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2024/01/07


12月が終わり、1月になった

12月は仕事が1番忙しい時だったから自分はどこかおかしくなっていたが、好いている人と関わるたびに少し気持ちが正される感じがしてその感覚がとても気持ち良かった

友達に送るために初めてクリスマスグリーティングカードを選んだ
クリスマスなんてあまり身近じゃないのに紙でのやり取りできるのがうれしくてはしゃいで買ってしまった
小さなことでも頼まれていないことを自分で選択して決行するのには勇気がいった
結局グリーティングカードは上手く書けなくて送らなかった 最初からこうだった

一緒に送る手紙を書いた 地味だけど筆跡がわかりやすいからシャーペンがいいと思った
消えると言うことは存在したということだと誰かが大昔に鉛筆で書いた手紙を見て思ったことがある


年末は姉の家に泊まった
「せーちゃん年明けるよ」って仕事でへとへとでコタツで寝てた私を起こして、子供みたいにカウントダウンにはしゃいでる姉を寝そべりなりながら見て、身体を半分起こしておめでとうって言ってまたコタツの中で寝た

お正月は実家に帰った
子供の頃に感じるお正月の朝は異様に光が強くて眩しい感じがあったが今年はその光が実家に帰ったらあった

一瞬で実家にいた頃の自分に戻る
それは姉も同様で、あの頃に戻ったみたいでとても愛おしかった

ボロボロな実家を見てここが安全でありますようにと願って帰る
いつもグラウンドにお辞儀する野球選手のように「ありがとう」を伝える

私が毎日泣いてた場所を見て過去の自分を浮かび上がらせる
同じ視点になると乗り移ったようになる
だから私はずっとおんなじだった
もう10年前の自分

▱▱▱


あの頃はああだったのに、今は自分の人生が蓋を開けてみればクソほどつまらない人生だったことを現在絶望している
もう1人だから音楽を鳴らす必要がないけど
頭の中の汚い水を濾すために必要である
もう1人だから逃げる必要もない
好きなだけノートに文字を書いても誰にも見られない
だから私は部屋でずっと文字を書いている
これを排水と呼ぶ人もいるらしい
頭の中に汚い水はある

仕事を頑張っているのに平均以下なのが悲しい
頑張っていると頑張りすぎるなと言われる時もある




冬が私の足首を掴んだ
死んだ時 髪が綺麗だったらいい
時間が経った油の匂いが染みつく
メジロが不思議な形をした花の蜜を突いている
後悔するなら やめればいいのに

消えゆく 自分の若さにはかない刹那的な美しさを感じていられたら
私は何ひとつわからずに まだ未熟で
おそろしく若い

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