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地方公務員を目指してから現在に至るまでの話

何について書こうか迷いましたが、最初なので自分の事について書き記していこうかと思います。自分が何者なのか分かってもらえたら嬉しいです。

現在はフリーターです。新卒で東京都の市役所に入庁しておよそ1年半勤務しておりました。

この仕事を目指そうと考えたきっかけが

・安定してるから
・家族や親戚も喜んでくれるから
・何となくモテそうだし、仕事も楽そうだから

主にこの3つでした。

特にやりたいこともなくて、民間の企業はいつ倒産するかわからないし、営業は自分の内気な性格上絶対にやっていけないだろうと考えていたので、男で事務職といえば公務員かなとも考えました。

17年の入庁を目指して、大学4年になる16年3月から民間企業の就職活動、卒業論文、アルバイトと並行して公務員試験の勉強を始めました。当時は時間がないと言い訳ばかりしていたことばかり思い出します。結果として行きたいと思っていた自治体とは縁がありませんでしたが、ある自治体から補欠というカタチで内定をもらいました。通知をもらった次の週に繰り上げの連絡をもらったので、実質本内定だと思ってください。

理想と現実の違い

いざ4月になって辞令交付式。一番行きたくないと願っていた部署に配属が決まりました。実際に仕事が始まっても興味のカケラもない専門用語で膨大な仕事量、病院の先生は気難しい人ばかりで上司との板挟みで毎日怒られてばかり。要領よく仕事をこなせる人間でもなかったので、毎日遅くまで残業しながらも自分なりに頑張っていました。

理想に描いていた楽で定時に帰れる生活とは程遠かったです。

次第に仕事に行くことが苦痛になってきました。休みの日も仕事の事ばかり考えてしまい休んだ気がしません。睡眠の質、食欲もどんどん落ちていきました。そして、ずっと張り続けていた緊張の糸がプツンと切れたかのように今年の3月に体調を崩してしまい、半年の休職期間の後、退職して現在に至ります。

退職にあたって家族や職場ともかなり揉めました。「たくさん勉強してせっかくなれたのに勿体無い」、「こんなんで辞めたらどこでもやっていけない」色んな事を言われ続けましたが、それでも自分の意志を貫きました。

これからの事は何も分からないけど、自分はこの組織では働いていけないと感じてしまったからです。キッカケなんてそんな些細な事からだと思います。人生で初めて親に反発しましたが、23歳にしてようやく本当の意味で自立出来た気がします。

現在はアルバイト等で生計を立てながら一人暮らしをしています。ずっと実家暮らしだったのでとても新鮮ですし、自分の責任で自分のやりたいと感じた事をひたすら実行しているので本当に毎日が楽しいです。ブログもそのうちの一つです。

まとめ

自分の意志で人生を選択していく事に凄く意味を感じてます。自分の人生ですからそこに世間、家族等が介入する余地はありません。この経験がそれに改め気付かせてくれたきっかけになりました。成功か失敗かなんてことは二の次であって、皆さんにも自分で選択する事にもっと価値を見出して欲しいです。自分は安定と言われていた職を捨てて自由を求める選択をしました。今とても幸せです。

これからも不定期ですが、更新していきたいと考えているので、また読んで頂けたら嬉しいです。





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