見出し画像

2023年7月3週末目のアニメ映画興行動向レポート&アニメ制作会社CloverWorksが赤字転落報道!賃借対照表を見ていこうぜの回

これを書いてるのは8月ですが、平然と7月3週末目のアニメ映画興行ウォッチングを更新します。


2023年7月21日〜7月23日の週末動員数ランキング

1位 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
2位 君たちはどう生きるか 
3位 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-
4位 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
5位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
6位 劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiD

7位 リトル・マーメイド
8位 五等分の花嫁∽ 
9位 交換ウソ日記
10位 THE FIRST SLAM DUNK

先週の1位から早くもスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』が2位へと陥落。『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作に首位を譲りました。

2週目時点で36億円は上々な数字ですが、初週末で21億円を記録していたことを思うと早くもの失速ぶりが感じられます。

5位にはロングランの『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
こちらはついに大台の130億円、動員900万人を突破です。

そして6位には急浮上の『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiD』
延長特典10週目の入場者プレゼントはポストカードAでした。

そして大台の20億円を突破。この数字を超えたのは本当に快挙です。
一体どこまで伸びるのか。

8位には『五等分の花嫁∽』
まだ初週末特典期間なのですが、場所によっては水着ミニ色紙の配布が終わってしまっているせいか、順位を落としてしまいました。

そして10位には、何度目の復活だ『THE FIRST SLAM DUNK』

スラムダンクは、本当に興行が面白く。今度は上映回数が少なくなるのに合わせて、時間帯別上映を実施。週ごとに朝・昼・夜の時間帯の上映を実施するという企画を実施。

しっかり昼練用のチラシも作っています。

そして2023年8月31日での終映も発表。夏休みが最後のチャンスということでも集客数が増えたのあるかもしれません。

『それいけ!アンパンマン ロボリィとぽかぽかプレゼント』は圏外へと移りました。『古の王子と3つの花』『おそ松さん』はランクインならず。

以上、そんな感ジ。

先週のレポートは以下の通り。

この週末には特にアニメーション映画の上映はなし。
Netflixで『ミラキュラス レディバグ&シャノワールザ・ムービー』を観よう!

以下、購読者枠では、
7月の頭に報道され話題となった、アニメーション制作会社CloverWorksが突如赤字転落を発表した話を特集します


ここからはマガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」の購読者(月480円)、もしくは単品(198円)でこの記事をご購入いただいた方向けの内容です。

マガジン購読で月20記事〜の更新が読み放題になります。
過去記事はアーカイブのマガジンを購入しても読むことができます。


【購読者向】アニメーション制作会社CloverWorks赤字転落!

●7月3日CloverWorks赤字転落報道!

2023年7月3日付けの官報にて株式記者Clover Worksの決算広告が掲載されました。決算広告は「株主総会後に資産状況を公表しろよ」という法に従って広報する情報のことですね。

で、そんなCloverWorksの決算広告で2023年の3月期の決算が赤字に転落しているということでニュースになりました!びっくり。

●Clover Worksが活躍した2022年度!

赤字転落の何にびっくりするかといえば、CloverWorksといえば2022年に話題となったTVアニメを数多く世に送り出した会社だからです。

『SPY×FAMILY』『ぼっち・ざ・ろっく!』『明日ちゃんのセーラー服』『その着せ替え人形は恋をする』(※前年度末)などなどタイトルを見ると立て続けに話題作を製作していたことがTVアニメ好きの方からはわかるのではないでしょうか。

https://twitter.com/BTR_anime

人気アニメを作ればその年そのままガツンと黒字反映される.....みたいなシンプルな話じゃないのが今回の報道の学びではないでしょうか。


実際のところCloverWorkshは大丈夫なの?

●先ずは一次ソースを見てみようぜ

ここから先は

1,933字 / 5画像
この記事のみ ¥ 198

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?