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第84回桜花賞観戦記

阪神競馬場には過去にも何度か行ったことがあるのですが、GⅠ開催日に訪問するのは今回が初めて。阪神競馬場で行われる唯一の旧八大競走で、前からずっと現地で観戦してみたかったレースでした。

たまたま別の予定で西日本方面にいたので、今回はそれに便乗する形で現地観戦に行ってみることにしました。今年は例年に比べると桜の開花が遅れ気味だったので、ちょうど満開の時期にレース開催となり、そこはラッキーだったなと思います。

この桜の正体は…
こういうことだそうです

レースの方は阪神JFの1、2着馬が入れ替わる結果となりました。どちらもトライアルレースを使わずぶっつけ本番のローテーション。ぶっつけローテは最近のトレンドのようですが、それできっちり結果も出ているケースが増えているので、時代は変わったなと思います。

最後の直線での追い比べ

勝ったのは2番人気のステレンボッシュ。レース前は馬の実力よりもモレイラ騎手+国枝厩舎のコンビが侮れないなという感じで考えていましたが、見事に結果を出しましたね。

で、2着が2歳女王にして1番人気のアスコリピチェーノ。一応本命にしていたのですが、正直あまり自信はありませんでした。しかし、終わってみれば連対は確保。なんか知らないけど最後はきっちり来る馬というのが現時点での印象です。

表彰式の様子

3着以降の馬については、13着に終わったチェルヴィニアのことを少々。個人的にこの馬はオークスで本命にしようかと考えていて、今回は何とか3着くらいに食い込んでくれないかと期待していたのですが、想像以上の大敗でした。

鞍上のムルザバエフ騎手は休み明けを敗因に挙げていたようです。予定通りのぶっつけだったのか、途中でレースを使う予定が狂ってぶっつけになったのかは不明ですが、間隔を開けすぎるのも良くないということですかね?とりあえずオークスでの本命予定は、一旦取り消しです。

ついでなので、話の流れで次のオークスに向けての展望も少し書いてみることにします。

まず今回の1、2着馬ですが、どちらの馬も距離延長は特に問題にならないと思うので、同世代の牝馬同士で争うオークスなら桜花賞同様この2頭が中心と考えていい気がします(追記:アスコリピチェーノはNHKマイルカップに向かう模様)。

まだトライアルレースが残っていますが、ここから桜花賞組を脅かすような馬は出てきますかね?別路線組だと、この日行われた忘れな草賞を勝ったタガノエルピーダは面白い存在かもしれません。

さて、阪神競馬場は今開催を最後にリフレッシュ工事のためしばらく休催になるようです。来年の春までの予定みたいなので、次の桜花賞までには工事は終わっているでしょうか。そんなに大きく変わる感じではなさそうですが、機会があればリニューアル後の阪神競馬場にも行ってみたいと思っています。

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