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核廃絶とキキとジジ

助けてください。『魔女の宅急便』的危機的状況です。

と、いうと
突然スランプに陥り、ほうきで空を飛べなくなってしまった…
「どうしよう…ニシンのパイを届けなくっちゃいけないのに…」
そんな“キキ的状況”か

キキに伝わる言葉がしゃべれなくなってしまい、
お隣の白いおしゃれキャットといちゃつきはじめた黒い猫
“ジジ的状況”かと思われるでしょう。

どちらも違います。
『魔女の宅急便』的危機的状況というのは

目に映るすべてのことはメッセージ状態ということなのです。

え?ちょっと何言ってるかわかんないっす…
って、待って待って!帰らないで!!
説明させていただきます。

今、わたしは自転車に乗っています。
正確には自転車に乗って通勤中に頭の中に流れた言葉を、帰ってからこうしてパソコンに向かって書き起こしているので、今は自転車に乗ってはいません。言葉の綾ですね、許してください。
とにかく自転車に乗っていても、なにをしていても
目に映るすべてのことはメッセージ状態ゆえに、頭の中に思考が流れはじめるのです。
そしてそれは、とにかくメッセージなので、とにかく伝えなければいけません、とにかく。とにかく。兎に角…てなんだろう。

はっ…!『とにかく』の方がメッセージになる前に『自転車』の方のメッセージを先に伝えますね。でないと「こっちが先だろ!」と『自転車』に怒られますので…

きょうも自転車に乗って通勤するわたしは思いました。
「なんで自転車に乗ってるんだろう…」
通勤してるんだろう…とみなさんはお思いでしょうね。
待ってね、まだ帰らないでね。

なんで自転車に乗って通勤してるんだろう…
ということなんです。
わたしが向かってるのは訪問介護の訪問先宅ですが、12時に1件目を終えて
次は14時からの2件目なのです。最初は10時に家を出て下った坂を12時に上り14時にまた下っている状況なのです。

ん…?なんで同じ坂を一日に何度も下ったり上ったり下ったり上ったりしてるんだろう…と思ったわけです。
すきなんだろうか?
―じぶん内会議を急遽開いてみましたが、同じ坂を一日に何度も下ったり上ったり下ったり上ったりする趣味はわたしにはないことが決議されました。
ではなぜか。

そうだから。そうなっているから。それが仕方ないことだから。

電車で通勤しているという方も、同じように何度か思ったことがあるでしょう。
なんで毎日こんな満員電車に乗って通勤しているんだろう…(ついでに言うと行きたくもないのに)と。
すきなんですか?おそらく違いますよね。

そうだから。そうなっているから。それが仕方ないことだからです。
好き好んで満員電車に乗るなんて、痴漢か『圧迫祭り』を楽しんでいるかで、要するに変態しかいないでしょう。

こんなふうに、「絶対にこうじゃない方がいいのに」「これがすきなわけじゃないのに」と思いながら変えられないことがたくさんあります。
そうだから。そうなっているから。それが仕方ないことだから。
では、なぜ“そう”なんでしょう?

それは、みんなが一斉に「これはおかしい」と思わないからです。
ひとそれぞれということ、違いがこの状況を作っているのです。

核兵器がなくならないのも、戦争をしている国や地域が常にあるのもこれ。
みんなが一斉に「核兵器や~めた」「戦争はしない方がいいね!」と思わないからです。
ひとそれぞれ考え方が違うから。

では、ひとそれぞれ考え方が違うのはなぜでしょう?

これこそ、そうだから。そうなっているから。それが仕方ないことだから。
というしかなさそうです、いまのところは。
ひとそれぞれ考え方が違うということが必要なのでしょう。

なのでみんなが“一斉に”「これはおかしい」と思うことはないのです。
ここで大事なのは“一斉に”ということです。“思うことはない”は“一斉に”にかかっています。
違いをなくしてひとつにすることが無理なのではなくて
一斉にみんなが同じ方向を向き、同じ方向へ向かうということは起こりえないのです。


なぜか?
そうだから。そうなっているから。それが仕方ないことだから。
これがまだわたしにはわからない。そして、これがわたしの―世界の命題だと思っています。
世界は果たしてひとつになれるのかを
「なれる」という仮定のもとに証明する!
これが、ライフワークだと確信しています。

一斉にみんなが同じ方向を向き、同じ方向へ向かうということは起こりえないけれど、違いをなくしてひとつにはなれるということを表したのが


Piece to Peace

で、その方法もここに含めました。

近い思考や理論を集めて、遠い思考や理論を迎えに行きます。
待ってろよ~。

わたしは、パズルの1ピースでありパズルを完成させようとする外側のモノでもあるので。
パズルはやるからには完成させて全体像を見ることが最終目的だし、たったひとつのピースも欠けさせては完成とはいえないのです。
そして、なにより完成までを楽しむもの。

大きなプレーヤーも動き出しましたね。



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