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【注目】実在した白いゴリラを知っていますか?日本未上陸のスペインのゴリラアニメ映画『Copito de Nieve』

※この記事は2014年にアメーバブログで投稿した記事の再編集版として無料公開しております。
https://ameblo.jp/nejimakikoibumi/entry-12229944796.html

2014年5月、日本で公開された映画『ミスターGO!』
2013年の韓国映画です。

知らずに映画を見てビックリしたけど
オダギリジョーさんが出演しているんですよ。

もっとビックリして欲しいのはゴリラの造形美。
本作に登場するゴリラは『ライフ・オブ・パイ』と同じく3DCGで作られた、作り物のゴリラ。作り物とは思えないリアルさにぜひビックリして欲しいです。韓国は3DCG技術もここまで来ていたのですね。

このゴリラの造形がどれだけすごいかは
他のゴリラCGと比べていただければ
分かるんじゃないかと。

こちらはスペインの2011年のアニメ映画
「Copito de nieve」
スペインに実在した白色の毛を持ったゴリラを題材にした映画です。

この白いゴリラの名前こそ
コピート・デ・ニエベであり、映画のタイトルのそれです。

生物界では遺伝子疾患で、極稀に身体が白い固体が生まれる場合がありまして、こういった白い生物はアルビノと呼ばれています。(人間にも発生し、差別や人身売買など深い問題を抱えています)

スペインの動物園の人気者だったようですが
2013年、皮膚がんに冒され、安楽死という形でこの世を去りました。
無知な私にはいろんなことを考えさせられる題材ではあるものの、
この映画、一点残念なことがありまして

3DCGの出来が雑。

明らかに作り物感のあるCGのせいで作品に登場する動物達が超浮いてる
全然リアリティを感じられない様な出来でした。

2000年代ならまだ許せたけど、
2010年代も越えて、この出来だと少しは文句を言いたくなります。
3D技術というのは「何人もうまく使えるわけではない」ということが分かりますよ。

造形というか浮いてるのが問題なんですよね、これ。

どんどんリアルになっていく3D技術ですが、普段ハリウッド映画なんかで見ているものは、かなりの上質なプロが作ったものだと痛感します。

韓国は今回『ミスターGO』でそれを見せつけてくれたわけですが
一方の日本はどんな作品で対抗していけばいいのでしょうかね。
3DCGを見せつけるような作品、なんかあったっけ。(ぼんやり)


※追記……『STAND BY ME ドラえもん』(2014)、『GANTZ:O』(2016)、『シン・ゴジラ』(2016)など言ってるそばから、日本も推していける3DCG作品が出てきましたね。


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