになっていて、しかも教室は地下あるから日も差さない部屋が多い…

月曜日(基礎統計)

基礎統計学は録画講義のみで、登校しての実技的な授業はなし。内容は、平均、中央値、標準偏差、分散、箱ひげ図などの基礎的な内容。加えて、「対数に変換することで外れ値の影響を受けなくする」、幾何平均の紹介(これは大学では習ってなかった)

火曜日(基礎疫学/公衆衛生の課題)

基礎疫学は事前のアンケート(疫学に関する知識について)があり、知識の習熟度別でグループ分けがなされます。
授業内容は有病率、罹患率、オッズ比の導き方、人年についてなど。講師の説明もわかり易く、理解しやすい。

公衆衛生の課題は授業がまず聴き取れない。内容は「人々の病気への理解の仕方の歴史(悪い空気が原因、祖先を敬ってないのが原因など)、健康に関わってくるもの(教育、失業、住居等)、「政治の影響」「会社による影響」、One healthの概念など。
後半のグループワークは、様々な介入(銃の保持のBan,日曜朝に酒購入禁止、横断歩道以外で道を渡るの禁止)が紹介され、「どれが個人の自由の侵害と思うか。どれは許容されると思うか?」をディスカッション。見事に死んだ。

水曜日(健康政策)
事前にレコーディングのレクチャー(1時間強)を視聴し、文献1章27pを読み、さらに配布された授業のガイドラインにも目を通し…課題がエグい。
後半のグループワークはレクチャーの復習。セミナーリーダーの話は早すぎて聞き取れないが、スライドは非常に分かりやすく復習は可能。

木曜日(ヘルスプロモーション/ソーシャルリサーチ)
ヘルスプロモーション(HP)は2コマ続けて講義。過去から現在までのヘルスプロモーションの紹介、バクテリアを病気の原因と特定した後のHPの変化、遺伝的な病気に対して出産をコントロールなど。また、70年代には医学が発展して脅威が解消されたように見えたが、①医療費の増大の問題②死亡率の低下は「生活の向上>医学の進歩」のような意見もあった。他、アルマ宣言やオタワ憲章の紹介、行き過ぎたHPの弊害など。

ソーシャルリサーチ(SR)は講義+ディスカッション。講義直前に資料がWebで配布されたため、予習なし。授業前課題はそれなりに多い。授業は見事に意味不明。
「研究の枠組み」について説明(positivism, interpretivism, transformativeなど3つ紹介 )
ディカッションは事前課題の「街行く人の観察」についてグループで共有。「どのような観察だと駄目なのか?」「どのような場合にokなのか?」など、研究倫理を考えていく上での導入に思えた。

感想

IELTS7.0で入学したのですが、「英語非ネイティブなら、それくらいのレベルの人もいるだろう」と思ってたら、7.0レベルは日本人くらいでした。残りの学生は最低でも8.0(平均8.5~9.0)はある印象。「生まれは〇〇だけど、英語圏の国に移って〜」「学校の授業は全部英語で〜」みたいな、金持ち&エリート層が入学されているイメージ。
LSHTMは8.0は欲しいですよ、ディスカッションとか本当についていけなくてメンタルが殺られるし。何より授業料の無駄でございます…

今週の勉強時間

授業:13.5h
自習:27h(9/30~10/6)
合計:40.5h

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