やっと8月に追いつきましたので、8月分のアニメ映画興行ウォッチングをやってまいります。

2023年8月4日〜8月6日の週末動員数ランキング

続々と公開されたアニメーション映画たちを押しのけ、首位を獲得したのは先週に引き続き『キングダム 運命の炎』。
さすが人気シリーズ、強いです。

2位には、シリーズで初めての3Dアニメーション化に挑んだしんちゃんの映画最新作、『しん次元！クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』がランクイン。

初週末4億円というシリーズでも随一の好スタートとなりました。
一方で評判はそこまで……という感じが不穏です。

3位には残念ながらしんちゃんとの勝負に負けてしまったピクサー最新作『マイ・エレメント』がランクイン。

こちらは3億円というスコアですが、しんちゃんとは逆に評価が高い分、口コミ効果でのロングラン上映に期待です。

『君たちはどう生きるか』もまだまだ好調。
新作アニメ映画組にはさすがに負けてしまいましたが4位をキープです。

新作組の中では出遅れてしまった『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は6位スタート。3週目の『ミッション：インポッシブル』にも負けてしまうのはちょっと寂しいです。

7位には京都アニメーションの最新作『特別編 響け！ユーフォニアム -アンサンブルコンテスト-』がランクイン。公開館数が50館ほどという規模での上映だったのですが健闘しています。

8位には15週目というロングラン上映の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がランクイン。なんとこのタイミングで追加の来場者特典が追加されました。夏休みシーズンの狙い撃ちなのか、おっとりさんタイプの興行なのか、どっちだ。

9位には『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiD』。週替わり入場者プレゼント 第11弾はフレークシール（4枚入り）＜グループA＞でした。こちらは12週目に突入しています。

夏休み興行も後半組が続々と登板。
アニメーション映画がランキングの半分を占める週となりました。
『リトル・マーメイド』や『東京リベンジャーズ』が圏外へ出ちゃいましたね。

以上、そんな感ジ。

先週のレポートは以下の通り。

この週末は新作アニメ映画は一週スキップ。
実写映画組で『バービー』や『リボルバー・リリー』、『ミンナのウタ』が始まります。

以下、購読者枠では、
公開前から『映画プリキュアオールスターズF』で良いニュースや悪いニュースが入り乱れている話。

ここからはマガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」の購読者（月480円）、もしくは単品（198円）でこの記事をご購入いただいた方向けの内容です。

マガジン購読で月20記事〜の更新が読み放題になります。
過去記事はアーカイブのマガジンを購入しても読むことができます。

【購読者向】『映画プリキュアオールスターズF』公開間近！プリキュアの2023年夏

今年20周年を迎えるプリキュアシリーズが5年ぶりに全プリキュアキャラクターが集う“プリキュアオールスターズ”シリーズを復活させます。その名も『映画プリキュアオールスターズF』。

企画自体は以前もお伝えしていたのですが、
その後いくつかの続報が発表されまして嬉しいニュースが飛び込んできたのに加えて、興行サイドとは別でプリキュア界隈で不穏なニュースが飛び込んできていたプリキュアの2023年夏をまとめました。

□朗報！『映画プリキュアオールスターズF』で待望の“あの”上映形式復活！