見出し画像

クランズオブカレドニア戦略(3)リソース編

この章では、お金とリソースの考え方について解説する。ただし、実際のゲーム中はここまで細かく計算する必要はないので、ふんわりと頭に留めておく程度で構わない。

(1)序章
(2)アクション編
(3)リソース編
(4)ゲームプラン編
(5)氏族編
(6)港編

リソースの考え方について

このゲームでは、リソースの種類が多く、契約タイルで要求される量も違うため、どれがどれだけの価値を持っているのかがわかりづらい。しかし、すべてのリソースはお金で解決することができるため、お金に換算して考えることである程度の目処がつきやすくなる。

まず、基本品は5金、加工品は10金として考える。正確にはレートの変動があるためこうならないことが多いが、初期のレートに近いこれを基準として考える。

また、ワーカー以外のユニットは土地代込みで10金(小麦は20金で2生産)として考える。これも実際には少し高くなることが多いが、概ねこれくらいだと考える。

すると、契約タイルで要求される羊毛は一つ5金、肉/加工品は一つ10金という計算になる。

このタイルの要求値は4資材分、つまり40金分ということになる

タイルの要求値に対する右側の勝利点の倍率については基本的に差はあまりない。
2資材分のタイルの勝利点は4資材分の勝利点の半分くらいだ。
ここに綿花/タバコ/サトウキビのレートの変化で点数に差が出てくる。

利益率の考え方について

ではこの10金を投資に回した時の価値はどうなるだろうか。

このゲームの利益率について計算してみよう。木こりユニットは土地代込みで7〜8金で設置でき、1人4金の利益を生み出す。

牛とチーズ工場のセットを置く場合、前述のようにユニットの設置コストは1つ10金だから、牛+チーズ工場=20金、生み出される利益はチーズ=10金だ。

つまり、このゲームの利益率は大体0.5となる。

そしてこのゲームのラウンド数は5ラウンドなので生産は5回行われる。ただし、最終ラウンドに生産されたものは使用できないため、4回の生産が行われると考える。

以上を踏まえて考えると、1ラウンド目に10金の投資をすることは、10×0.5×4=20金分のリターンがあると言える。

1ラウンド目の10金には20金分の価値があるということを念頭に入れておこう。

そして10金と言えば前章で解説した港ボーナスがある。この港ボーナスも額面上は10金分の価値しかないように見えるが、10金を投資に使うことを考えると1ラウンド目には20金分の価値があると言える。

1ラウンド目に港ボーナスを2つ使用した人とゲーム中全く使用しなかった人、ゲームを通してそれだけで40金分の差がついてしまう。

以上のことから拡大や港ボーナスは1ラウンドでも早く、を心がけよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?