4 Neighbor’s Radio

有志で集った数人のライターでレビューからコラムまで。ジャンルは分け隔てなく、フレッシュ…

4 Neighbor’s Radio

有志で集った数人のライターでレビューからコラムまで。ジャンルは分け隔てなく、フレッシュクラシック問わず。多すぎて流れがちなネタを少しでもキャッチしてもらうために更新。

マガジン

  • inkyo

    • 5本

    writer┊@inkyo_seikatsu┊クラブと生活@club_seikatsu┊coharu13@gmail.com┊日本語の歌詞に注目しがち

  • 泣くなよ

    映画音楽漫画に生き物と、美味い飯。字面だけは好きに生きさせて下さい。 Twitter・・・@eow_11

  • しばけん

    • 8本

    アメリカ、イギリス、日本、韓国を中心になるべくジャンルレスに広く浅く聞いております。 ミーハーです。 Twitter @shibaken627 https://open.spotify.com/user/21vistme2erscl7izhckyslha?si=ynbqee5BQ_WVo1145NKPVA

  • 清水ダマロン

    96年生まれうお座。 ジョジョは2部と6部。 インスタ @rikuisdead

  • かずきだよし

    音楽、映画、本なんでも好きです。1人だけ昭和生まれです。

最近の記事

”部屋の中でも、フェスじゃなくても、夏なんだ。” HINTO『NERVOUS PARTY』(2014)

ライター:しばけん コロナの影響で、いくつかのライブハウスがライブ映像を挙げている中に、渋谷ラママが挙げたHINTOの「シーズナル」を見つけた。 あー、この曲懐かしいな 気がついたら、もうすぐ夏。 色んなことが重なって、たまたま見つけたこの映像をきっかけに、6年も前の夏によく聞いていたアルバムと、ちょっとした思い出について書こうと思います。 HINTOは、SPARTA LOCALSの安部コウセイが中心の4人組バンド。 伊東さんのギターは、この人にしか鳴らせない奇妙な

    • あいくれ、その旅の途中を

      ライター:inkyo  2020年3月15日。あいくれのワンマンライブ配信を自宅で見た。新型コロナウイルスによりイベントの自粛が要請されている今、多くのイベントが中止/延期となり、その代わりに配信が行われている。今はどの判断も苦しみの上にあり、代わりとする方法の是非も模索している状況だと思うから、全ての考えられた選択に敬意を持って受け取らなければ……、趣旨がずれるのでこれについてはまたどこかで。  そして、あいくれに関してはかなり勇気を要する正解の(みんな正解ですが)選択

      • aikoの音楽で成り立っていた人生の時間。

        ライター:泣くなよ 祝辞 東京オリンピックという日本一世一代の大イベントに並ぶのは、もうaikoのサブスク解禁くらいしかないと思ってた。そして今、時は来た。冒頭から関わってはいけないタイプの匂いがしている方、水売られそうだなと疑っている方怖がらないで。今すぐこちらへ来て下さい。そして人類の宝aikoに心の扉、アンロックしてもらってください。  今回、aikoの大解禁を気に、どうやって彼女の楽曲を理論的に紐解きながら紹介していくか、一度真剣に考えました。でも、無いです。

        • Denzel Curry & Kenny Beats 『UNLOCKED』 (2020)

          ライター:清水ダマロン はい。 今回はつい先日サプライズリリースされたこちら。 両者によるプロジェクトは初めてではないので意外ではなかったが、アルバムとなると話が違う。 1周目から思いっきりヤられ、部屋で「やばい…やばい…これ最高……」とボゾボソ呟きながら勢いで書いている。 両者の簡単な紹介から。 Denzel Curryは今や伝説の幕開け的な語り口でものぐさになっている2016年のXXL Freshmanですね。しかし他のラッパーとは明らかに一線を画すスキルと本人のHi

        ”部屋の中でも、フェスじゃなくても、夏なんだ。” HINTO『NERVOUS PARTY』(2014)

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        • 滝田 優樹
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        記事

          Mura Masa『R.Y.C』(2020)

          ライター : しばけん 時代をまんま書き出したみたいなアルバムだなと思っています。それは音もそうだし、題名だったり、MVの雰囲気も。 今までもあったようなテーマではあるのかもしれないけど、今しか鳴らせないと思います。僕の想像するイギリス周辺のユースカルチャーを体現してる作品でした。 Mura Masaのようなアーティストがバンドサウンドを積極的に鳴らしてるのを聴くと、ギターキッズの僕はめちゃくちゃ反応してしまいます。Weezerの次回作も楽しみだし、そろそろロックが

          Mura Masa『R.Y.C』(2020)

          2020熱帯低気圧、Quando Rondo - 『QPac』(2020)

          ライター:清水ダマロン はい。あけおめ Hiphopというゲームにおいて誰かが死んだり殺されたりと物騒なニュースに死ぬほど胸をしめつけられたここ2,3年、メンタル的にも「しばらくHiphop聴きたくね~~~~~」ってなっていたんですが、 聴いてます。 ブレずに行こう! Wikiで知ることのできる情報から。 Quando Rondo、1999年生まれの現在20歳。MC名のRondoはボストン・セルティックスのレジェンドRajon Rondoから。 生まれはジョージアのサバ

          2020熱帯低気圧、Quando Rondo - 『QPac』(2020)

          全然知らないけど絶対に愛のひと―藤井風“何なんw”“もうええわ”

          ライター:koharu  サクサク書くつもりだったのにもう1月が終わる。おかしい。今年もよろしくお願いします。  SpotifyのRelease Raderを聴いていたら全然知らないアーティストが入っていた。やたらにいい。有名バンドの人がソロ作を出した系ですか?と思ってもう1曲聴いてみる。めちゃくちゃ食らう。  さっと調べてみたらインタビューはおろか記事も見当たらなくて(リサーチ不足だったら教えて)、とりあえずHPを見てみたところなんと97年生まれ。22歳……。もう世界

          全然知らないけど絶対に愛のひと―藤井風“何なんw”“もうええわ”

          金子駿平『NEW LIFE Ⅱ』(2019)

          ライター:しばけん 深夜のテレ東ってMVをただ垂れ流す時間ありますよね。 いつもぼーっと見ちゃうんですけど、そこで流れていたのが今回紹介する金子駿平さんの「ニューライフが待ってる」のMVでした。 声で持っていかれました。 夢を見ている少年でもあるけど、現実を分かりつつある青年さも持ち合わせているようでした。何かの狭間で決意表明をしているように聞こえたんです。 少し先で春が待っている冬にぴったりなこの作品、是非聞いてみてください。 1.ニューライフが待ってる まず、タイト

          金子駿平『NEW LIFE Ⅱ』(2019)

          グッドミュージックな映画(ラブコメ編①)

          ライター:かずきだよし どうも。 今回は音楽が良い映画をご紹介できれば。 テーマはラブコメで。 ラブコメは主演の2人の演技のケミストリーばりに選曲が大事!なはず。 ちなみに映画も音楽もジャンルは受け手が己で感じて判断すればいいと思う派なので、私的にラブコメだと思ったものをチョイスしています。 あと、コメディには賞レース狙いの映画より大切なことが詰まってると思ってます。 今回は音楽だけではなく内容もおもしろいやつを選んだつもりです。 ストーリーのネタバレはないはず

          グッドミュージックな映画(ラブコメ編①)

          iivvyy『iivvyy EP 2』

          ライター:inkyo  HVNSとKOSMO KATによるユニット、iivvyyの2作目です。前作『iivvyy』から1年半くらい経ってようやくのリリース。とっても待っていました。私はiivvyyが大好き。今回はbandcampのみで配信しているみたいです。 hold you (intro)  当たり前なんだけど、最初から絶対にiivvyyで嬉しい。1分12秒の短い曲でEPにストーリーを生んでいる。彼らのこういう制作スタイルが好きです。曲数が少ないからアルバムより流れを

          iivvyy『iivvyy EP 2』

          いっぱい好き オブザイヤー

          ライター:清水ダマロン はい。 前回もここの5人と合同記事ということで年間ベストをやりました。が、読んでくれた人は分かる通り、自分は『知らない人が多そう』というコンセプトでランキングを組み立てました。 なので今回は窮めて単純に、ただただ好きなアルバムを並べていくだけの記事になります。ジャンルも一切関係なし。 つまりは独り言です。 とりあえず今年リリースされたアルバムをiTunesで漁り、そこからPickしていくと、なんと144枚。 ベスト50という形で発表しようとは思いま

          いっぱい好き オブザイヤー

          Billie Eilishからタピオカまで。ワールドトレンドをのりこなす男。 DEAN FUJIOKA 「Shelly EP」

          ライター:かずきだよし 俳優兼ミュージシャンな二足の草鞋の人たちって損してると思うんです。 俳優業も音楽家としての活動も才能爆発させてる人もいれば、人気が出た今がチャンス!感満載のメイクマネー臭ぷんぷんで聴くに耐えない人もいて。後者の人(と周りの人)のせいでガチガチで音楽やってる人のイメージも下がる悪循環な空気って昔から薄っすらと漂っている気がして。 がしかし、スルーするには惜しすぎる、知らずにいるのはもったいない人はたくさんいます! ということで今日はDEAN FU

          Billie Eilishからタピオカまで。ワールドトレンドをのりこなす男。 DEAN FUJIOKA 「Shelly EP」

          "これぞ、アメリカ流イケてる男" Ne-Yo 『In My Own Words』(2006)

          ライター:しばけん 今回は、僕が洋楽をたくさん聞くきっかけになった1枚との思い出話(?)をご紹介します。音楽だけでなく、"イケてる男とは"を知るきっかけにもなった1枚です。いまだに聞いています、めちゃくちゃカッコいい。 Ne-Yoとの出会いはたしかテレビ神奈川で流れてたビルボードトップ40(この番組は今も続いています!)で見た「So Sick」のMVが最初だったかな。切ないイントロから始まり、J-POPには無い重低音のビートと甘くセクシーなハイトーンボイスのハーモニーに1

          "これぞ、アメリカ流イケてる男" Ne-Yo 『In My Own Words』(2006)

          Emily Yacinaを聴いて思い見る”ベッドルーム・ポップ”とは

          ライター:滝田 優樹 回を重なるごとにディープでマニアックな内容になっていってる4 Neighbor’s Radio。 私、ソロでの記事のアップはまさかの約一ケ月ぶり…。 ディープでマニアックな記事を尻目に今回も滝田は最近、気になる新譜を紹介。 実はこれ、リリースがもう一週間早ければ年間ベストに入れても良かったくらい良かった作品でずっと書きたくていたやつです。 前置きが長くなってしまったのでここらへんで本題へ。 Emily Yacina『Remember the S

          Emily Yacinaを聴いて思い見る”ベッドルーム・ポップ”とは

          DaBaby - 『KIRK』 (2019)

          ライター:清水ダマロン はい。 皆聴いたこのアルバムです。 DaBabyは1991年生まれ(2019年現在27歳)、J. Coleと同郷のノースキャロライナ出身のラッパー。 2015年にBaby Jesus名義での1st mixtapeをリリース後、同年のSXSWでのタフすぎるパフォーマンスが話題に。 その後mixtapeを着々とリリース、今年Dropされた"Suge"(『Baby on Baby』収録)がそのMVの内容と共に超バズを起こし、登竜門でもあるXXL Fres

          DaBaby - 『KIRK』 (2019)

          昭和を生きた男たちによる「令和版プレイボーイ講座」、小西康陽とプレイボーイズ『井上順のプレイボーイ講座12章』

          ライター:かずきだよし 「プレイボーイはなるものでも目指すものでもない。例えばお洒落なジャケットを羽織るように身に纏うもの。」 どうも。今日は令和元年に相応しいこの一枚をご紹介できれば。 一度はCD屋やレコードショップでジャケを見たことがあるかもしれない、ジャケットモデルを松岡きっこが飾る、前田憲男とプレイボーイズの演奏にのせて五代目圓楽がプレイボーイとは何ぞやということをご教示してくれる一品『円楽のプレイボーイ講座12章』。 このラウンジ名盤を、ピチカートファ

          昭和を生きた男たちによる「令和版プレイボーイ講座」、小西康陽とプレイボーイズ『井上順のプレイボーイ講座12章』