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第54回高松宮記念観戦記

今年初のGⅠ現地観戦です。

雨模様だったので迷ったのですが、中京競馬場は久しぶりだったのと、このところ休日は家に籠っていることが多かったこともあり、ちょっと外出した方がいいなと思い、行ってみることにしました。

当日は、小雨が降ったり止んだりの天候でしたが、大雨にならなかったのは幸いでした。

入口では歴代優勝馬のメモリアルが

中京競馬場での有名なレースの1つといえば、金鯱賞のスズカさん。大逃げしているのに最後の直線で後続との差が広がり、最後は大差勝ちという異次元の走りでした。

サイレンススズカ像

場内の紹介はこのくらいにして、ここからは簡単なレース回顧を。

優勝したのはマッドクール。個人的には全くのノーマークでしたが、後から戦績を見ると昨年のスプリンターズステークスで2着に入っており、それなりに実績はある馬でした。とはいえこのレース前まで重賞は未勝利だったので、6番人気はまぁ妥当なところでしょうか?

優勝したマッドクールさん

2着は2番人気のナムラクレア。気づいたら内から伸びてきていました。最後はかなりきわどいところまで追いつめたように見えましたが、あと一歩でしたね。

3着は香港から遠征してきたビクターザウィナー。わざわざ遠征して来たということはそれなりに自信があってのことでしょう。最後はよく3着に残ったなと思います。香港は「スプリント王国」と呼ばれているらしいですが、さすがの走りだったと思います。

それ以外の人気どころでは1番人気のルガルが10着。ここまでの勢いが評価されていたみたいですが、実績を考えると今回は人気し過ぎでしたか?

昨年のスプリンターズステークスを勝ったママコチャは8着。重馬場が敗因かと思っていましたが、ジョッキーのコメントをチェックしたら寒い時期で本調子ではなかったみたいな理由を挙げていました。

さて、全レース終了後にはメイケイエールの引退式がありました。中京競馬場での引退式もGⅠ未勝利馬の引退式も珍しい気がします。特に思い入れのある馬ではありませんが、せっかくなので少し見学。

引退式でのメイケイエールさん

勝っていれば引退レースで初GⅠという劇的な幕切れになるところでしたが、そううまくはいきませんね。ただ、近走の成績を見ると、仮に良馬場だったとしても残念ながら掲示板に載るのが精一杯くらいだったと思います。

…と、ここで終わってもいいのですが、今回は最後にもう一つだけ。

なんと、馬券が当たりました。1着馬が無印だったにもかかわらず、しぶとくワイドが的中。なので、レース中は先頭争いよりもビクターザウィナーが3着に残るかどうかの方が気になって仕方がありませんでした。

まぁ、ワイドで10倍つけば御の字でしょう。悪天候の中、わざわざ観に行って良かったと思える出来事でした。

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