見出し画像

非喫煙者の僕が喫煙所について相談された話

むずいのう

今や日本の喫煙率は20%を下回ったとどこかで聞いた。
しかし、僕の在籍する業界は異様に喫煙率が高い。
計算した訳ではないが、いいとこ50%は守っていそうだ。

そんな僕はというと、
生まれてこの方、1本も吸ったことがない。
咥えたことすらない。
薦められても全てを断り続けてきた
融通の効かない僕なのである。

そんな僕だが、
断固として嫌煙派ではない。
愛煙家ではないが、
他者の趣味嗜好は否定すまいと
生きて来た。

ダイバーシティ(多様性)なんていう言葉を学ぶ前からだから、
僕の一つのポリシーとも言える。

だって、自分の好きなものを否定されるのは
誰だって辛いじゃないか。

正直言って、煙に苦しむこともあったし、
タバコを吸わない奴は仕事が出来ないなんていう
ミラクルロジックに悩まされる事もあった。

それでも僕は、
喫煙者を肯定しつつも、僕は吸わない
という綱渡り会社員生活を
15年間続けて来ている。

そんな僕だからこそ、言わせて欲しい。

「喫煙所にするの、もう少しいいところないかな?」

知るかいそんなこと


吸う事は否定しない。
好きにすればいい。
臭いのも多少であれば我慢しよう。
何なら日々、落ちた吸い殻だって
気が向けば拾ってる。

自分が住みやすい世界を作るには
自分から歩み寄るのが鉄則だから。
だいたいのことは大目に見る。

でもだからといって、
僕に喫煙所の位置まで相談するのは
ちょっとラインオーバー気味やしないか。

僕は嫌煙者ではないが喫煙者ではない。
喫煙者による喫煙者の為の喫煙場所はさ。
喫煙者がどうにかしてくれれば良くないか。

吸う場所が減って
肩身が狭くなっちゃって困るよなんて

知るかいそんなこと


彼女が出来た事がない男に
モテてモテて仕方ない的な
相談をしたら顰蹙を買うだろうに。

何故生まれてこの方
1本も吸ったことのない僕が
喫煙所の相談をされて、
挙句設置までせにゃならんのだ。
(結局したって話)

中間管理職はつらいぜ。

二日連続で愚痴っぽくなってしまった。
明日こそ楽しい話をしよう。

また明日。
こんな話を読んでくれてありがとうございます。
なんかすみません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?