「迷惑ボランティア」という世界

昔々から小さな声で話題になってきたことだ。

千羽鶴はその代表と言えるが他にもたくさんある。

大規模救援活動は兵站(ロジスティクス)の分野なので行政がしっかりした対策と周知を事前に行う必要がある。

日本独特の宗教があってそれは「言霊」である。

「縁起でもない」が発動するので必要な対策を煮詰めることができない。

尤もそれらも含めて国民への教育・周知不足は行政の怠慢だ。


ひろゆきさんとかダイゴさんとかいった人たちはそれでは面白くない。

シノギにならない。

だから敢えて必要のない炎上を作るために人民の敵をメイクする。

矛先を敢えてズラして「バカ」をでっち上げ「バカ」を煽って攻撃させる。

マスコミと同調してトピックにする。

二次三次炎上が起こるたびに元ネタが取り上げられ二度三度とシノギになる。

啓蒙活動を装った迷惑を超えた悪質ボランティアと言えるだろう。

山口組とかいう反社組織が大震災になると張り切りだす。

支援活動は広域ロジスティクスなので勝手に動かれると後々大迷惑。

統一的な大きな計画のもとで整然と行う必要がある。

しかし誰も文句が言えない。

被災者としても「助かりました」「俠客ですな」としかいいようがない。

その場では確かに助かるのでありがたいと言えばありがたい。

渡邊芳則さんは司忍さん達から「あんたは人気が悪すぎる。やめなはれ!」と言われて組長を降ろされたらしい。

それでも支援活動を頑張ったことで民衆の人気は高かったはず。

お飾りだった渡邉さんに本当の人気が出てしまったので担いでいる連中がウザがったのか?

溝口淳さんのルポにしても、仁侠ファン向けにちょっとやっぱり、そこはやっぱり匙加減というものが。

田岡一雄さんの自伝エピソードはちょっとこれは・・という盛り過ぎ満載だ。

でも誰もツッコめない。

田岡さんの実像は昭和裏面史の本気のタブー。

田岡由伎さんの手記もそうだけど山本広さん地道行雄さん菅谷政雄さん達の業績がスルーされているので不自然になっている。


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