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2023年6月4週末目のアニメ映画興行動向レポート&ゲーム映画世界興行収入ランキング2023

8月末なのに今更6月末の話を書いていてすみません。
6月4週末目のアニメ映画興行ウォッチングを思い出しながらやっていきます。


2023年6月23日〜6月25日の週末動員数ランキング

1位 リトル・マーメイド
2位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
3位 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
4位 青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない ★
5位 憧れを超えた侍たち 世界一への記録
6位 怪物
7位 劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiD
8位 大名倒産
9位 ワイルド・スピード / ファイヤーブースト
10位 ザ・フラッシュ

http://www.kogyotsushin.com/archives/weekend/202306/25000000.php

今週も首位は『リトル・マーメイド』
6月末時点で興行収入は20億円に到達しています。
未来の話をすると、最終30億円に到達しています(8月に執筆しているからわかること)。120億円超えの『アラジン』『美女と野獣』ほどではないにしろしっかり大ヒットとなっています。

2位には9週目のここに来てまたもや上昇の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。特に目だった施策もなかったのに、日本語吹替版の音声に日本語の字幕がついたバリアフリー字幕上映を実施した効果なのでしょうか?

……と思ったけど、実はこの数日前にニンテンドーダイレクト(任天堂が公式で定期的に実施している新作広報プログラム)が配信され、マリオの新作ゲーム「スーパーマリオブラザーズワンダー」やリメイク作品「スーパーマリオRPG」の発売が発表されたばかり。

新作ゲームの発表が興行に効果を発揮するところが、ゲーム原作作品ならではです。

4位には初登場の『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』がランクイン。久しぶりの青ブタシリーズ新作です。

7位には『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiD』がランクイン。7週連続入場者プレゼント。この週末は、第6弾メモリアルフィルム<前半>が貰えましたよ。

11週目を迎えた『名探偵コナン黒鉄の魚影』がついに圏外へ。
お疲れ様でした……と言いつつ、まだまだ興行自体は続いています。

初登場『劇場版Collar×Malice deep cover 後編』『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY』は圏外スタートです。

以上、そんな感ジ。

先週のレポートは以下の通り。

この週末からは『バイオハザード:デスアイランド』『愛しのクノール』『マスターオブスキル - For the GLORY-』が上映スタートです。

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『ザ・スーパーマリオブラザーズムービー』の大ヒットで注目のゲーム映画世界興行収入ランキング。近年多数登場しているゲーム映画がどれくらいの興行をあげているのかの成績を追っていきます。


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【購読者向】ゲーム映画も興行上位に?時代の変化

“オタク”という言葉が変化して、一般的にアニメやゲームといった文化が一般的な趣味として許容されてきたことにより、近年“ゲーム”の映画化企画が続々と登場し、興行的にも高い成績を収めています。

ゲーム映画自体は昔からありましたが、どちらかといえばカルト的な人気だったりと、制作スケールとしてもそれほど大きくない作品も多かったのですが、最近ではビックバジェットでの公開作品も少なくありません。

そんなゲーム映画のスケールの現在をしてるゲーム映画興行収入ランキングを紹介します。

■ゲーム映画興行収入ランキングTOP10

最新のゲームが原作映画の世界興行収入ランキングは以下の通りです。

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